女性が釣りを始めるには。おすすめの服装や道具、注意点も解説
近年、女性の間で注目されつつある「釣り」。しかし、周りに詳しい人がいなくて、やり方や服装、準備するものなどがよく分からないという人も多いのではないでしょうか? 今回は、釣りの始め方や女性の釣り人が用意しておきたいものなどを紹介します。
釣りに興味があるものの、なかなか挑戦できずにいるという女性も少なくないのでは?
全くの初心者だと、何を準備してどう始めたらいいのか分からないことも多いでしょう。
そこでこの記事では、釣りを始めるまでの流れやおすすめの服装・用意しておきたい道具などについて解説。
また、女性が釣りをする上でのポイントもあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
女性が釣りを始めるまでの基本的な流れ
釣りを始める場合には、以下の手順で準備を進めるのがおすすめです。
(1)釣りの種類を知る
(2)道具や服装を用意する
(3)釣り場を探す
釣りを全くしたことがない場合、まずはどんな種類の釣りがあるのかについて知るところから始めましょう。
釣りは大きく分けて「エサ釣り」と「ルアー釣り」の2種類があります。
初心者の場合は、比較的簡単に釣れるエサ釣りがおすすめ。疲れにくくのんびりと行えるため、子どもに向いているとされています。
挑戦してみたい釣りの種類が決まったら、次は道具や服装を用意しましょう。釣具店はもちろん、100円均一ショップなどでも気軽に道具をそろえることができます。
そして、道具もそろったら、いよいよ釣り場を探します。
釣り場は、主に海(防波堤や砂浜など)と川(河口周辺など)があります。自分で釣り場を選ぶのが難しい場合は、経験者や釣具店の店員などに、初心者に適した近隣の釣り場を聞くのも良いでしょう。
なお、1人で釣りを始めるのが不安なら、釣り教室やサークルへの参加を検討してみてください。釣り仲間を探すこともできますよ。
女性の釣り人におすすめの服装
初心者が迷ってしまうことの1つとして、釣りをする際の服装選びが挙げられるでしょう。
ここからは、女性の釣り人におすすめの服装や必要なものを、季節ごとに紹介します。
春や夏の服装
春や夏の日差しが強い季節には、以下のようなものを準備しておきましょう。
・ツバが大きめの帽子
・長袖の服
・アームカバー
・サングラス
・ヘアゴムやシュシュ
・レギンスや長ズボン
釣りをする場合、長時間屋外にいることが予想されるため、紫外線対策のためにツバが大きめの帽子や長袖の服、アームカバーなどがあると良いでしょう。
その他、サングラスもぜひ用意しておきたいアイテムの1つ。中でも、水面の反射光をカットしてくれる偏光サングラスがおすすめです。
また、髪が長い人はヘアゴムやシュシュなどがあると便利。
ボトムスは紫外線対策の他、ケガを防止する目的でも、肌が隠れる長めのもの選ぶのがベターです。
秋や冬の服装
秋、冬の釣りの場合は、以下のものなどを準備しておきましょう。
・ニット帽
・サングラス
・防寒ジャケット
・ネックウォーマー
・厚手のレギンス
・雨具
秋や冬に釣りをする場合、やはり気になるのは水辺の寒さでしょう。
特に堤防沿いはとても冷えることが予想されるので、防寒ジャケットやネックウォーマー、厚手のレギンス、耳まで隠れるニット帽などを着用するのがおすすめです。
また、秋冬でも水面の反射光対策は必須であるため、偏光サングラスも必要。
その他、天候が崩れた時に対応できるよう、必要に応じてレインウェアやレインブーツなどの雨具を準備しておくのも良いでしょう。
女性の釣り人が持参したい道具
知識がほとんどない状態から釣りを始める場合、どんな道具を用意したらいいのか分からないですよね。
釣りは自然を相手に行うもののため、準備しておきたい道具は意外にも多くあります。
続いては、初心者女性が釣りをするにあたって持参したい道具について解説します。
(1)釣りざおや仕掛けなど最低限の釣り道具
釣りをする上で必須の釣りざおや仕掛けなどは、釣具店かホームセンターで購入するのがおすすめ。
初心者の場合、短めの釣りざおを選ぶと良いでしょう。
テトラポットの隙間に仕掛けを落とす穴釣りなら、技術も必要なく初心者も楽しみやすい釣り方です。
仕掛けはオモリとフック、それらをつなぐラインで構成された「ブラクリ」という穴釣り用の仕掛けが適していて、100円均一ショップなどで簡単に手に入ります。
また、釣りに使うエサも必要。虫が苦手な人は、スーパーの魚やイカの切り身などをエサとして準備すると良いでしょう。
(2)ビニール袋やフィッシュグリップなどの便利グッズ
釣りには、釣りざおなどの必須アイテム以外に、あれば役に立つ便利グッズも準備しておきたいもの。
例えば、海に投げ入れるための水くみバケツ、釣った魚やゴミなどをいれるビニール袋は用意しておくと重宝します。
また、初心者女性が釣りをする場合、釣れた魚を安全につかむためのフィッシュグリップ、釣り針が取れない時に使う針外しなども用意しておくとさらに安心でしょう。
(3)日焼け防止や安全対策のための道具
女性が釣りをするにあたって、日焼け防止や安全対策のための道具も欠かすことはできません。
屋外で長時間釣りをすることを考え、日焼け止めと熱中症予防のための水分、疲れた時に座れる携帯用のイスなどを準備しておくと良いでしょう。
さらに、ライフジャケットや防水タイプの応急手当用品、ホイッスルなども用意しておくと、いざという時に役立ちます。
女性が釣りをする上で覚えておきたいポイント
初心者の場合、屋外で自然を相手にするとなると、不安を感じてしまうこともあるでしょう。
ここでは、初心者女性が釣りをするにあたって覚えておきたいポイントを紹介します。
(1)安全な場所を選ぶ
釣りを行う川や池、海などは、足場が不安定な場所も多くあります。
危険を回避するためにも、できるだけ足元が安定したところでのみ釣りをするよう心掛けましょう。
また、禁止されている場所では釣りをしない、夜間の釣りは避ける、といった基本的なこともしっかり守ってください。
(2)虫対策は万全にしておく
釣りのフィールドとなる水辺は、大抵、虫が多いため対策は必須です。
アームカバーを着用して手指を守ったり、虫除けスプレーを使ったりなどして対処しましょう。
なお、手首につけられるタイプの虫除けもあるので、釣りをする時におすすめです。
(3)トイレの場所を確認しておく
女性が釣りをする上で特に心配になるのが、釣り場周辺でのトイレについてではないでしょうか。
釣り場にはトイレが近くにない場所も少なくないので、状況によっては野外で用を足さなくてはならない可能性も。
そのため、初心者の場合は釣り場の近くに公衆トイレや商業施設がある場所を選ぶと安心でしょう。
準備物や注意点を理解して釣りを始めよう
これまで、釣り=男性の趣味というイメージが定着していたものの、近年では女性からも注目されている釣り。
釣りを始めるにあたって、初めから高級な道具をそろえる必要はありません。
釣具店はもちろん、ポイントさえ押さえておけば、最近では100円均一ショップなどでも気軽に道具をそろえることができます。
服装や道具の他、安全上の注意点などもあわせて理解しておき、楽しく釣りを始められるようにしましょう。
(Sai)
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