「ぶりっこおじさん」ってどんな人? 意味や特徴・心理を解説
「ぶりっこ」をするおじさんがいることをご存知ですか? 一体どんな特徴があるのでしょうか? また、なぜぶりっこをするのでしょうか? 彼らの心理について考えてみます。
ぶりっこと聞くと女性のイメージが強いですが、男性にもぶりっこは存在します。ぶりっこな男性は「ぶりっこ男子」と呼ばれ、その中には「ぶりっこおじさん」もいるのです。
ここでは、「ぶりっこおじさん」の意味や特徴などを解説します。
「ぶりっこおじさん」とは?
「ぶりっこおじさん」とは、年齢にふさわしくないかわいい子ぶった言動をする男性を指す言葉です。
「ぶりっこおじさん」の主な言動としては、成人男性が「~たん」や「~でちゅ」のような言葉を使ったり、文面で顔文字を乱用したりすることなどが挙げられるようです。
中には、甘えたがりな性格がどうしてもぶりっこに見えてしまう場合もあります。
そういった言動は、若々しさやかわいさがあると言えるかもしれませんが、人によってはイタい、ウザいと感じてしまうこともあるでしょう。
「ぶりっこおじさん」と呼ばれる年齢に定義は特にありませんが、30歳以上の男性がぶりっこしていると「ぶりっこおじさん」と呼ばれる傾向があるようです。
「ぶりっこおじさん」の特徴
ここからは、「ぶりっこおじさん」の特徴をいくつか挙げて解説します。
(1)笑顔が多く、自信にあふれている
自分のことが大好きな人が多いようです。そのため、たいていニコニコしていて自信にあふれています。
いつも明るくハイテンションで、喋らなくても雰囲気だけで自分が好きなことが伝わってきくるでしょう。
(2)語尾を伸ばして話す
話す時に「だから~」「ですぅ」のように伸ばしたり、小文字の母音がついたりするので語尾が伸びて聞こえることも。また、会話だけでなくメールなどの文面でも語尾を伸ばす傾向があります。
(3)SNSやメールで絵文字・顔文字をよく使う
男性は比較的シンプルな文章を書く人が多いですが、「ぶりっこおじさん」は絵文字や顔文字を頻繁に使う傾向があります。
使用するのは、ハートマークや音符マーク、ショボーンなどのかわいいものが多いでしょう。ブログやSNSへの投稿、メッセージの返信など、あらゆる場面で多用する傾向があります。
さらに、文章も「〜だょ」「〜なのだぁ」と必要のないところで小文字を使うのも特徴の1つのようです。
(4)生理現象について周囲に配慮している
「ぶりっこおじさん」は、くしゃみやげっぷなどの生理現象を抑える傾向にあるようです。大きな音を立ててくしゃみをしたり、おならをして平気な顔をしていることはないでしょう。
口をしっかり手で覆う、あるいは「すみません」と周囲に配慮します。基本的に人前でしないよう注意している人も。
(5)写真撮影ではポーズをしっかり取る
「ぶりっこおじさん」は写真撮影の時に定番のピースサインはあまりしないようです。そのかわり、上目遣いをしたり、ウインクをしたりしてアピールする人も。さらに、小顔に見えるように写真撮影の立ち位置を厳しくチェックする人もいるようです。
自分の写真写りを気にしているので、納得いくまで写真の撮り直しを要求するなんてことも。
(6)涙もろい
「ぶりっこおじさん」は自分の感情に素直で、涙もろい一面もあるようです。
例えば、うれしいことがあった時や尊敬する上司が退職した時などに自分の感情のまま涙を流す人も多いようです。
「ぶりっこおじさん」の心理
ここでは、「ぶりっこおじさん」がなぜそのような言動をとるのか、心理について解説します。
(1)人から好かれたい
「ぶりっこおじさん」は周囲からもかわいいと思われて、人から好かれたいという気持ちがあるようです。その好かれたい気持ちが、かわいい仕草などに繋がっているのではないでしょうか。
(2)素の自分を隠したい
素の自分が嫌いで、「自分を変えたい」「どうにかして目立ちたい」と思いぶりっこをしていることも。ぶりっこは話し方や仕草などが特徴的なので、人前で目立ったり自分を変えたりする1つの手段なのです。
(3)女性が苦手で離れてほしい
女性が苦手という理由でぶりっこをしている人もいます。
女性は比較的ぶりっこを嫌う傾向があるため、女性に近づいてほしくない、離れていってほしいという気持ちからぶりっこを演じている人もいるようです。
「ぶりっこおじさん」の心理を理解してうまく付き合おう
年齢にそぐわない言動が多い「ぶりっこおじさん」ですが、ぶりっこをしている心理は良い人と思われたかったり、素の自分が嫌いだったりとさまざまです。
なぜぶりっこをしているのかが理解できると、いい関係が築けるかもしれません。
(夏目椿)
※画像はイメージです

ぶりっ子の特徴とは? 心理や仕草を徹底解説します。