インスタストーリーの「質問スタンプ」とは? 使い方と回答方法
Instagram(インスタ)のストーリーを閲覧していると「質問スタンプ」を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、質問を設定、回答する方法など質問スタンプの使い方を解説。併せて、類似機能を持つ「質問箱アプリ」について紹介します。
※本記事に含まれる情報は2022年3月時点のもので、バージョンアップなどで内容が変わることがあります
Instagram(以下インスタ)の「質問スタンプ」という機能の特徴や使い方が気になっている人が多いのではないでしょうか。
質問スタンプとは、ストーリーズ(以下ストーリー)で使える質問を募集する機能のこと。
本記事では、インスタストーリーで使える質問スタンプの特徴と使い方を解説。併せて、質問スタンプ以外で質問を募集する方法を紹介します。
インスタストーリーの「質問スタンプ」機能とは?
まずは、インスタの質問スタンプとは何か、特徴を見ていきましょう。
ストーリーとは?
そもそも、ストーリーとは24時間で消える投稿のこと。通常の投稿は削除しない限り消えることはありませんが、ストーリーは24時間経過すると自動的に削除されます。
ストーリーは下記の画面のようにフィード画面上部に表示され、イベント情報のように一時的に発信しておきたい最新情報や、ふとした瞬間に感じた気持ちをタイムリーに発信できる機能として人気を集めています。
インスタのストーリーには、ハッシュタグスタンプや位置情報スタンプをはじめ、数多くのスタンプが用意されています。写真や動画にさまざまな要素を追加できるスタンプ機能は、手軽に使えてとても便利です。

ストーリーをシェアする方法を解説しています。
そんなスタンプ機能の中で、ストーリーの閲覧者から気軽に質問を募集できるのが「質問スタンプ」機能です。
質問スタンプ機能の特徴
インスタの「質問スタンプ」とは、ストーリーで使える、質問を募集する機能のこと。
質問スタンプをストーリーに設置すると、以下の画面のように閲覧者からの質問やコメントを募集できます。
上記のような画面を見たことがある人もいるのでは? 次からは、ストーリーで質問を募集する方法を見ていきましょう。
インスタストーリーに自分で質問を募集する方法
それでは、インスタストーリーで使える質問スタンプの実際の使用方法について見ていきましょう。
1.ストーリーの投稿画面に写真や動画を入力。準備ができたら、上記の画像1に表示されている顔文字マークをタップ。
2.続いて、「質問」を選択。
3.「完了」をタップすれば、質問スタンプがストーリーに投稿される。
質問できる文字数の制限は「36文字」
インスタの質問で入力できる文字数制限は36文字です。質問を送る場合、36文字以内で入力をしましょう。
インスタ質問スタンプの大きさ・位置・色を変える方法
質問スタンプは、背景色や大きさ、位置を自由にカスタマイズできます。
上記の画面にある「カラーアイコン」をタップすると、質問スタンプの背景色を変えられます。
また、スタンプ設置後にタッチ&ドラッグで位置を変更したり、2本指でスタンプを回転させたりることもできます。ピンチイン・ピンチアウトすれば、表示サイズを変更することも可能。
動画や写真を邪魔しない位置にスタンプを移動させたり、色やサイズを変更したりして、より自分らしくアレンジして使うことができますよ。
自由にカスタマイズしたら、右上の「完了」をタップすると投稿されます。
おすすめの歌などを回答してもらうことも可能
さらにこの質問スタンプ、おすすめの歌などを連携している音楽アプリから回答してもらうこともできます。
スタンプの文章や背景色を設定する画面で、下部にある音符のアイコンをタッチすると「おすすめの曲は?」にメッセージが変わります。
そして、回答者側も好きな曲を選択肢の中から入力できるようになります。
閲覧者から集まった回答を確認して返信する方法
集まった回答を確認、返答する手順は以下の通り。
1.該当のストーリー左下に表示されている足跡(「閲覧者○人」と書いてある部分)をタップします。
2.以下の画像のようにストーリーを閲覧したユーザーのアカウントと回答が表示されるので、ここで内容を確認します。
もらった回答に返信するには、「返答」をタップします。
3.返答は、ストーリーでのシェアもしくはDM(ダイレクトメッセージ)の2通りから選べるので、好きな方を選んで回答します。
「メッセージを送信」を選択すると、回答者にDMを送信。「返答をシェア」を選択すると、返答がストーリーに再投稿されます(ちなみに、再投稿された返答は匿名表示。第三者に回答者がバレることはありません)。
質問を一気に返す、回答結果をシェアする方法も!
また、回答がたくさん集まった場合、返答の表示画面で「すべて見る」をタップし、返答の一覧をスクリーンショットするのもおすすめ。
このスクリーンショットに各回答への返信を編集機能で書き込めば、一気に複数の回答に返信することができます。
ただしこの返答方法だと、相手のアカウント名やアイコンがストーリーに表示されてしまいます。スタンプやペンで相手のアカウント名を隠すなどの配慮が必要となるでしょう。
インスタの質問スタンプに回答する方法
続いて、自分が質問スタンプに回答するやり方を紹介します。
質問スタンプの回答方法は、入力欄に書き込んで「送信」をタップするだけ。
また、楽曲で回答する形式の場合は、「曲を選択」をタップすると楽曲選択画面に移行します。
以下の画面で送りたい曲を選び、「送信」すれば回答完了です。
回答した内容は他の人に見られるの?
質問スタンプに回答した場合、その内容がすぐに相手のストーリー上で表示されるということはありません。そのため、誰が回答したかも表示はされません。
しかし、質問スタンプの設置者には誰がどんな回答をしたか表示されます。これは、回答を入力する時点で「(投稿者)さんはあなたの返答を見たりシェアすることができます」と注意書きが表示されていることからも分かります。
ストーリーの投稿者が集まった回答をシェアした場合、そのシェア内容には基本的に回答コメントのみが表示され、アカウント名などは表示されません。
ただし前述の通り、投稿者が複数の回答のスクリーンショットを撮って一気に返答した場合、アカウント名やアイコンが表示されてしまう可能性も。匿名性を守るために配慮してくれる投稿者がほとんどですが、万が一のリスクもあることを知っておきましょう。
インスタストーリーの質問スタンプが使えない時の対処法
質問募集ができない、回答できないなど、質問スタンプが使えない時には、まずインスタアプリのバージョンを確認しましょう。
古いバージョンのままになっている場合は、最新版にアップデートすることで使えるようになる可能性があります。
その他、一時的な不具合が原因かもしれません。アプリやスマホ本体の再起動、Wi‐Fiのオンオフなどを試してみて、それでも改善しない場合はサーバー側の不具合という可能性も。
インスタの公式サイトなどにアクセスして、不具合が報告されていないか確認してみてください。
質問への回答を送れない、エラーになった時は?
質問を募集する側だけでなく、回答を送れない、回答をしようとしてもエラーになる場合も、やはりアプリのバージョンを確認してみると良いでしょう。
最新版にアップデートして、再度回答を送信してみてくださいね。
「バグが原因かも」と思ったら、運営に問い合わせてみよう
インスタアプリが最新版になっている、スマホの再起動などを試してもまだエラーになる場合、アプリ側にバグが発生しているのかもしれません。
この場合は、アプリや公式サイトから運営に問い合わせてみましょう。
インスタの質問スタンプのメリット・デメリット
質問スタンプを使うメリットとデメリットには、どんなことがあるのでしょうか。
質問スタンプのメリット
インスタの質問スタンプを使う大きな利点としては、投稿者と回答者のコミュニケーションが取りやすくなることが挙げられるでしょう。
例えば、芸能人や人気のインフルエンサーが質問スタンプを使うことで、ファンの人とのコミュニケーションを取れるようになります。ファンとしても、自分の回答にコメントをもらえる可能性があるのはうれしいですよね。
これまでインスタでコミュニケーションを取るにはDMか投稿へのコメントしか方法がありませんでしたが、質問スタンプならより気軽にコミュニケーションが取れるようになりました。
質問スタンプのデメリット
一方、質問スタンプのデメリットとしては、匿名性がないことが挙げられます。
質問スタンプでは、匿名での回答ができません。そのため、投稿者側へ自分のアカウントが知らされてしまいます。
前述の通り投稿者の回答方法によっては、不特定多数の人に自分のアカウントが知らされてしまうリスクもあり、完全に匿名性を守って利用したい人には不向きかもしれません。
インスタで質問を募集するその他の方法
インスタでは、質問スタンプ以外にも「質問箱アプリ」というものを使って質問を募集できます。
質問箱アプリとは、インスタと連携して使える外部アプリの総称です。以下の画像のような「BoxFresh」や「Peing」といったアプリがあります。
質問箱アプリは、回答者は匿名で利用可能。そのため、より気軽に使うことができるので、投稿者・閲覧者双方にメリットがあると言えるでしょう。
質問箱アプリは、インストールしてインスタと連携するだけで簡単に利用できます。
インスタ質問箱「BoxFresh(ボックスフレッシュ)」の使い方
今回は、「BoxFresh(ボックスフレッシュ)」の使い方を紹介していきます。
1.アプリをインストール後、以下の画面で利用登録をして始めます。
2.マイページにある四角が2つ重なったアイコンをタップして、自分のBoxFresh質問箱へのリンクURLをコピーします。
3.インスタアプリを起動して、「プロフィールを編集」を選択します。
4.「ウェブサイト」の項目に、コピーしたURLを貼りつけ。右上の「完了」をタップすると、インスタのプロフィールへ質問箱の設置が完了します。
これで、質問箱を見たユーザーからの質問をインスタで募集できます。
5.質問箱に気づいてもらうために、ストーリーで質問を募集していることをアピールするのがおすすめ。
再度BoxFreshアプリに戻り、マイページにあるインスタのアイコンをタップします。
6.左下の「ストーリーズ」をタップすると、インスタのストーリーに「BoxFresh質問募集中」の画面が投稿されます。
インスタの質問箱の使い方は分かりましたか? 次からは、インスタストーリーの質問スタンプに関して、気になる疑問をQ&A形式で解説していきます。
記事を読んでもまだ分からないところがあった! という人は、ぜひチェックしてみてください。
インスタストーリーの質問スタンプに関する疑問解決Q&A
ここからは、インスタストーリーの質問スタンプに関する気になる疑問をQ&A形式で解決していきます。
気になる疑問を解消して、快適にインスタを使ってくださいね。
Q1.質問に回答したらアカウントがバレる?
前述の通り、ストーリーの質問に回答をしたら、投稿者にはあなたのアカウントがバレてしまいます。
質問スタンプのデメリットはやはり匿名性のなさなので、投稿者に自分のアカウントを知られたくない場合は回答を控えた方が良いでしょう。
Q2.鍵垢(非公開アカウント)で質問を募集・回答したらどうなる?
では、一般に「鍵垢(カギアカ)」とも呼ばれる非公開アカウントで質問を募集・回答した場合はどうなるのでしょうか。
そもそも、非公開アカウントに設定している場合、ストーリーはフォロワー以外に閲覧されなくなります。そのため、鍵垢から質問を募集したら、ストーリーを閲覧可能なフォロワーからのみ回答をもらうことができます。
鍵垢から質問に回答した場合、投稿者にはあなたのアカウント名やアイコンが見えてしまいます。

非公開アカウントの特徴について詳しく解説しています。
インスタの質問回答を匿名にする方法はある?
では、回答を匿名にする方法はないのでしょうか。残念ながら、質問回答を匿名にする機能は今のところありません。
Q3.インスタの質問はいつまで残る?
インスタのストーリーが残るのは24時間。そのため、質問が残るのも基本的には24時間です。
ストーリーが消えると同時に質問内容も消えてしまうので、注意してくださいね。
アーカイブからハイライト作成が可能
アーカイブを設定を行うことで、質問を24時間以上残しておくことができます。アーカイブからハイライトを作成すれば、プロフィール画面からいつでも質問内容を確認することができますよ。
アーカイブからハイライトを作成する手順は以下の通り。
1.プロフィール画面の右上の三本線をタップし、「アーカイブ」を選択。
2.右上の「…」をタップし、「設定」を選択。
3.「ストーリーズをアーカイブに保存」のチェックボックスをオンにする。
4.「ストーリーズアーカイブ」一覧から、質問を募集しているストーリーをタップ。
5.右下の「ハイライト」から「ハイライトに追加」を選択。
インスタストーリーで質問を募集・回答する方法は分かりましたか? 最後に、インスタの質問を使った恋愛テクニックをご紹介。
気になる人は、最後までチェックしてみてくださいね!
インスタストーリーの質問は恋愛のチャンスにも! 質問の例
最近はインスタを含め、SNSでの出会いも増えていますよね。実は、インスタストーリーの質問は、恋愛のチャンスにつながることもあるんです。
ここからは、出会いを引き寄せたい、フォロワーに気になる人がいる時に使いたい質問の例を紹介していきます。
(1)今、恋してる人ー!?
「はい」か「いいえ」の2択で答えられる質問です。フォロワーの中に気になっている人がいるけれど、その人に恋人がいるか探りたい! という時にぴったりです。
また、結果をシェアする時に「いいなあ、私も恋したい」なんてあざとい一言を入れておけば、あなたがフリーであることもそれとなくアピールできるでしょう。
(2)○○でおすすめのカフェを教えて!
おすすめのカフェを聞いて、気になる知り合いから返事が来たらチャンス! 「え、行ってみたい!」と返答すればデートのきっかけになるかもしれません。
ただし、知り合いではない人からおすすめカフェを教えてもらって、そこからいきなりデートにつなげるのは不安ですよね。
そんな時はまずDMでやりとりをして、ある程度コミュニケーションを取った上で一緒に行くことを提案するなどの警戒心を持つことも大切でしょう。
インスタの質問機能を使いこなしてもっと楽しもう!
インスタのストーリーで使える質問スタンプの使い方を解説しました。
投稿者と閲覧者のコミュニケーションをさらに手軽にしてくれる質問スタンプ。ぜひあなたも活用してみてくださいね。
(ひらり)
※一部画像はイメージです