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29歳、恋愛ご無沙汰女が結婚相談所に入会した理由

#タジコン-29歳たじーの婚活記-

マイナビウーマン編集部

結婚相談所を利用すべきかお悩みではありませんか? いつか結婚したい、恋愛したいと思いつつ、先延ばしになっている人も多いかもしれません。今回は、編集部たじーが結婚相談所に入会した理由を解説。入ってみて分かったメリット・デメリットも紹介します。

こんにちは、マイナビウーマン編集部のたじーです。

アラサーともなると数々の出会いを経験し、結婚を考えたことがある人も多いのではないでしょうか。かく言う私は、恋人いない歴がついに口に出しては言えない領域に達し、まさしく崖っぷち♡

そしてつい先日、重い腰を上げて結婚相談所へ入会しました。「恋愛すらも面倒くさい」なんて思っていた私が、なぜいきなり婚活を始めることにしたのか。

今回は、私が結婚相談所に入った理由を紹介します。もし今婚活を始めるべきか悩んでいる人がいたら、ほんのちょっとでも参考にしてみてください。

たじーの基本スペック

まずは、私たじーの基本スペックを紹介します。

【年齢】

29歳。

【恋人いない歴】

ご無沙汰すぎて記憶なし。

【見た目】

万年ショートヘアの元体育会系女子(「タッチフットボール」というマイナースポーツで全国大会に出場。4チーム中3位の成績を残す)。

【性格】

常に最悪の状況を想定するネガティブ思考(海外旅行の時は現地で死ぬ可能性まで想定する)。

全体的にふわっと書きましたが、常に最悪の状況を想定する性格なので許してください。ごめんなさい。

まさしく今もこの記事が誰にも読まれずGoogleの闇に葬り去られる可能性や、逆に読んでいただいた結果、「ご無沙汰女」認定をされ、後ろ指を指されて生きる未来を想定し、かなりダメージを受けています。

そんな性格の私なので、周りが恋を楽しみつつも、時に苦しんでいるのを見て恋愛を早々に放棄。安パイを取り続けて生きてきた結果、今に至ります。

恋愛すらもまともにできない私がなぜいきなり結婚相談所へ入ったのか。またそんな女の婚活が果たしてうまくいくのか、ぜひ見守っていただけるとうれしいです。

私が結婚相談所に入会した5つの理由

「私の人生に恋愛は必要ないのでは」とまで思い始めていた私。結婚は、いつかすごく好きな人に出会えた時にしよう、と思っていました。

そんな私がなぜ結婚相談所へ入ることにしたのか、5つの理由を紹介します。

(1)自然な出会いを諦めたから

大学に入る時。就職した時。そんな人生の節目で、「この大学(会社)に運命の人がいるのかも♡」と思い続けてまいりました。

運命の人は自分磨きをして待つと良い。と聞いたので健気に自分を磨き続けましたが、ダイエットは長期化。結果的に13キロの減量に至りました。運命の人、まだですか(笑)?

そして29歳の誕生日を迎えた時、ついに私の中の豊臣秀吉が言ったんです。「来ないなら、出会いに行こう 運命の人」って。そうして自然な出会いをすっぱり諦め、自分から出会いに行くスタイルにシフトしました。

(2)プロの力を借りないと結婚できないと思ったから

自分から出会いに行くスタイルにもいろいろありますよね。マッチングアプリに合コン。友人の紹介。はたまたバーに行って出会いを探す、とか。

なぜそれらを選ばずに結婚相談所へ入ったのか。その理由は、今言った全部の出会い方をもう既に試してきたからなんですよね!!!

どれもそれなりに出会いがあったのですが、リーチ(恋人ができそうになる様)が掛かるとひよってフェードアウトしたり、されたりしてきました。

そんな重症の私。もうここはプロの手を借りるしかないと思い、仲人さん的な人がいる結婚相談所への入会を決意しました。

(3)結婚した友人があまりにも幸せそうだったから

以前、結婚した友人の家へ行った時。そこにはイチゴのケーキが2つとオレンジのケーキが1つありました(急に何の話)。

そのうち1つは私用。残りは友人と旦那さんの分。私がイチゴの方を1人で食べていたら、友人が「私オレンジが良い! でもイチゴも食べたいから上だけちょうだい」って旦那さんに言ったんです。そしたら旦那さんは、「良いよ!」って笑顔でイチゴを差し出していて(涙)。

その瞬間に思いました。ケーキの一番おいしい部分をくれるくらい、自分を大切にしてくれるパートナーに私も出会いたいと。

もしかして、パートナーがいる人って毎日こういうちょっとした優しさや愛情を感じながら生きてるんですか? 他人と暮らすのは大変なこともあるとは思うのですが、私にはそれがとてもうらやましいことに感じるんです。

(4)結婚をリアルに捉えたかったから

恋人がいないと、「結婚」がとてつもなく遠いものに感じませんか? むしろ、そんな未来は来ないのではと思えてきてしまいます。

そこで私は、結婚についてもっと現実的に考えられる環境に身を置きたいと思ったのです。そうして選ばれたのは、結婚相談所でした。

もっとリアルに「結婚」を見ることができたら、もしかしたら「自分は結婚しなくていいや」って思えるかもしれないですし。結婚する・しないを含めて、自分が本当はどうしたいのか見極めたいと思ったんです。

とはいえ結婚相談所は無料ではないので、卵かけごはんばかり食べて、何とか費用を捻出しながらですが(笑)。

(5)20代最後というノリ

「20代の最後に何かしておきたい!」という気持ちもあって入会したのも正直なところです。

結婚相談所って、いつか入ってみてもいいかな~なんて思いつつ、つい先延ばしになることも多いもの。自分が本気で「結婚したい」と思うタイミングまで待とうと思っている人が多いかもしれませんね。

私の場合、まだ結婚したいかどうかもあいまいな状態で入会してしまいました。最後はノリと勢いが後押ししてくれたって、いいと思うんです。

もしかしたら結婚相談所に入ることで、今まで安パイを選んできた私に試練が訪れるのかもしれません。でも、29歳まで生きた私なら、たとえ失敗してもまた立ち上がれるかなという根拠のない自信で、入会を決めました。

入ってみて分かった結婚相談所のメリット・デメリット

こうして、晴れて結婚相談所へ入った私。現在、活動を始めて2カ月になります。まだ活動歴は浅いですが、実際に入会してみたからこそ分かったことも。

最後に、今の私が思う結婚相談所のメリット・デメリットを紹介します。

結婚相談所のメリット

・結婚に真剣な人だけに出会える。

・出会えたら話がトントン拍子に進む(たぶんきっと)。

・結婚する未来が少し見えて前向きになる。

結婚相談所というだけあって、遊び目的で利用している人には1人も出会っていません。そこは、マッチングアプリや合コンとは違うなというのが正直な感想。

また、私が入った結婚相談所は、初回お見合い→仮交際→フォーカス期間(新たな紹介がストップされる)→成婚退会(晴れて2人で退会すること。必ずしもこの時点で結婚をする必要はない)という流れになっています。

早い人だと、活動開始から3カ月で入籍に至ることもあるんだそう。そのようなスピード感なので、初回もしくは2回目に会う時には、「いつ結婚したい? 結婚後に住みたい場所は?」など、かなり具体的な話になることが多いです。

そのため、「この人だ!」と思う人に出会えたら、その先はトントン拍子に話が進みやすいと思います。そこも、結婚を前提に会う相談所ならではのメリットですね。

結婚相談所に入ったことで、私は人生で初めて結婚について真面目に考えました。

「頑張れば結婚できるかも」という未来が見えたことで、ちょっと前向きになれましたよ!

結婚相談所のデメリット

・休日の予定がほとんどお見合いで埋まってしまう。

・活動費用が掛かる。

・人とのコミュニケーションに疲れる時がある。

とはいえ、デメリットもあると感じています。働きながら婚活をしていると、どうしても休日にお見合いを詰め込まざるを得ません。

多い時だと1日に3件ほどのお見合いが入るので、合間にカフェで次に会う人のプロフィールを読み込む……など、気分はまるで就活生!

また、何度も言いますが恋愛をなるべく避けて通ってきた私なので、男性との会話でどう振る舞っていいかさっぱり分からず、正直ちょっと疲れることも。

でも、こちとら全国大会3位(4チーム中)の元体育会系女子。疲れたり傷ついたりすることもありますが、「活動費用が発生している。落ち込んでいる暇はない」と自らを奮い立たせて頑張っています(笑)。

活動費用が掛かるのはもちろんネック。本当はもっとおいしいものを食べるのにお金を使いたいです!!

でも私の場合は、お金が掛かっていることが原動力になっている部分もあります。そこも、無料で使えたマッチングアプリなどとの違いですね。

こうして今日も私はお見合いへ行く

結婚相談所に入ってみて思ったのは、マッチングアプリなど他の出会い方で事足りる人もいるだろうなということ。「いつまでに結婚したい、こんな人と出会いたい」という具体的なプランがある人なら、わざわざプロの手を借りる必要はないかもしれません。

でも私と同じように、ふわっと「いつか結婚できればいいや。でも出会いがないな~」なんて焦っている人には、あえて結婚相談所をおすすめしたいです。カウンセラーさんが背中を押してくれたり、お金が発生している事実が原動力になったりするので。

こうして今日も私はお見合いへ行きます。うまくいくかは分かりませんが。こんな「ご無沙汰女」(自ら認めに行くスタイル)の婚活記、よければ今後も楽しみにしていてください。

(文:たじー/マイナビウーマン編集部、イラスト:ナガミネショウコ)

※画像はイメージです

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