言いづらいことを伝えるには? 「上司への異論の唱え方」
仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!
上司や先輩のアドバイスは素直に聞くのが正しい姿。とはいえ、「これはちがう」、「こっちの方法のほうがいいのでは?」と思うことだってあるはず。そんなとき、場の空気を悪くせず言う方法はあるのでしょうか? 働く女子たちが実践している、波風立てない異論の唱え方について聞きました。
■時間をおいて(23歳/出版)
「ディスカッションをしているというときは、お互い熱く頑固になってしまうもの。異論があるときは、少し間をおいてから『先ほどの件ですが……』と冷静に話をもちかけるようにしています」
頭に血がのぼった状態では、火に油を注ぐだけ。言いたいことが募っているときほど、少し間をおいてみましょう。
■控えめが大切!(30歳/販売)
「異論を唱える際は『そうじゃなくて』とか『それはちがう!』などと、相手を否定して自分の意見を押しつけるのではなく、『私の考えを述べてもいいでしょうか?』と下手に出るようにしている」
上司と部下、先輩と後輩のという上下関係を頭にとどめておきつつ、聞いてもらうという姿勢を忘れずにいたいですね。
■提案する(29歳/IT)
「『こういった方法もあるのですが、どうでしょうか』と、別のアイデアを提案します。『これだとこんなメリットがある』と伝えれば、相手も『確かに』と納得しやすい」
誰しも、否定されるだけだとムッとしてしまうものです。最善の方法を一緒に考えていると伝われば、良好な関係が築けそう。
■まずは肯定する(25歳/商社)
「どんな意見でも『それいいですね!』や『確かにそうですね』と言うこと。その後、しばらくたってから、『考えてみたんですけど、こういう場合だと難しそうです』と切り出し、別の意見を言うようにしています。同じ否定でも、一度賛同しているかどうかで見え方が違うので」
まずは相手の意見を肯定したうえで起こりうる問題点を指摘すれば、反論を聞く気になってくれるはずです。
多くの人が気をつけているのが、「角が立たないよう、遠まわしに言う」、「上司(先輩)のプライドを傷つけないようにする」ということでした。上下関係は難しいですが、お互いの意見を正直に話し合える関係になれれば、仕事上でよいパートナーシップを築けるはず。あなたは上司に異論を唱える際、気をつけていることはありますか?
(ふくだりょうこ+プレスラボ)
※この記事は2013年02月11日に公開されたものです