婚約指輪はどの指につける? 位置ごとの意味を解説
結婚指輪なら左手の薬指につけるものとして知られていますが、婚約指輪をどの指にはめれば良いか悩む人が多いでしょう。今回は、結婚指輪をどの指につければ良いのか、位置ごとの意味などを紹介します。
婚約者から婚約指輪をもらう時に、どの指につけるか悩みますよね。
左手の薬指は結婚指輪をはめる指として知られていますが、婚約指輪の場合はどうなのでしょうか。
この記事では、婚約指輪をどの指につければ良いのか、指輪をはめる位置ごとの意味などを見ていきましょう。
婚約指輪はどの指につけてもOK
結婚指輪は、一般的に左手の薬指につけるものとされています。日本では婚約指輪も同じく左手薬指につけるのが主流ですが、基本的にどの指へつけてもOKとされています。
中には、結婚するまでは左手の薬指をあけておきたいという考えから、婚約指輪は右手の薬指につけるという人も。
また、深く考えずにファッションとして好きな指にはめる人も多いでしょう。
結婚式では婚約指輪は外すor左手薬指にはつけない
基本的に婚約指輪をはめる指は自由ですが、結婚式の指輪交換のタイミングでは左手薬指をあけておく必要があるので注意しましょう。
指輪を交換する時だけは、結婚指輪をつける左手薬指には何もつけていない方が好ましいかもしれません。
悩んだ時は、相手や式場のプランナーさんに相談してみてくださいね。
一般的には、挙式で結婚指輪をつけた後、披露宴などで婚約指輪を重ねづけする場合が多いようです。
結婚指輪を手のひら側(内側)につけ、その上に婚約指輪を重ねづけすることには、「永遠の愛の証を封じる」という意味があると考えられていますよ。
婚約指輪はどの指につける? 位置ごとの意味
指輪をはめる指によって込められる意味が変化しますので、覚えておきましょう。それぞれの指の右手・左手ごとの意味を紹介します。
親指
親指にはめた指輪は「サムリング」と呼ばれていて、願いをかなえてくれると信じられています。
婚約指輪を親指につける人は少ないかもしれませんが、かなえたい願いや目標がある人は、あえてこの指にはめるのも良いのではないでしょうか。
・右手の親指は「指導力の向上」
右手の親指にはめた指輪の意味は、指導力の向上です。右手の親指は指導者の指といわれていることが由来になっています。
・左手の親指は「信念を貫く」
左手親指にはめた指輪の意味は、信念を貫き夢や目標を実現させることです。
人差し指
人差し指にはめる指輪は「インデックスリング」と呼ばれ、自立心を向上させてくれると考えられています。
結婚してからもお互いに自立して、切磋琢磨していきたいカップルは人差し指に婚約指輪をつけるのも良いかもしれません。
・右手の人差し指は「集中力の向上」
この指に指輪をつけると、集中力や意思が高まるという意味が込められています。
・左手の人差し指は「積極性を高める」
左手の人差し指に指輪をつける意味は、積極性や精神力の向上への願いを表します。
中指
中指につける指輪は「ミドルフィンガーリング」と呼ばれます。中指は、直感やひらめきを象徴する指といわれていますよ。
また、手の中央に位置する指であり、周囲の指が見守る形になっています。そのため邪気から身を守るといった意味もあり、結婚後の2人を困難から守るといった願いを込めて指輪をつけることもできます。
・右手の中指は「邪気から身を守る」
この指につける指輪には、あらゆる困難や邪気から身を守るといった願いが込められています。
・左手の中指は「協調性を高める」
この指に指輪をつけると、協調性が向上すると考えられています。
薬指
薬指につける指輪は「アニバーサリーリング」と呼ばれ、愛や恋の象徴と考えられています。
そのため、婚約指輪は左右どちらかの薬指につける人が多いようですよ。改めて、薬指に指輪をつける意味を振り返っておきましょう。
・右手の薬指は「恋をかなえる」
この指に婚約指輪をはめると、いつまでも恋人同士のようなドキドキする関係性でいられるかもしれません。
・左手の薬指は「愛や絆を深める」
この指に指輪をはめることで、相手の心を受け入れて愛を深め、絆を深められると考えられています。
小指
小指につける指輪は「ピンキーリング」と呼ばれており、チャンスをつかむことができると考えられています。
また、しばしば願掛けにも使われる指なので、夫婦でかなえたい願いがある時におすすめです。
・右手の小指は「魅力の発揮」
この指に指輪をつけると、自分の魅力を向上させたり自分らしさを発揮できたりすると考えられています。
・左手の小指は「願掛け」
願掛けに使われるのはこの指。思いがけないチャンスを呼び込めるかもしれません。
願いを込めて婚約指輪をつけよう
婚約指輪を恋人から受け取ったら、どの指につければ良いのか迷いますよね。日本では左手薬指に婚約指輪をつけることが多いですが、明確な決まりはありません。
結婚式を除くと、婚約指輪をつける指は決まっていませんので、好きな指につけて楽しみましょう。
意味や願いを込めて、婚約指輪を身につけてくださいね。
(武田 麻希)
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