「甘えん坊」は褒め言葉？　相手の意図と返し方

気になる男性から「甘えん坊だね」と言われたら、どう受け止めればいいのでしょうか？

この記事では、男性が「甘えん坊」と言う時の意図を詳しく解説しています。好きな人に「甘えん坊」と言われて褒め言葉なのか分からず気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ「甘えん坊だね」と言うのか？

ここでは「甘えん坊」と男性が言う時の意図を解説します。

「かわいい」と思っているから

単純に甘えん坊な姿を見て「かわいい」と感じています。無邪気な姿や素直な姿を見てキュンとしていますが、「かわいい」とは恥ずかしくて言えないので「甘えん坊」と表現しているのです。

「かわいい」の意味で言う「甘えん坊だね」は褒め言葉のため、素直に喜んでOK。脈ありの可能性が高いので、気になる人から言われたら積極的にアプローチしましょう。

このような発言をする男性は甘えられるのが好きな傾向があるため、悩みを相談したり気持ちをストレートに表現したりしてもっと甘えてみてください。

「愛おしい」と思っているから

甘えられることで頼りにされていると感じ、「愛おしい」と思っています。「自分が守ってあげなきゃ」「一人にしておけない」といった感情を抱いており、この場合も褒め言葉です。

しかし、「愛おしい」という気持ちは必ずしも恋愛感情とは限りません。ペットや小さい子どもが甘えてきた時と同じような気持ちを抱いている可能性も考えられます。

「妹みたいな存在」と思われている可能性もあるので、まずは彼に自分を恋愛対象として意識させることが大切です。

また、普段よく甘えているなら大人っぽい姿を見せることで「ギャップ萌え」を狙うのもおすすめです。上品で落ち着いた行動を心がけ、大人の女性として振舞ってみましょう。

「わがまま」と思っているから

必ずしも「甘えん坊＝褒め言葉」とは限りません。「わがままだな」と思っているけれど直接的な表現を避けるために「甘えん坊」と表現している場合もあります。

何かお願い事をした直後に言われたり、あきれたように言われたりしたらマイナスの意味で言われているかもしれません。とはいえ、マイナスの意味で言われていたとしても挽回のチャンスはあります。

人に簡単に頼ったりストレートに自分の感情を表したりするのをやめ、自立している姿を彼に見せるようにしましょう。

また、「わがまま」と思われる行動を控え、周りの人のことを気遣うように意識してみてください。今はあまり脈がないかもしれませんが、これからの行動次第で恋人対象になれるでしょう。

「甘えん坊」と言われたら褒め言葉？　それとも皮肉？

「甘えん坊だね」と男性が言う時は「かわいい、愛おしい」という感情が込められている場合が多く、褒め言葉として受け取って良いことがほとんどです。

特に、面倒見の良い男性や年下が好きな男性から言われた場合は褒め言葉として受け取って良いでしょう。

ただし、男性によっては「扱いにくい」「面倒くさい」という皮肉を込めていることも。「甘えん坊だな～」と笑いながら軽く言われた場合は褒め言葉の可能性が高いですが、ため息交じりに言われたら要注意です。

他にも以下の特徴に当てはまる男性から言われた場合は、皮肉として「甘えん坊」を使っている可能性があります。

・「甘えん坊」のほか「構ってちゃん」「子どもっぽい」とも言われたことがある

・ドライな性格

・自立した女性や年上の女性が好き

男性の言い方や普段の発言、性格から褒め言葉なのか皮肉なのか判断しましょう。

「甘えん坊だね」と言われたらなんて返せばいい？

「甘えん坊だね」と言われて褒め言葉なのか確信が持てない時は、「そうかな？　それって喜んでいいの？」など素直に聞いてみましょう。

基本的には褒め言葉ですが、皮肉の可能性も否定できません。意図を確かめるために、どんな意味で言ったのか自然に聞いてみてください。

ただし、しつこく聞いたり「それって皮肉なの？」と不満気に言ったりはしないようにしましょう。「面倒くさい性格だな」「ひねくれてるな」と思われてしまう恐れがあります。

褒め言葉だとはっきりしたら、以下のような行動を取って積極的にアプローチしましょう。

・積極的に頼る

・さりげないスキンシップを増やす

・感情をストレートに表現して甘える

・上目遣いで話す

・一緒に歩いている時に腕をぎゅっと掴む

反対に褒め言葉だと断言できない時は、彼への接し方を改めるのがおすすめです。

自分のことは自分で行う、すぐに人に頼らないなど、自立している部分をアピールするようにしましょう。

相手の意図を見極めて効果的なアプローチにつなげよう

男性が「甘えん坊だね」と言う時は褒めていることが多いですが、皮肉の可能性もあります。褒めていると確信できない時は、しつこくならないように気をつけながら「それってどういう意味？」と尋ねてみましょう。

褒めているのか皮肉で言っているのかを見極めて態度を見直し、気になる人へのアプローチに活かしてくださいね。

（佐矢りん）

※画像はイメージです