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「3C男」と付き合ってはいけない理由とは? 「3B男」から移り変わった時代背景

木谷梨子

近年、付き合ってはいけないといわれている「3C男」をご存じですか? 「3C」とは、カメラマン・クリエイター・カレーをスパイスから作る男性のこと。今回は、恋人にしてはいけないといわれる「3C男」の傾向やその理由を解説します。

「3C男」という言葉を聞いたことはありますか? ここでの「3C」とは、恋人にしてはいけないといわれる男性の職業や特徴を表す俗称で、最近よく耳にするという人も多いでしょう。

「3C」に当てはまる男性と出会ったからといって、過度に警戒する必要はありませんが、付き合ったら苦労しそうな男性の特徴を知りたいのが、女性の本音ですよね。

そこで今回は、付き合ってはいけないといわれる「3C」の傾向やその理由を解説します。

付き合ってはいけないといわれる男性の「3C」とは

ちまたで付き合ってはいけないといわれている「3C」とは、「カメラマン」「クリエイター」「カレーをスパイスから作る男性」の3タイプを指す言葉です。

この中で、「カレーをスパイスから作る男性」だけが職業名ではありません。とはいえ、「カメラマン」や「クリエイター」も自称する人はいるため、付き合ってはいけないといわれる理由が職業にあるというわけではなさそうです。

なぜ? 「3C男」と付き合ってはいけないといわれる理由

では、なぜ「3C男とは付き合ってはいけない」といわれるようになったのでしょうか。

その理由として、「3C」に該当する男性は自身のこだわりが強い傾向にあるということが関係していそうです。「付き合ってはいけない」というよりは、「付き合うと面倒くさい」というニュアンスが感じられます。

ここからは、カメラマン・クリエイター・カレーをスパイスから作る男性たちについて、それぞれ分析していきましょう。

ただし、「3C」の条件に当てはまる男性の中にも、もちろん異なる性格の人はいるため、参考程度にとどめてくださいね。

カメラマン

カメラマンは、タレントやモデルなど美しい人を見慣れていて、美意識の高い人が多い傾向にあると考えられます。

一般女性にしてみれば、「人の外見に厳しそう」「おしゃれに気を抜けない」といった緊張感を覚える可能性もあるでしょう。

また、中には純粋にカメラが好きで、プライベートでも高額な機材をそろえている人もいるかもしれません。

「カメラマンだから」というより、金銭感覚の違いを感じる男性に対して、「付き合うには向かない」と判断する女性もいるのでしょう。

クリエイター

クリエイターとは、創造性を発揮する職業全般を指す言葉なので、一括りにするのは難しい部分があります。

強いて言うならば、小さなことにも妥協しない職人気質を連想させることが、神経質で付き合いにくいという印象につながるのではないでしょうか。

また、クリエイターは、大胆で自由な発想を武器とする職業でもあるので、個性的でマイペースな人が多いことも考えられます。

そういったイメージから、「彼女を大切にしてくれないのでは」「放っておかれそう」などの不安を覚える女性もいるのでしょう。

カレーをスパイスから作る男性

カレーをスパイスから作る男性は、自分が興味のある物事に対してお金も時間も惜しまず注ぎ込む性分といえます。しかし、そのこだわりが、女性に「ついていけない」と思われる可能性が高いのかもしれません。

さらに、このタイプの男性には、スパイスについて話し始めたら止まらなくなるなど、うんちくが多い傾向もあります。

スパイスに限った話ではありませんが、自分の好きなものに対する情熱やこだわりが強すぎる一面が、女性に距離を置かれやすいゆえんともいえるでしょう。

「3B」から「3C」へ付き合ってはいけない男性像が変化した時代背景とは

「3C」という言葉がちまたに出回る前は、付き合ってはいけない男性の職業は「3B」といわれていました。

「3B」とは、「美容師」「バーテンダー」「バンドマン」のこと。恋人に向いていないといわれる男性が「3B」から「3C」へと変化した理由は、時代の変遷にありそうです。

近年広まった「3C男」は、自分のこだわりを追求するオタク気質という見方ができますよね。これは、少しずつ多様性が認められるようになった社会背景が関係しているのではないでしょうか。

「付き合ってはいけない」と聞くとネガティブな印象を抱きますが、もっと広い視野で見れば、「自分の好きなものを周囲の目を気にせず極めることができるようになった」「自身のこだわりを生かすことのできる環境がある」という考え方もできるはず。

そんな「3C男」は、「付き合う相手よりも自分の価値観を大切にしそう」と思われて、女性から恋愛対象外と判断されやすいのかもしれません。

「3B」「3C」以外の付き合ってはいけない男性とは?

「3B」「3C」以外にも、付き合ってはいけないといわれる男性を表す言葉はいくつかあります。ここでは2つ見ていきましょう。

3S:整体師・消防士・スポーツインストラクター

健康志向の高まりから注目されるようになった職業と考えられます。

彼らは体のメンテナンスを怠らないストイックな印象で、爽やかさや頼りがいを連想させますよね。それが、逆に女性にモテそうという心配の種になり得るのかもしれません。

3H:不動産屋・ホスト・編集者

羽振りの良さを感じさせる職業ですが、休みが少なく生活が不規則なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

そういった生活リズムが合う合わないというのも、恋愛においては重要なポイントになるのだと考えられます。

「3C男」であっても彼の中身を見て判断することが大切

近年、付き合ってはいけないといわれるようになった「3C」とは、「カメラマン」「クリエイター」「カレーをスパイスから作る男性」を指します。

「3C男」が恋人に向かないといわれる理由は、オタク気質でこだわりの強そうなイメージが、交際にネガティブな印象を与えているのでしょう。とはいえ、そこに明確な根拠は見つかりませんでした。

よって、仮に心を惹かれた男性が「3C」に当てはまったとしても、それほど気にする必要はなさそうです。

恋人選びの際は、相手を職業など表面的な部分で判断するのではなく、中身をじっくり見極めて幸せをつかんでいきましょう。

(木谷梨子)

※画像はイメージです

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