結婚した男性=結婚願望が強かった男性?
一昔前と違って、今は結婚のタイミングも人それぞれ。一生独身を貫いたり、パートナーと暮らしていても籍は入れていなかったりと、ライフスタイルも多様です。
そんな現代において、「結婚」という選択をした男性たちは、若いころからかなり結婚願望が強かったのでしょうか……?
あなたは、若いころから結婚願望が強いほうだったと思いますか?
はい……55%
いいえ……45%
「はい」「いいえ」でさほど差がつかず、意見が真っ二つという結果に!
では、それぞれのご意見を見ていきましょう。
元から結婚願望が強かったのは、親の影響という人が多し
●親が幸せそうだから、自分も!
「特に意識はしていなかったが、自分の親が23か24くらいで結婚していたので、自分もいい人がいれば社会人になって数年で結婚するものなのだと思っていた」(29歳/情報・IT)
「結婚しないなんて、考えたこともなかった。親が幸せそうだからかな」(29歳/学校・教育関連)
「家庭を持ってはじめて一人前だという考えから」(36歳/団体・公益法人・官公庁)
「はい」と答えた多くの人から、その理由に、自分の両親の影響を受けているという声が届きました。親は、幼いころから見ている一番身近なカップル。両親が幸せそうなら、自然と「自分も将来こんなふうに」と思うのでしょう。「それなりの年になったら結婚するものだ」という価値観も、親の影響は大きいのではないでしょうか。
●どうせなら早いうちに
「いずれ結婚するのだから、早いほうが良いと思った」(32歳/医薬品・化粧品)
「若い父親になりたいから」(25歳/電力・ガス・石油)
プレッシャーを感じるのも嫌だし、人生のイベントをさくさく進めてしまおう!という感じでしょうか。また、若い親になりたい、子供が欲しかったからという声もいくつか届いています。自分が子供だったころを考えても、友達の若いパパ・ママはうらやましく感じたものです。
●不安にかられて
「ひとりで生きていくことに不安があったため」(28歳/警備・メンテナンス)
人生の転機ですから、さまざまなことを考えるもの。将来孤独なのは嫌だ……という、ネガティブな思いも、無視できません。
「将来、自分は絶対に頭が禿げると感じたから」(38歳/医薬品・化粧品)
……すみません、切実な問題でしょうが、笑ってしまいました。
確かに、一生残る結婚式の写真などで頭がさびしいのは悲しいかもしれませんね。しかし、いったいどういう理由でそんな確信を持ったのでしょう。お父様やお祖父様を見て?
「いいえ」の人が、結婚願望が強まったきっかけは?
●パートナーや家族などに説得されて
「相手から迫られたため仕方なく」(26歳/公務員・団体職員)
「将来を考えろと怒られて」(34歳/印刷・紙パルプ)
自分はそうでもなかったけど、相手が結婚したがった、家族の勧めがあったなどと答えた方は多いもの。周りの後押しは、やはり大事なようです。
●予想外の出来事があった!
「転勤がきっかけになった」(33歳/金属・鉄鋼・化学)
これは良いきっかけですね! それなりの期間つき合っているなら、自然と結婚話になるでしょう。
「できちゃったので」(33歳/その他一般事務)
予想外の妊娠は大変ではあるでしょうが、「もう結婚するしかない」という状況にはなるでしょう。
●長くつき合った、適齢期を迎えたから
「長くつき合ってけじめをつけなくてはと思ったから」(36歳/その他技術職)
「四捨五入で40歳になる前には結婚したかった」(35歳/通信)
女性に出産のリミットがあることを考えれば男性のほうが少し猶予はありますが、やはり年齢やつき合った年数もポイントになるよう。30歳を超えると、周囲も結婚し出します。
●相手への想いが強くなったから
「じわじわと思いが積み重なって、願望が強くなったのだと思います」(36歳/印刷・紙パルプ)
「いい人に出会えて、この人以上はないと思ったから」(32歳/機械・精密機器)
結婚願望というよりも、パートナーに対する愛から結婚を意識したという熱いメッセージ! いいですねぇ。
「流れに任せていたら、いつの間にか結婚していた」(29歳/商社・卸)
パートナーの方が上手に誘導したのでしょうか。でも、「まあいっか」と思えたのなら、きっとそれで良かったのでしょう。それも人生だと思います。
いかがでしたでしょうか。元から結婚願望が強かった人だけではなく、さほど結婚願望が強くなかった人も、いろいろなきっかけで結婚を考えるようになるのですね。
結婚を考えている女性は、ぜひ参考にしてください!
(文/島田彩子)
※姉妹サイト『マイナビニュース』(http://news.mynavi.jp/)にて2012年8月にWebアンケート。有効回答数295件(マイナビニュース会員:22歳-38歳の社会人男性)。
※この記事は2013年01月14日に公開されたものです