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土用の日に土いじりや草むしりをしてしまった! 対処法はある?

スピリチュアル

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土用の日に土いじりや草むしりをするのは良くないといわれています。では、それはなぜなのでしょうか? また、土いじりや草むしりをしてしまった後で、「そういえば土用の日だった」と気づいた人もいるでしょう。そのような時の対処法も紹介します。

土用の日に土いじりや草むしりをするのは良くないといわれています。では、それはなぜなのでしょうか?

また、土いじりや草むしりをしてしまった後で、「そういえば土用の日だった」と気づく人もいるはず。そのような時の対処法は?

本記事では、土用期間中の土いじりや草むしりについて、スピリチュアルな観点で解説します。

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土用期間にしてはいけないこと3つ。すると良いことも紹介

土用とは? 2024年の土用期間はいつ?

まずは、土用について基本的な事項を押さえておきましょう。

土用とは季節の目安となる雑節の1つ

土用とは、季節の目安となる雑節の1つです。土用というと夏のイメージが強いかもしれません。しかし、土用は立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間で、年に4回、合計約72日間あります。

土用期間には、季節によって居場所を変える「土公神(どくじん、どこうじん)」が土に宿るといわれています。

ただし、「間日(まび)」といって土用期間中の何日かは土公神が土を離れ、天上界へ出かけると考えられています。

2024年の土用期間

2024年の土用期間と間日は以下の通りです。

冬の土用期間と間日

1月18日(木)~2月3日(土)
間日:1月18日・1月27日・1月28日・1月30日

春の土用期間と間日

4月16日(火)~5月4日(土)
間日:4月23日・4月24日・4月27日

夏の土用期間と間日

7月19日(金)~8月6日(火)
間日:7月19日・7月26日・7月27日・7月31日

秋の土用期間と間日

10月20日(日)~11月6日(水)
間日:10月22日・10月24日・10月26日、11月3日・11月5日

土用の日に土いじりや草むしりをしてはいけない理由

土用の日には、土いじりや草むしりをしてはいけないといわれています。それはなぜなのでしょうか?

(1)土公神の怒りに触れるから

土公神が土でゆったり過ごしている時に土いじりや草むしりをして土を動かすと、土公神が嫌な気分になったり怒ったりするといわれています。

神の怒りを買うかもしれない行為は、控えたいと思うのが人情ですよね。そのため、土用の日には土いじりや草むしりを避けるべきと考えられるようになったのでしょう。

(2)土の気が盛んになっているから

土用の日に土いじりや草むしりをしてはいけない理由として、土の気が盛んになっているということも挙げられます。

土用期間中は土の気が盛んになっており、そのタイミングで土に触れると乱れた気が体に入ってきて良くないという説があるのです。

土用の日に土いじりや草むしりをしてしまったらどうすれば良い?

土いじりや草むしりをしてしまってから、「今日は土用の日だった」と気づくことはあるでしょう。そのような時の対処法を紹介します。

(1)土公神に謝る

「土公神が怒っているのではないか……」と不安な人は、心の中で土公神に謝りましょう。

また、そもそも土用期間でも元々やりかけだった土いじりや草むしりの続きをする分には問題ないという説もあります。

それでも不安であれば土公神に謝ると、相手も神様ですからきっと分かってくれるはずです。

(2)気にしない

土用の日に土いじりや草むしりをしてしまっても、気にしなくて良いと考える人もいます。

土用期間は、農作業をする人の養生期間として設けられたという説も。「土いじりをすると土公神が怒る」ということにして、休める期間にしていたのではないかといわれているのです。

そのため、土いじりや草むしりをしても土公神にたたられるわけではないと考えられます。気にせずゆったり過ごすのも良いでしょう。

土用の日に土いじりや草むしりをしたい場合はどうすれば良い?

土いじりや草むしりをしたい日がどうしても土用期間に重なる場合、どうすれば良いのでしょうか?

(1)間日に行う

春の土用の巳の日・午の日・酉の日、夏の土用の卯の日・辰の日・申の日、秋の土用の未の日・酉の日・亥の日、冬の土用の寅の日・卯の日・巳の日は間日にあたり、土公神が土を離れ天上に行くとされています。

つまり間日は土に土公神がいないため、土いじりや草むしりをしても問題にならないといえるのです。

(2)草むしりは状態を見て行う

深く根を張っていない草を抜く分には、土を動かさないので構わないと考えることもできます。逆に、土に深く根を張った草を抜くと土を動かしてしまいます。草むしりは状態を見て行うと良いでしょう。

(3)すでにやり始めている作業なら続行する

土用の日の土いじりや草むしりは、やりかけの作業であれば気にせず行って良いという説もあります。

これは、土用の日が新たなスタートに向かないとされていることに関係しています。既に手をつけていることの続きなら、許されると考えられているのです。

特に農業を営む人は、土用期間だからといって長く作業を休むのは難しいですよね。農業の場合は作業の続きをすることも多いため、あまり気にしなくて良いのかもしれません。

土用の日に土いじりや草むしりをしてしまったとしてもあまり気にしないで

土用の日は土に土公神がいるため、土いじりや草むしりをして土を動かすのは良くないとされています。

ただし、これはあくまでも言い伝え。「農作業を休むための言い伝えで、実際にたたられるわけではないから気にしなくて良い」という説もあります。

土用の日に土いじりや草むしりをしてしまっても、あまり気にしなくて良いでしょう。

(LIB_zine)

※画像はイメージです

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