ヤンデレ系の花言葉は? 悲しみや絶望の意味を持つ植物13選
「悲しみ」「絶望」「復讐」など、花言葉にはヤンデレ系の意味を持つものもあります。意外にもそれは、あなたにとって身近な花である可能性も。この記事では、怖い花言葉を持つ植物13選を紹介します。
一見かわいらしい見た目をした花でも、実はヤンデレ系の怖い花言葉を持っていることをご存じでしょうか?
例えば、白いゼラニウムの花言葉は「私はあなたの愛を信じない」です。
今回は、ヤンデレ系の花言葉を持つ植物について紹介します。
【悲しい恋愛編】ヤンデレ系の花言葉
まずは、悲しい恋を連想させるヤンデレ系花言葉について紹介します。
(1)リンドウ「悲しんでいるあなたを愛する」
リンドウの花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」です。
リンドウは咲き方に特徴があり、群生することなく間隔を空けて単独で花を咲かせます。
そんな1本孤独に咲く姿と、悲しみをイメージさせる青紫色の花から、この花言葉がつけられたとされています。
(2)ゼラニウム「私はあなたの愛を信じない」「憂うつ」
ゼラニウムは、色ごとに花言葉の意味がガラッと変わるのが特徴。
ゼラニウム全体としての花言葉は「信頼」「真の友情」「尊敬」などがありますが、白いゼラニウムは「私はあなたの愛を信じない」という意味を持ちます。
また、深紅のゼラニウムには「憂うつ」という花言葉もあります。
(3)アネモネ「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」
春の花として知られるアネモネは、「はかない恋」「恋の苦しみ」「見放された」「見捨てられた」という花言葉を持ちます。
悲しい恋を思わせるアネモネの花言葉。
由来は所説あるとされていますが、ギリシア神話に登場する愛と美の女神・アフロディーテのエピソードによると伝えられています。
(4)スイセン「報われぬ恋」「もう一度愛してほしい」
スイセンは冬から春にかけて咲く花で、全般的な花言葉としては「うぬぼれ」「自己愛」があります。
しかし、色や種類ごとにもそれぞれに花言葉があり、中でもラッパスイセンの花言葉は「報われない恋」です。
また、黄色のスイセンには「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」という花言葉があります。
(5)サザンカ「あなたは私の愛を退ける」
サザンカ全体としての花言葉は、「困難に打ち勝つ」「ひたむき」という健気なもの。
ですが、白いサザンカの場合「あなたは私の愛を退ける」という花言葉を持ちます。
また、サザンカは花の色によってそれぞれ花言葉があり、赤色は「あなたが最も美しい」、ピンク色は「永遠の愛」という意味を持っています。
(6)アイビー「死んでも離れない」
初心者でも育てやすい観葉植物として人気のアイビーですが、花言葉は「永遠の愛」「結婚」という意味があります。
そのため、ウェディングブーケに使われることも多い植物です。
その一方で、アイビーはつる状に成長して壁や樹木に絡みつくため「死んでも離れない」という花言葉もあります。
ちなみに、アイビーの学名である「Hedera(ヘデラ)」は、ラテン語でしがみつくという意味の「haerere」が語源となっています。
(7)アンスリウム「煩悩」「恋にもだえる心」
アンスリウムには「煩悩」「恋にもだえる心」といった花言葉があります。
ハート型の花を咲かせることから、風水では恋愛運アップに効果的といわれることも。
また、花の色別にも花言葉があり、赤色は「情熱」、ピンク色は「飾らない美しさ」、白色は「熱心」という前向きな意味を持っています。
(8)ガマズミ「私を無視しないで」
初夏に白くてかわいらしい花をつけるガマズミは、「私を無視しないで」という花言葉を持ちます。
ガマズミの花は1つ1つ小さいですが、それが寄り集まって人目を引くため花言葉の由来になったとされています。
意味深な花言葉を持つため、人に贈る際は注意した方が良いかもしれませんね。
【絶望編】ヤンデレ系の花言葉
続いてはさらにハードな、絶望感の強い花言葉を持つ植物について紹介します。
(1)タツナミソウ「私の命を捧げます」
紫色の花が特徴的なタツナミソウの花言葉は「私の命を捧げます」です。
相手への深い愛情が込められたような花言葉ですが、受け取り方よってはヤンデレ感の強い重い愛に感じる人もいるでしょう。
タツナミソウは漢方として重宝される植物であり、全草を煎じて利用されることが花言葉の由来とされています。
(2)クワ(マルベリー)「共に死のう」
クワ(マルベリー)には「共に死のう」という花言葉があります。
この花言葉の由来は、戯曲『ロミオとジュリエット』のベースともなったギリシア神話。
愛し合う2人の若者ピュラモスとティスベですが、家族に結婚を反対され、駆け落ちするためにクワの木の下で会う約束をします。
しかし、お互いの勘違いによって2人とも命を落としてしまうのです。
ちなみに、クワの実の色によってもそれぞれ花言葉があり、白い実は「知恵」、黒い実は「私はあなたを助けない」「あなたより生き延びる」という意味を持ちます。
(3)トリカブト「あなたは私に死を与えた」
有毒植物として有名なトリカブトには、「あなたは私に死を与えた」という花言葉があります。
その他、「人間嫌い」「復讐」といった怖い意味も。
これらは、トリカブトが持つ毒に由来してつけられたとされています。
しかし、かぶとに似た花の形から「騎士道」「栄光」という花言葉も持っています。
【復讐編】ヤンデレ系の花言葉
花言葉の中には、さらに強い意味合いを持つものもあります。
最後は、復讐を連想させる花言葉について見ていきましょう。
(1)クロユリ「呪い」
特徴的な花色をしているクロユリは、「恋」という花言葉の他に「呪い」という意味も持っています。
その由来は、戦国武将・佐々成政の妻だったさゆりという女性が、根も葉もないうわさで処刑される際に残した呪いの言葉。
「クロユリが咲いた時、佐々家は滅亡する」と言ったことから、この花言葉がつけられたとされています。
(2)アザミ「報復」
さまざまな種類があるアザミは、「報復」という花言葉を持つ植物。
その他にも、「私に触れないで」「厳格」「独立」といった意味があります。
これらの花言葉は、アザミの鋭いトゲに由来しているとされています。
ヤンデレ系の花言葉を持つ花はたくさんある
リンドウやゼラニウム、クロユリなど、ヤンデレ系の花言葉を持つ花は数多く存在します。
美しい見た目に反して、花言葉には怖い意味が込められていることも。
誰かに花を贈る時は、花言葉にも注目してみると良いかもしれませんね。
(山本茉莉)
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