【2021年下半期】風水で金運アップの財布は? 色や形、使い始めの時期
「金運アップ」といえば、真っ先に「財布」を思う浮かべる人も多いのではないでしょうか? 風水によると、効果的に運気をアップさせるためには、財布の形や素材、色が大きく関わっているようです。今回は開運アナリストのバーバラさんに、2021年下半期の運気をアップさせる財布の特徴について教えてもらいます。
財布はお金などの大切なものを入れ、毎日身につけて使いますよね。
風水の考え方では、ある意味自分の分身ともいえる財布から特に影響を受けやすいので、運気の良い財布を選びたいものです。
そこでこの記事では、風水の観点からどんな特徴の財布が良いのか、また、より運気アップにつながりやすい使い始めの時期などを解説します。
「風水」とは、周囲の環境やエネルギーを使って運気を上げる考え方
風水とは、自然の「気の流れ」を読み、いかに人間の運勢を向上させていくかを考える学問や技術のことです。
紀元前200年頃に中国で始まったとされ、古代中国の書物である『易経(えききょう)』などをもとに、思想体系がつくられました。
「風水」の語源は、晋の時代の文学者・郭璞(かくはく)の詩の一節「気乗風散 界水則止」(気は風に乗って広がり、水によって止まる)から来ているとされています。
風や水といった自然や周囲の環境、物から発せられるエネルギーを上手に利用することで、運気を上げようとする考え方が風水なのです。
自然界の気は、年、月、日、時間ごとに移り変わり、オーケストラのようにさまざまな運気を生み出していきます。
流れに逆らわずその時々の運気にゆるりと乗っていくことが、開運の鍵となります。
風水において財布が大切な理由
身のまわりの品々を変えることによって、移り変わる運気の流れに無理なく合わせることができます。
特に、財布は自分の大切なものが入っていて、肌身離さず持ち歩くものです。そのため、財布自体の運気の影響を受けやすく手軽に欲しい運気が呼び込める効果的なアイテムの1つといえます。
気分を一新したい時や新しい時流に乗りたい時、新しいアイデアが欲しい時などには、財布を替えてみると良いでしょう。
新しい財布を使い始めるのに良い日時は?
1年は、冬至から陽遁(ようとん)という、エネルギーが外向きに拡大する時期に入り、夏至から隠遁(いんとん)という、エネルギーが内部に向かって充実する時期に入ります。
エネルギーが充実していく下半期、財布を替えて新しい運気を呼び込んでみましょう。
ここでは、中でも新しい財布を使い始めるのにおすすめの日と時間帯を紹介します。
始めたことが大きく育つ「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」
新しい財布を使い始める日としてまずおすすめしたいのは、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。
一粒万倍日は、「一粒の籾(もみ)が万倍にも増える」という意味があり、始めたことが大きく育つ縁起の良い日とされています。
財布を新調する他、入籍やビジネスで新しいことを始めるにもふさわしい日です。
一粒万倍日はひと月に数日あるので、使い始めのタイミングをつかみやすいでしょう。
良いスタートにぴったりの「天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)」
もう1つおすすめしたいのが、天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)です。
「天が万物を許す」といわれるエネルギーの滞りが少ない日で、何かを始めるのに良い日とされています。
良いスタートを切りたい時、また、今まで努力しても軌道に乗らなかったことを再チャレンジする時に、天赦日を意識すると良いでしょう。
朝日のエネルギーに溢れる「午前中」
財布は、お金やクレジットカードを入れた時の運気や状態を記憶します。
そのため、朝日がぐんぐんと昇って「陽の気」が強い午前中に使い始めるのが良いでしょう。
そして使い始めの時には、財布の中のお札を「少し多いかな」というくらい入れておくのもおすすめ。財布が、豊かな金運のエネルギーを記憶してくれます。
「いつもこのくらいあったらうれしいな」という金額を入れてみて、うきうきしながら使い始めてみましょう。
風水的に金運アップが期待できる財布の特徴
続いて、金運アップが期待できる財布の具体的な特徴を見ていきましょう。
サイズは少し大きめで余裕のあるものを
第一に考えたいのが、「お金にとって、その財布の中は居心地が良いか」ということ。
財布のサイズが小さく、お札が折れ曲がってしまったり、財布のファスナーに挟まって端が破れてしまったりするものは注意が必要です。
財布はお札のサイズより少し大きめで、余裕のあるものを選びましょう。
風水では、お金にとって居心地の良い財布は、お金が仲間を呼ぶと考えられています。
お金になった気持ちで、または、お客さまをもてなすような気持ちで、どんな財布だと居心地が良いのかを考えてみると楽しいですよ。
デザインは金種ごとに仕切りのあるものを
もう1つ、財布を選ぶ時のポイントは、「金種ごとに分ける仕切りがあるか」です。
風水的には、いろいろなお札が雑多に入っていると、エネルギーが落ち着かないと考えます。
そのため、千円札の入る所、一万円札の入る所と、財布の中にいくつかの仕切りがあるものを選ぶと、お金のエネルギーを仕分けることができて良いでしょう。
素材は手触りの良い布製や革製がベター
素材は、好みのもので構いませんが、ビニール製のものは避けると良いでしょう。
風水的に、ビニールは「火のエネルギー」を持っているため、お金の運気を燃やしてしまうと考えられています。
手触りの良い布製や上質な皮製、その他の素材の場合もあまりビニールっぽく見えないものを選んでみてください。
なお、編み込んだようなデザインのものは、隙間が大きいもの程、金運が逃げるとされているので避けましょう。
また、財布の止め口がしっかりしているかどうかも重要なチェックポイントです。できればファスナーがついていて、しっかりと口が閉じられるものが良いでしょう。
【色別】運気アップにつながる財布の特徴
続いては、財布の色別にどんな運気アップが期待できるかを紹介します。
2021年のラッキーカラー「ゴールド」は金運アップ
ゴールドは華やかな金運のエネルギーを持つ色。
特に、2021年は辛丑(かのとうし)年で、ゴールドは2021年のエネルギーを代表する色です。
「辛」は、アクセサリーのような加工がされた華やかな金のエネルギーを持ち、「丑」は、冬と春の架け橋となる土用の運気を持っています。
表面は静かでも運気が高まっている時なので、自分を磨くための努力が将来の成果につながりやすい時期といえます。
春に備えて種が芽を出す準備をしているようなイメージです。
なお、「辛」のエネルギーは金ですが、荒々しい鉱物のエネルギーではなく、品性あるエネルギーです。
そのため、ゴールドの財布でもエレガントなフォルムや小粋なチャームが付いたようなものが、特に2021年にマッチするでしょう。
2021年のラッキーカラー「シルバー」はスキルアップ
シルバーも、金のエネルギーが回る2021年に相性の良い色です。
地位やステータスを表す色でもあるので、スキルアップや昇進を考えている人にもふさわしいといえます。
なお、この色は、神仏の加護なしには真の実力がなかなか発揮できないといわれています。将来の夢を持っている方は、神社などのパワースポットへ出向いてみるのもおすすめです。
「黄色」は金運アップ
金運アップといえば、黄色い財布を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、あまりに派手すぎる黄色は、大きなお金が入ってくる分、大きなお金も出ていくという傾向があります。
財布をバッグから取り出した時に、周囲の人が、「おっ、金運狙いにきてるね!」と注目するような黄色よりも、落ち着きのある上品な黄色の方が、安定したエネルギーを得られるでしょう。
「ピンク」は縁を呼び込む
ピンクは縁を呼び込む色。
金運は人の縁に乗ってやって来ますから、縁を金運に変える発展的な運気を持つという意味でピンクもおすすめです。
なお、人と接するのが苦手な人や周囲から堅い印象を抱かれやすい人は、ピンクの財布を持つと柔らかい雰囲気をもたらしてくれる効果もあります。
「赤」は短期的な勝負運アップ
赤は強いエネルギーを持つ色。
「短期的にお金を増やしたい」「ここで勝負をかけたい」「決断力や行動力をつけたい」といった時に良いでしょう。
また、運気が停滞していると感じる時にもおすすめです。
ただし、赤い財布は短期集中型のエネルギーであるため、あまり長期的に持つにはおすすめできません。
運勢が軌道に乗ってきたら、黒や茶など、守りのエネルギーが強い財布に替えましょう。財布の内側の布地が、黒や茶色のものを選ぶとバランスを取ることができます。
「青」は無駄遣い防止、新しいスタートを切る
青には2つの効果が期待できます。
1つは人を冷静にさせる効果です。最近、無駄遣いが多いと感じている人は、青い財布を持ってみましょう。
もう1つは、東の青龍の効果です。青龍には、新しいことを始める人をサポートする力があります。
新しいビジネスや転職など何かを始める時に、冷静に判断し、計画的な資金の使い道を考えるのに力を貸してくれるでしょう。
「緑」は縁を運び金運アップ
緑は、実は財布と大変相性の良い色です。
すてきな縁を運んでくる力と、金運を上げる力、両方のパワーをバランス良く持っています。
財布の差し色として、ファスナーなどの金具部分に金色があると、さらに強力な金運を呼び寄せてくれるでしょう。
花や植物のモチーフがあると、縁を呼び込む力がもっと強くなります。
「黒」はお金が貯まる
黒は北のエネルギーを持つ色で、お金を着実に貯める効果があります。
また、他の財布で得た金運をキープし、さらに増やす効果もあります。
もともと金運のある人が、その運を安定して保つのに良い財布です。
「茶色」は将来の資金が貯まる
茶色も安定して金運を守る、守備型のエネルギーを持つ色です。
一方、変化を起こす力も備わっているので、今は着実に実力を蓄え、将来に備えたいという人に良いでしょう。
新しいことを始めるための資金を貯めるのに向いています。
「白」はポジティブな切り替え
白はリセットと浄化の色です。
今までの流れを断ち切りたい時、考え方をポジティブに切り変えたい時などに持つと良いでしょう。
財布の差し色として、これまでに紹介した持ちたい運気の色を取り入れるのもおすすめです。
ただし、白は汚れるとすぐにパワーダウンをしてしまいます。こまめに手入れをして、大切に使うことを心掛けましょう。
じっくりと手入れするうちに、直観力が養われるという効果も期待できます。
さらに風水の効果をアップさせるには?
ここまで、運気をアップする財布の素材や形、色を紹介してきました。
最後に、風水の効果をさらにアップさせるためのポイントをいくつか紹介します。
夜は北~西北の暗所で財布を休ませる
風水では、陰と陽のバランスが大切と考えます。
明るい陽のエネルギーは金運が溢れ出し、一方、良質な陰のエネルギーによってお金が育つのです。
そのため、日中に活躍した財布は、レシートなどを取り除き整った状態で、家の北側から北西側の暗い所で休ませましょう。寝ている間に、お金を貯める運気が育ちます。
こまめに手入れをして大切に使う
風水では、手入れが悪いものは運気を落とすと考えられています。
そのため、財布はこまめに手入れをして、自分の分身のように大切に扱いましょう。
なお、どんなにお気に入りの財布でも、擦り切れてきたり、留め金が緩くなってきたりしたものは、買い替え時です。
古い財布は、塩をひとつまみ入れて、白い布に包んで処分しましょう。
運気が良い人に財布をプレゼントしてもらう
もし、周囲にとても金運の良い人がいるならば、機会があったらその人に財布をプレゼントしてもらうと良いでしょう。その人の金運を分けてもらうことができます。
また、何年も続いている老舗や高級ブランドは、良い運気を授けてくれる「気」が入っているのでおすすめ。
「欲しい運気」の財布でステップアップしよう
2021年の下半期、風水で運気を効果的に上げる方法と、財布の特徴、使い始めの時期についてまとめてみました。
お気に入りの財布を持つと、見るたびにわくわくして運気を上げてくれます。
ぜひ、自分の直感に従ってすてきな財布を選んでくださいね。
(バーバラ)
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