同棲解消後に行く場所がないと感じている人へ。対処法を5つ紹介

恋人と一緒に住んでいると、トラブルが起きたり別れることになったりして、同棲解消を余儀なくされる場合があります。

こうして「同棲生活が終わる」と決まった直後は、悲しみやショックから「この家を出たらどこで暮らせば良いんだろう……」と暗い気持ちになる人はいるでしょう。

そのような時、新たな生活場所を見つける方法について知れば、「なんとかなる」と感じて気持ちが軽くなるかもしれません。

そこで今回は、同棲解消後に「行く場所がない」と感じた時にチェックしてほしい対処法と、同棲解消が決まったらやるべきことについて解説します。

同棲解消後に行く場所がない時の対処法5つ

同棲解消後に行く場所がない時の対処法として、以下のような例が挙げられます。

（1）友達の家に泊めてもらう

同棲解消後に行く場所がない時の対処法として、「友達の家に泊めてもらう」が挙げられます。

ただし、長期間滞在すると相手の負担になる可能性があるため、泊まるのはあくまで急場しのぎだと思っておいた方が無難です。

事前に「○日間だけお願いしたい」と伝えておけば、友達は安心してOKできるはず。無事泊まれることになったら、相手の家を出るまでの間に新居を探しましょう。

（2）実家に帰る

同棲解消後、家族や仕事の都合的に問題ないようなら、実家に帰るのも良いでしょう。

元々一緒に住んでいた家族なら、泊めてもらっても気まずさを感じにくいはず。

また、同棲生活が終わって落ち込んでいる場合、家族と過ごすことで傷ついた気持ちを癒やせるかもしれません。

（3）一人暮らしを始める

同棲生活の終了を機に、一人暮らしをスタートするのもおすすめ。これなら、友達や家族のお世話にならないので気を使わなくて済むはずです。

また、新しい場所で自分だけの生活を楽しめば、「同棲相手がいなくても大丈夫」という自信がつくでしょう。

（4）シェアハウスに住む

シェアハウスには、備えつけの家具や家電がそろっていることが多いです。また、礼金を支払う必要がない物件も豊富。

そのため、一人暮らしよりも初期費用を抑えやすいというメリットがあります。

また、複数人での共同生活なので、同棲解消後の寂しさも紛らわせるかもしれません。

（5）住み込みの仕事をする

同棲解消後に行く場所がない場合、住み込みの仕事をするという手もあります。例えば、リゾートバイトや農家の手伝い、寮がある工場など。

門限があるなど不自由を感じる可能性もありますが、割安または無料で住む場所を確保できるのが魅力です。

リゾートバイトなど期間限定の仕事もあるため、短期間で集中してお金を稼ぎ、余裕ができたら別な場所で一人暮らしを始めるのも良いでしょう。

同棲解消が決まったらやるべきこと

同棲解消が決まったら、どのような準備をすれば良いのでしょうか。

（1）新居探し

今の家を出ることになった場合、まず必要な準備が新居探しです。

突然別居することになったり一人暮らしの初期費用をすぐ用意するのが厳しかったりして「行く場所がない！」という場合も、家族や友達の家など取り急ぎ身を寄せられる場所を確保しましょう。

（2）今住んでいる家の解約手続き

2人とも今住んでいる家を出る場合、解約手続きが必要です。時期は物件によりますが、退去の1～2カ月前が目安です。

1人だけ家に残る場合でも、契約者の変更など手続きが必要な場合があるため、管理会社に確認しましょう。

（3）公共料金や郵便物関連の手続き

同棲を解消して引っ越すなら、電気やガス、水道など公共料金の手続きも忘れずに。そうしないと、退去してからも料金が発生してしまいます。

また、新居で旧住所宛ての郵便物を受け取れるよう、転送の手続きも必要です。申し込んでから転送が有効になるまで数日かかるため、余裕を持って対応しましょう。

（4）共有財産の分配

別居する前に、2人で買って使っていた家具や家電、一緒に貯めていたお金をどう分配するか決めましょう。

大型の家具などを処分する時は費用が発生するので、負担金額についても話し合っておくと、後で揉めるのを防げます。

同棲解消後に行く場所がない時の対処法を知っておこう

同棲の解消が決まった直後は、誰しも少なからず不安になるもの。「今の家を出たらどこに行こう……？」と悩む人もいるでしょう。

そのような時は、対処法をいくつか知ることで「なんとかなる」と感じて前向きになれる可能性があります。

同棲生活が終わるのは寂しいものですが、新しい生活のスタートともいえます。最初は不安でも、住む場所を変えることで気持ちを切り替えられるかもしれません。

（なかむらみほ）

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