お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

成人矯正治療の理由、半数以上が子どものころからの”歯並びコンプレックス”

マウスピース装置(アライナー)による矯正歯科治療「インビザライン・システム」を提供している、アライン・テクノロジー・ジャパンは、成人後に矯正治療を受けた人300名を対象に「矯正歯科治療 患者意識調査」を実施。調査結果から、成人患者は、大人になってから歯並びが悪いことを気にした人よりも、子どもの頃から歯並びを気にしていた人の方が多いことがわかった。調査時期は2013年3月。

●成人患者の半数以上、子どもの頃から歯並びを気にしていた

  • いつから歯並びの悪さを気にしていたか?

  • 子供の頃、なぜ歯並びの治療をしなかったか?

また、子どもの頃から歯並びを気にしていた人のうち、43.7%が「(子どもの頃は)治療したいと思わなかった」と回答。一方、「治療したいと思ったが、親に相談しなかった(32.2%)」「親に相談したが、治療に至らなかった(24.1%)」のように、子どもの頃に治療意向があっても、治療に結びつかない人が多い傾向もみられる。治療に至る経緯について聞いたところ、大人になってから歯並びが悪いことを気にした人は42%、子どもの頃から気にしていた人は58%となり、後者の方が多い結果となった。

●矯正治療をしなかった理由は「装置の見た目」「治療費」

子どもの頃に矯正治療をしたいと思わなかったのはなぜか?

子どもの頃に矯正治療をしたいと思わなかった人に対し、その理由を質問したところ、「治療装置の見た目(61.8%)」が最多。次いで「治療費(51.3%)」、「治療の痛み(34.2%)」、「食事や歯磨きへの影響(11.8%)」、「受験や部活などへの影響(10.5%)」などの回答があげられた。

●目立たない装置の認知度は

  • 裏側ワイヤー矯正を知っているか?

  • 透明マウスピース矯正を知っているか?

目立たない装置による矯正治療方法である、「裏側ワイヤー矯正(歯の表側につけるワイヤー矯正装置を、歯の裏側につける治療方法)」と「透明マウスピース矯正(薄く目立たないマウスピース矯正装置を使った治療方法)」の認知度について聞いたところ、「裏側ワイヤー矯正」を「子どもの頃に知っていた」と回答した人は5.3%。

また、「透明マウスピース矯正」を「子どもの頃に知っていた」と回答した人は3.3%にとどまった。一方、「現在知っている」と回答した人は、「裏側ワイヤー矯正」が63%、「透明マウスピース矯正」が57.3%にのぼっている。

●実際の治療費は「50万円未満」が最多

実際に矯正治療にかかった治療費はいくらか?

実際に自身の矯正治療にかかった治療費について聞いたところ、「50万円未満」が42.7%で最多。次いで、「50万円以上100万円未満(34.3%)」、「100万円以上150万円未満(16.3%)」、「150万円以上(6.7%)」となっている。

※この記事は2013年04月16日に公開されたものです

SHARE