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好きな人を見れないのはなぜ? 専門家が男女別心理を解説

秋カヲリ

好きな人を意識しすぎて見れないのは一体なぜ? 好きな人の顔を見て話せない、なんて人もいることでしょう。今回は、心理カウンセラーの秋カヲリさんが、好きな人を見られない男性心理と女性心理を詳しく解説します。

「好きな人ほど、意識しすぎて見れない……」ということ、ありますよね。

本当は距離を縮めたいと思っていても、顔を見られなかったらなかなか関係が発展しないのでもったいないもの。普段のコミュニケーションも取りにくいでしょう。

そこで今回は、好きな人を見られない心理を男女別に解説します。困っている方はぜひ参考にしてくださいね。

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「好きな人を見れない悩み」って普通のこと?

「好きな人を見られない」と感じるのは、心理的にも自然なことで、あるあるの悩みです。「好きなのに見られないなんて変?」と気にしなくて大丈夫。

好きな人の目や顔をじっと直視できないのは、相手を意識しているから。

気にしていない相手なら自然に目を見て話しやすいのですが、意識しているといつも通りの行動ができなくなってしまうのです。

「好きな人を目で追ってしまう」というのも、行動自体は反対ですが相手を意識しているから起きること。いつもは目で追ってしまうけど、目が合いそうになったらパッとそらす……というのもよくあることです。

とはいえ、好きなのに目が合わせられなかったら会話が生まれず、距離を縮めにくいですよね。好きな人ときちんと目を合わせられるように、まずは見られない心理を把握しましょう。

次のページでは、好きな人をちゃんと見られない男性心理から解説します。

好きな人を見られない男性心理

好きな人を見られない男性にはどんな心理が作用しているのか、よくあるケースを3つ紹介します。

(1)ダメなところを見られたくないから

女性よりも競争心が強い男性には、ヒーロー願望があります。「かっこよくありたい」「一番でありたい」など、人より優位に立ちたいと考える人が多いのです。

当然ながら、好きな人には特に「かっこよく見られたい」という気持ちが強くなるので、目の前で失敗したりミスしたりすることを恐れます。

そのためプライドが高い男性ほど、あえて好きな人とは目を合わせず、距離を置くことで下手な姿を見せないようにする守りの姿勢になってしまうことがあるのです。

(2)恥ずかしいから

シャイな男性は「好きな人と目が合うと照れてしまって堂々とふるまえない」といった理由で無意識に目をそらしてしまいます。

女性でも恥ずかしいから目を合わせられないと言う人はいますが、女性の方が密なコミュニケーションを得意とするケースが多いです。そのため、男性よりは目を合わせるのに抵抗がないと言えるでしょう。

一方、男性にとって「相手の目をじっと見る」のは特別な行為であり、勇気が必要。自身にとっては明らかに好意を持っているのが分かる行動なので心理的なハードルが高く、なかなか好きな人を見られないのです。

(3)恋愛したくないから

男性は女性ほど恋愛を重視しない傾向があります。正確には、恋愛より仕事を優先する人が多いということです。

仕事優先の男性は、あえて自分を恋愛から遠ざけようとします。

そのため、気になる相手を避けることで、特別な感情を抱かないようにコントロールするケースも珍しくありません。

こうした「今は恋愛したくない」と考えている男性の中には、好きな人を見られない(見ない)状態になる人もいるのです。

続いては、好きな人を見られない女性心理について、詳しく解説します。

好きな人を見られない女性心理

続いて、好きな人を見られない女性にはどんな心理があるのかについても、代表的な3パターンに分けて解説します。

(1)目立ちたくないから

女性は一番になりたがる男性と違って、周りの人たちと足並みをそろえようとする傾向があります。

共感を大切にするので、横並びで行動するのを好むのです。「分かる、分かる」といった相づちを頻繁にするのも、こうした考えの表れです。

だから目立つのが苦手な女性が多く、好きな人の前だとそれが顕著になってしまい、好きなのに注目されないように隠れてしまったり、黙り込んで話さなかったりと大人しくなりがちです。

目を合わせられないのも同じ理由で、仲良くなりたいけど目立ちたくないという心理が働いて「好きな人を見れない!」とやきもきすることがあります。

(2)拒絶されたくないから

女性は奥ゆかしさを求められることが多く、恋愛対象の男性に対して積極的にアプローチするのに抵抗を持っている人が多いです。

そのため「ただでさえアタックすることには勇気がいるのに、そっけない態度を取られたらどうしよう」と不安になり、「リスクを冒して相手から拒絶されるくらいなら、何もしない方がマシ」と考えてしまいます。

好きな人を見られないのも「目をそらされたらショック」「無視されたらどうしよう」といった恐怖心によるものかもしれません。

(3)嫌われたくないから

拒絶されるのと同じように、嫌われたくないという理由で距離を置いてしまい、結果的に好きな人を見られない女性もいます。

拒絶されるのが怖いという人は傷つくのを恐れる臆病な女性に多いのですが、嫌われるのを怖がる人は自信がない女性に多いです。

これまで恋愛で失敗した経験がある女性や、男性慣れしていない女性によく見られます。

嫌われる原因になるかもしれない行動を必要以上に恐れ、「私なんかが見ていたら変に思われるかも」と不安になってしまうため、なかなか好きな人を見られないのです。

見られない理由を知れば、対策が打ちやすい

好きな人を見られないのは、男女問わず自然なことです。

気に病む必要はありませんが、どうして好きな人を見られないのかが分かれば戸惑いにくくなり、少しずつ見られるようになるかもしれません。

自分がどんな心理で見られないのかを探り、無理なく自然なコミュニケーションができるように意識してみてくださいね。

(秋カヲリ)

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