だる絡みの意味とは? 相手の心理を知りされた時は適切に対処を
「だる絡み」という言葉の意味を知っていますか? だる絡みはついついやられたりやってしまったりしがちな行為です。「だる絡み」の意味とそこに隠れた心理を解説していきます。
「だる絡み」という言葉の意味をご存じでしょうか?
「だる絡み」とは、特に用事もないのにちょっかいを出してくる、という意味の言葉です。
では、「だる絡み」をしてしまう人にはどんな心理が隠れているのでしょう。
この記事では「だる絡み」の意味と、そこに隠された心理、対処法を紹介します。
「だる絡み」とは?
まずは、「だる絡み」という言葉の意味について紹介します。
だる絡みとは「用事もないのにちょっかいを出してくる」こと
「だる絡み」は「だるがらみ」と読み、「大した用事もないのに、どうでもいいことで話し掛けたり、関わったりしてくること」を意味します。
「だる絡み」をされた側が、対応するのが「だるい」と感じてしまうことから、「だるいと感じる絡み方」を略して「だる絡み」となりました。
個人の主観にもよりますが、以下のようなことが「だる絡み」の例として挙げられます。
・やたらと自慢話ばかりされる
・こちらが興味のない話を延々と聞かされる
・部下や後輩に対して説教や小言を繰り返す
元々はネットスラングとして生まれた言葉ですが、最近では日常生活でも使われることがあります。
「だる絡み」と「うざ絡み」の違い
「だる絡み」に似た言葉として、「うざ絡み」があります。
いずれも、「相手から面倒な関わり方をされる」というような意味として使われる表現です。
ただし、「だる絡み」よりも「うざ絡み」の方が、不快度が高いニュアンスとして使われることが多いようです。
「だる絡み」する人の心理
続いては、だる絡みしてしまう人の心理を紹介します。
だる絡みする人の心理を知ることで、適切な対処ができるかもしれません。
(1)かまってほしい
とにかく「かまってほしい」といった気持ちから、だる絡みをしてしまう人がいます。
いわゆる「かまってちゃん」タイプです。
自分の寂しさを紛らわしたいがために、とにかく誰かと接していたいと思うのです。
(2)相手の気を引きたい
だる絡みをする人の中には、好きな人の気を引きたいという理由の場合もあります。
好きな人に対しては「常に関わっていたい」「自分だけを見てほしい」という気持ちが芽生えるもの。
その気持ちが空回りして無理に関わろうとした結果、相手からは「だる絡み」と思われてしまうのです。
(3)暇つぶし
だる絡みをする人の中には、「たまたまその時に自分が暇だから」といった理由の場合もあります。
例えば、上司が暇な時に限って仕事と関係のない世間話をしてくる、などが挙げられるでしょう。
このような場合、お人好しな人や共感してくれる人などが、だる絡みのターゲットにされやすい傾向があります。
「だる絡み」された時の対処法
続いては、「だる絡み」をされた際の対処法を紹介します。
今後の人間関係にも影響を及ぼす可能性があるので、上手に対処しましょう。
(1)軽く聞き流す
「だる絡み」をされた場合には、まずは軽く聞き流すのが良いでしょう。
まともに取り合うと、相手からのだる絡みはどんどん続いてしまいます。
軽く聞き流すことによって、察しの良い相手なら「だる絡み」をやめてくれるはずです。
(2)早めに話を終わらせる
軽く聞き流しても察してもらえない場合は、こちらから話を切り上げてみましょう。
例えば、「ちょっと今忙しいからごめんね」「これから○○へ行かなきゃいけないから、またね」など。
相手が納得するような理由を挙げることで、険悪な雰囲気にせず話を切り上げることができます。
(3)LINEやSNSならスタンプだけで返す
LINEやTwitterなどのSNSでだる絡みされた場合には、スタンプだけ返すのが無難でしょう。
察しのいい相手なら、「やりとりを終わらせたい」という意思表示だと気づいてくれるはずです。
自身も「だる絡み」していないか気をつけよう
「だる絡み」という言葉の意味と、だる絡みする人の心理について紹介しました。
相手からのだる絡みには気づいても、もしかすると気づかないうちに自分自身がだる絡みしてしまっている可能性もあります。
良好な人間関係を保つために、自分勝手なコミュニケーションになっていないか気をつけたいものですね。
(ほしななこ)
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