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大殺界にしてはいけないこととは? 結婚・転職・引越しがタブーな理由

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大殺界とは六星占術による教えにおいて、運気の流れが低迷するといわれる3年間。そんな難しい時期である大殺界には、「してはいけない」とされることがあるのです。今回は、大殺界にしてはいけない5つのことと、上手な過ごし方を紹介します。

大殺界(だいさっかい)とは、運気の流れが最も低迷するといわれる3年間を指します。

占い師の細木数子さんが生み出したとされる「六星占術」による教えですが、大殺界にしてはいけないことがあるのをご存じでしょうか。

この記事では、大殺界にしてはいけないことをご紹介します。誰もが迎える大殺界の過ごし方をチェックしておきましょう。

大殺界にしてはいけないこと5つ

大殺界とは、六星占術の中の「陰影」「停止」「減退」の3年間のこと。この期間は集中力に欠けて判断力も鈍りがちになるため、新しいことを始めるのに適さないといわれています。

いつ大殺界を迎えるかは、自分が六星占術におけるどの星人なのかによって異なります。生年月日から大殺界の時期を簡単に調べられるサイトがあるので、気になる人はチェックしてみてください。

ではここからは、具体的に大殺界にはどんなことをしてはいけないのかを解説します。

(1)結婚・離婚

大殺界にしてはいけないこととして代表的なのは、結婚や離婚。これらは新たな人生の幕開けにあたり、大殺界でタブーとされている「新しいことへの挑戦」に当てはまります。

特に結婚は、大殺界を抜けてから決断するのが吉。なぜなら、大殺界に入ると判断力が低下しやすいといわれるからです。交際歴が浅い時期の決断は、見送った方が無難といえるかもしれません。

離婚も同じく、判断力が落ちていることから後々後悔する可能性が高いといえます。大殺界中はマイナスの運気が流れ込み、イライラしがち。十分に話し合った結果であっても、良い形で別れられない可能性があるのです。

(2)転職・起業

大殺界中は、転職や起業も避けた方が良いとされます。職を変えたり会社を興したりすることは、新たな挑戦以外の何物でもありません。

特に起業すると大きなお金が動くため、体力的にも精神的にも疲れることが重なりがち。心身を元気に保つためにも、大殺界を抜けるまでは、なるべく今の仕事を続ける方向で計画し直してみてください。

ただし、今の仕事が本当に嫌で精神的に参っている時は、転職や起業といった挑戦が良い方向に働くかもしれません。特に人間関係に問題を抱えているなら、決断するのも一つの手です。

(3)引越し・新築

大殺界でしてはいけないこととして、引越しや家を建てることも挙げられます。いずれも、生活環境が変わる重大なイベントです。大殺界でなくても、リサーチ不足で周囲の環境が悪かったり、業者選びを間違えたりすることも少なくないでしょう。

しかし、転勤や家族都合の引越しであれば話は別です。大殺界は流れに身を任せるのが好ましい期間なので、自分都合ではない引越しならば行って問題ありません。

もし引越しのきっかけとなった家族の運気が良いなら、逆にあなたの運気も好転する可能性があるでしょう。

(4)不規則な生活

夜更かしや偏った食事など、不規則な生活も大殺界でしてはいけないことです。大殺界は運気が低迷すると共に、体力を奪われやすい時期といえます。少しのことで体力を消耗しがちなので、不規則な生活はさらなる体調悪化の元となるでしょう。

特に睡眠不足は、万病の元といわれています。しっかり睡眠をとって、疲労を回復しやすい体に整えておきましょう。

(5)ネガティブな発言

大殺界では、ネガティブな発言もしてはいけないこととされています。大殺界には人間関係のトラブルも起こりやすいため、仕事や私生活で嫌なことがあると、つい愚痴を言いたくなるもの。

しかし大殺界に愚痴や文句を言うと、いつも以上に周囲の人を嫌な気持ちにさせたり、大きなトラブルに発展したりする可能性があります。「ネガティブ発言は自分に返ってくる」ことを心に留めておきましょう。

大殺界の上手な過ごし方3つ

新たな挑戦を避けた方が良い大殺界は、なりゆきに任せて過ごすのが好ましいとされています。とはいえ、何もしないでじっと家に閉じこもっているのが良いともいえません。

ここでは、大殺界をうまく乗り切るコツをお伝えします。

(1)大殺界を怖がりすぎない

「とにかく恐ろしいもの」とされがちな大殺界ですが、怖がりすぎるのも考えものです。たしかに大きな決断や行動は避けた方が良いのですが、だからといって怯えて過ごすのは精神的にストレスとなるでしょう。

何事も慎重に行いつつ、失敗したら「今はそういう時期だから」と深く受け止めすぎない姿勢が大切。エネルギーを自分磨きに使うのもおすすめです。

(2)良い行いをして徳を積む

大殺界だからといって閉じこもらず、良い行いを積極的にしていくのも一つの考え方です。ボランティアやサポート業務など、陰ながら周囲を支える取り組みが好ましいでしょう。

これらは目立った行動ではないので、感謝をもらえない時もあるかもしれません。しかし、今は耐え忍ぶべき時期。大殺界が明けると、きっと徳を積んだ分が返ってくるはずです。

(3)体調に気をつける

大殺界でなくとも、日頃から体調管理を行うのは大切なこと。体が疲れを感じる前に、こまめに休息を取り入れることをおすすめします。

また、新しい挑戦が好ましくない時期とはいえ、「30歳になったから人間ドックを受けてみよう」といった挑戦を先延ばしにするのは間違い。大殺界はあくまでもスピリチュアルな世界での話なので、そういった時には受診を優先させてください。

参考記事はこちら▼

大殺界にいいことばかり起こる人と悪いことばかり起こる人の特徴を、占い師の紅たきさんが解説します。

「大殺界」の意味とは?

大殺界とは、六星占術から見て「運気が低迷する3年間のこと」です。六星占術とは、占い師として一世を風靡した細木数子さんが創始者とされる占星術。12年間を運命の周期と捉え、人は一生のうちでその周期を繰り返していくという考え方です。

六星占術でいう運命周期は、【種子・緑生・立花・健弱・達成・乱気・再会・財成・安定・陰影・停止・減退】の順にめぐっていきます。

このうち大殺界にあたるのは、周期の最後から数えて3年間である「陰影」「停止」「減退」。このように大殺界は誰にでもめぐってくる周期ということを覚えておきましょう。

大殺界は耐え忍ぶ「冬」の3年間

「陰影」「停止」「減退」からなる大殺界は、いずれも運気が低迷する可能性がある年です。

しかし、年によって運気は少しずつ異なるといわれます。それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

陰影

陰影は、人間関係のトラブルが起こりやすい年とされます。トラブルによって大切な人との別れや争い事が起きるなど、つらいことが起こる可能性があります。

大殺界ということもあって、気分は塞ぎがちになるかもしれません。

停止

大殺界2年目にあたる停止は、特に注意しなければならない年。何をしてもうまくいかない状況が続き、良かれと思ってしたことも悪い方向に働いてしまうかもしれません。

どうしても行動を起こさなければならない時は、下準備が必須です。

減退

特に運気が低迷する停止から、減退に入ると運気は上昇していきます。ただし、油断してはいけません。なるべく現状維持に努めましょう。

このように、大殺界にあたる3年は季節でいう「冬」。寒さを耐え忍ぶように、つらいことがあっても我慢することが大切といえます。運気は必ず上向くのだから。

中殺界・小殺界にも注意

12年間の周期の中には、大殺界に加えて中殺界や小殺界も存在するといわれます。

中殺界は周期の6年目にあたる「乱気」の年で、精神的に疲労がたまりやすいので要注意。また、小殺界は4年目の「健弱」です。大殺界や中殺界ほどの運気低迷はありませんが、体に疲れが出やすい時期なので健康に注意しましょう。

大殺界には心身の健康管理に努めよう

六星占術において、運気が低迷する3年間である大殺界。人間関係のトラブルに悩まされることをはじめ、何をやってもうまくいかない時期がしばらく続くかもしれません。

成り行きにまかせて過ごすのが好ましい大殺界ですが、引きこもっていれば良いというわけではありません。心身の健康に気をつけつつ、時には陰となり誰かを支える行いをして大殺界が明けるのを待ちましょう。

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※画像はイメージです

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