「一生独身」向きな女性の特徴とは? 独身のメリット・デメリットも紹介
「一生独身で良い」と思いつつ、漠然と不安を感じている女性もいるでしょう。コラムニストのE子さんは「独身でいることは幸せになるための1つの手段」と語ります。一生独身でいるメリットやデメリット、独身に向いている女性の特徴とは何なのでしょうか。
働く女性が増えた昨今、「仕事を頑張りたい」などの理由から一生独身でいることについて検討する女性も多いのではないでしょうか。
私自身、「いつかは結婚したい」「良い人と出会って、結婚したいと思えたらすてきだな」とは思うものの、一生独身でいることも1つの選択肢として持っています。
そして、「もしかすると一生独身でいることがベストアンサーなのでは?」と思ってしまう日も多いのです。Twitterで婚活をしている、この私でさえも……。皆さんはいかがでしょうか?
本日は、一生独身でいることのメリット・デメリット等を確認し、皆さんと一緒に人生について考える機会となれば良いなと思っています。
一生独身の人の割合って?
国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集によると、女性の50歳時点未婚率は14.06%となっています。
「今の20代~30代女性が50歳になる頃には、この割合はもっと上がっているのではないかな?」と、なんとなく思います。
そのくらい、体感として自身の周囲で「一生独身」を選択肢に入れている女性が多いです。そして、一生独身でいることは現代の女性にとってメリットも多いと感じます。
女性が一生独身でいることは決して「結婚できなかった」というわけではなく、「幸せになるための1つの手段」といえるでしょう。
その理由については次ページ以降で紹介します。
独身に向いている女性の特徴
では、独身に向いている女性の特徴とはどんな女性なのか、見ていきましょう。
(1)仕事を一番大事にしたい
仕事が最優先の女性は(女性に限らず男性も、かもしれませんが)、結婚をしない方がマイペースに仕事に取り組みやすいのではないでしょうか。
「仕事のスケジュールを家庭よりも優先する」といったことは、場合によっては配偶者やその他の家族の理解を得られなかったり、夫婦生活に亀裂が入ったりする可能性もあります。
仕事に没頭したい女性は、独身に向いているかもしれません。
(2)家庭に縛られず自由に過ごしたい
仕事に限らず、趣味があったり、自分の時間の使い方を自分で決めたかったりするタイプの人は独身に向いているといえるでしょう。
家庭を持って、家族とかけがえのない時間を過ごすのもすてきな人生ですが、家庭を持たないからこそ自分の時間を自由に過ごせる……というのもまた、同じくらいすてきな人生だと思います。
(3)一生恋愛を楽しみたい
恋愛体質で「恋愛が大好き!」という女性は、結婚してしまうと多少物足りなくなるかもしれません。
もちろん、パートナーとの関係は恋愛の延長線上にあるものですし、恋愛が家族愛に昇華されるのもとても幸福なことです。
が、「恋のドキドキやトキメキを楽しみ続けたい!」という女性は、独身でいる方が良いのかもしれません。
一生独身でいることのメリット
「私は一生独身でいるのに向いているかな……?」と思ったあなたは、ここから改めて一生独身でいることのメリットを確認していきましょう。
(1)自分の時間やお金を好きなように使える
家事に時間を取られたり、家庭のことにお金を使うことになったり、結婚すると時間やお金を自分1一人の判断では使えなくなることもあります。
1人で家事をして1人で生計を立てることと、誰かのために家事をして誰かのために生計を立てることでは、負担感は全く異なるものです。
独身だからこその「自由」は、結婚歴のない人が想像する以上に、大きなメリットであるはずです。
(2)自分の失敗に配偶者を巻き込む心配がない
1人で生きるということは、自分の人生の責任を自分で取るということ。
何か失敗しても、配偶者やその家族を巻き込んでしまうことはありません。だからこそ、挑戦したい時にリスクを取る、という選択もしやすくなるのではないでしょうか。
逆に、配偶者が借金や犯罪に巻き込まれて自分も渦中に入ってしまう……なんて心配もありません。
(3)自由な恋愛を楽しめる
独身であれば、恋愛を自由に楽しむことができます。
付き合ったり別れたりするのも簡単ですし、さまざまな恋愛を楽しむこともできます。
一生独身でいることのデメリット
一生独身でいることに不安を抱く女性も多いはずです。それは、デメリットがあるから……。では、独身のデメリットとは何なのでしょうか。
(1)いざという時に身近に頼れる人がいない
「急な災害や病気の時、一番に自分のことを思い浮かべてくれる人がいないかもしれない……」という状況は、心細いもの。
女性の場合は特に、暗い夜道を歩いたり、洗濯物を外に干したりするだけで身の危険や不安を感じるシーンもあるかもしれません。
そのため、「男性と同居している」「一番に頼れる男性がいる」というのは非常に大きな安心材料になります。
「一人で生きていける」と言うのは簡単でも、危険にさらされるリスクや、そのリスクによって日常的に感じる不安は、デメリットといえるでしょう。
(2)老後に孤独を感じてしまう
若いうちは恋人や友人がいて、仕事をバリバリしていて、寂しいなんて感じる機会がなかったとしても、老後はそうはいかない場合もあります。
周囲の同世代の人は家族がいて、子や孫の話題があるのに、自分だけ取り残されている……もしかしたら、そんなふうに感じてしまう日が来るかもしれません。
「やっぱり結婚したい!」と思ったら
「やっぱり結婚したい!」と思ったら、いつでも方向転換は可能です。どうすれば結婚のチャンスをつかめるでしょうか?
(1)「何歳からでも遅くない」というマインドで人と出会う
「もう○○歳だから……」と、自分で決めつけて「今更結婚は難しい」「同世代の男性はみんな結婚している」などと諦めてはもったいない!
「結婚したい」と思ったら何歳からでも遅くありません。人と関わるような新しい趣味を始めたり、友達に紹介を頼んだり……出会いのために行動しましょう!
(2)「結婚」をゴールにした出会いの場へ行く
出会いを前提としない今まで通りの行動を続けても急に結婚できるわけではありません。そのため、出会いの場へ行くことは必須になりそうです。
焦ったり必死になったりする必要はありませんが、やみくもに人と出会うよりは、婚活パーティーなどの「結婚」をゴールにした出会いの場へ足を運ぶ方が良いでしょう。
人生は自分次第
結婚すれば必ず幸せになれるわけでも、一生独身を貫けば必ず自分の時間を有意義に使えるわけでもありません。人生がどうなるかは全て、自分次第です。
そして、早い段階で自分の人生の指針を決めてしまう必要はありません。
あまり先のことで思い悩まず、その時々で自分のベストだと思う選択をしていけば、幸せな人生を送れると、私は考えています。
(E子)
※画像はイメージです