フレーバーティーとは? 特徴や種類を解説
フレーバーティーは日本でもよく飲まれるお茶の1つですが、さまざまな種類があり奥深いものでもあります。本記事では、フレーバーティーの特徴と種類などを解説します。
アールグレイやローズティー、アップルティーなど、多くの種類があるフレーバーティー。
ですが、改めてどんなお茶かと聞かれるといまいち分からないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、フレーバーティーの特徴や種類について紹介します。
また、センティッドティーとの違いも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
フレーバーティーとは
まずは、フレーバーティーがどのようなものなのかについて見ていきましょう。
フレーバーティーとは「茶葉に香りをつけたお茶」
フレーバーティーとは、茶葉に果物や花、スパイスなどの香りを香料で人工的につけたお茶のこと。
フレーバードティー、または着香茶(ちゃっこうちゃ)とも呼ばれます。
なお、フレーバーティーは紅茶の一種だと思われがちですが、ベースとなる茶葉に決まりはありません。
紅茶の他にも、緑茶や中国茶などが使われることもあります。
センティッドティーとの違い
センティッドティーとは、乾燥させた果物や花、スパイスなどを茶葉に混ぜて、直接、茶葉に香りを吸収させたお茶のことです。
香料で香りづけするフレーバーティーとは違い、香料を一切使わないものをセンティッドティーと呼びます。
実際に茶葉と果物や花が混ざっているため、見た目が華やかで、フレーバーティーよりも豊かな風味を感じられるのが特徴です。
センティッドティーの代表的なものとして、ジャスミンティーやミントティーなどが挙げられます。
フレーバーティーの種類
フレーバーティーには、実にさまざまな種類があり、同じ茶葉でも香りづけによってまったく異なる印象を与えます。
ここでは、代表的なフレーバーティーの種類を見てきましょう。
(1)甘みを楽しめる「フルーツ系」
果物の香料で香りづけしたフルーツ系のフレーバーティーは、甘い風味を楽しめるのが特徴。
果物の風味でお茶特有の渋みをカバーできるため、ストレートのお茶が苦手な人も飲みやすいフレーバーティーといえるでしょう。
なお、アールグレイは茶葉の種類と勘違いされることも多いですが、有名なフレーバーティーの1つ。ベースとなる茶葉にベルガモットという柑橘類の香りをつけたものです。
その他の代表的なものとしては、アップルティーやアプリコットティー、ピーチティーなどが挙げられます。
(2)満足感のある「スイーツ系」
より甘い風味を感じたい人にぴったりなのが、スイーツ系のフレーバーティー。
バニラやメープル、キャラメルなどで香りづけしたお茶は、まるでスイーツを食べたかのような満足感を得られるはず。
また、ナッツ類のフレーバーは、甘みの中にも香ばしさとコクのある風味を感じることができます。
(3)さっぱりとした「スパイス系」
ピリッとした刺激とさわやかな香りを楽しめるのが、スパイス系のフレーバーティー。
すっきりとしているので、仕事中のリフレッシュしたい時にぴったりです。
代表的なものには、ジンジャーティー、シナモンティーなどがあります。
フレーバーティーにはさまざまな種類がある
フレーバーティーは、茶葉に香りをプラスすることで、さまざまな風味を楽しめるお茶です。
同じフレーバーでもベースとなる茶葉が異なると味わいが変わるため、数多くの種類があるのも魅力的。
ぜひ、お気に入りのフレーバーティーを見つけてみてくださいね。
(kirara)
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