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気が合わない上司を味方につける方法とは?「人間は大きく3つに大別される」

人には「相性」というものがあります。そのため、別に相手に対してなにも失礼なことをしていないのに「なんとなく嫌い」というよく分からない理由で嫌われてしまうこともあります。それが上司だとやりにくいですね。

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上司の「タイプ」を知る

ドイツの精神病理学者・クレッチマーは、人間の気質は大きく分けて3つに分類されるとしました。

「躁うつ気質」
社交的で誰とでも打ち解けられる。その反面、感情の波が激しくさっきまではしゃいでいたかと思うと、急に何かに落ち込んでいるというような場面がしばしばみられる。

「分裂気質」
自分ひとりの世界に閉じこもりがち。他人に興味を示さず、ひたすら家で好きなことをしていたりする。

また、井戸端会議など、他人との会話に自分から積極的に参加することはめったにない。しかし、他人に対する興味が薄い割に他人の言動にすぐ傷つくなど影響を受けやすく、また、自分が傷つけられることには敏感だが、自分が他人を傷つけることにはあまり頓着しないというちょっと自分勝手な面もある。

「粘着気質」
几帳面な性格で、非常にまじめ。曲がったことが大嫌いな正義漢で、気に入らないことがあると突然大きな声で怒鳴り出したりすることもある。頑固な面があり、自分の意見が通るまで粘り通すこともしばしば。

タイプ別上手な付き合い方

上司のタイプが分かったら、どうすればうまく付き合えるのか対策を練りましょう。相性が悪いのはどうしようもなくても、うまく工夫することで歩み寄ることはできます。

「躁うつ気質の上司」
気分屋なところのある上司に対しては、上司の言動をいちいち真に受けて気にしすぎないことが大切です。例えば、上司が機嫌の悪いときには返事もしない困った人でも、「こういう人だから仕方ない」と軽く受け止め、何か用事があるときは機嫌のいいときを狙って話しかけるようにしましょう。

「分裂気質の上司」
分裂気質の上司は他人に意見を押し付けられることを嫌うので、自分の意見を言うときにはそこに必ず上司の意見を盛り込むようにしましょう。

「粘着気質の上司」
与えられた仕事は絶対に手を抜かず、相手の期待に全力で答えようとすることが大切です。また、頑固に自分のペースを守りたがるので、用事があるときはいきなり用件を話し出さず「いつならお時間ありますか」とお伺いを立てるといいでしょう。

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