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「なんかいいことないかな」と言う心理。幸せの引き寄せ方

シシィ

つい口癖のように「なんかいいことないかな」と言っていませんか? でもこの言葉を口にしているうちは、なかなかいいことは訪れません。今回は、「なんかいいことないかな」という人の心理や、いいことを引き寄せる方法を解説します。

平穏な毎日にありがたさを感じつつも、平凡で代わり映えしない日々に飽き、つい口にしてしまう人もいるかもしれません。「なんかいいことないかな」と。

しかし実は、「なんかいいことないかな」と言っている限り、「いいこと」はどんどん遠ざかっていくものなのです。

今回は、「なんかいいことないかな」という言葉の裏に隠された心理や、「いいこと」を引き寄せるコツを紹介していきます。

「なんかいいことないかな」は運気を下げるNGワード!

「なんかいいことないかな」とつい言ってしまうことがあるかもしれませんが、できれば避けたい言葉です。

なぜなら、「いいこと」を手繰り寄せるのは自らの行動だからです。

「なんかいいことないかな」という受け身の言葉を発しているうちは、必然的に「いいこと」は起きにくくなります。

また、「なんかいいことないかな」とはつまり、今は「いいことがない」状態ということ。自分が不幸であることを宣言しているのに他なりません。不幸を再認識する度に、心の奥底に負の記憶がインプットされていくことになります。

つまり「なんかいいことないかな」は、不幸を呼び寄せる可能性もあるNGワードということです。

口癖のように使っていると、悪いことが起こったり物事が思い通りに進まなかったりする「負のスパイラル」にはまり込み、ますます「いいこと」が起こらなくなります。

「なんかいいことないかな」と言ってしまう12の心理

「なんかいいことないかな」と言ってしまう心理には、どんなものがあるのでしょうか。12の心理をひも解きます。

(1)毎日を退屈に感じている

自宅と会社の行き帰りだけなど生活パターンが決まっている人や、時間が有り余っている人。こんな風に日々を過ごしていると、毎日を退屈に感じることもあるでしょう。

何か変化を起こしたいと思いつつも、自分からは何も行動を起こせていない状態です。そんな毎日に何か変化が起こらないかと「なんかいいことないかな」と言ってしまうのかもしれません。

(2)現状にモヤモヤする

現状にこれといった不満はないものの、「満足か」と聞かれたらそうでもない……。そんな風にモヤモヤしている人も「なんかいいことないかな」と言いがち。

実際にいいことを引き寄せたいと思っているかは別として、口癖のようにぼんやりと「なんかいいことないかな」と言ってしまうことがあるでしょう。

(3)ネガティブ思考

ネガティブ思考な人は、実際にはいいことが起きているのにも関わらず、疑心暗鬼になっていいことをスルーしている場合もあるでしょう。

また、人目を気にして自分が本当にやりたいことができなくなり、チャンスが巡ってきても、自ら手放してしまうことすらあります。このようなことを繰り返した結果なかなかいいことが巡ってこず、「なんかいいことないかな」が口癖になっている可能性があります。

(4)1つの欲求にこだわりすぎている

1つの欲求が満たされないことが原因となり、他にいいことが起きていても現状に不満を感じる場合も。満たされない気持ちから、つい「なんかいいことないかな」と口走る訳です。

例えば、仕事が順調で、お金をどんどん稼いで出世もしている人がいたとします。しかし恋人ができないのが原因で、「いいことなんか1つもない」と思ってしまうこともあるのです。

(5)精神的な疲労から欲求不満になっている

精神的な疲労がたまっている場合、情緒不安定になったり、欲求不満になったりすることがあります。

疲れているため、自分から行動して「いいこと」を探す余裕がありません。そんな時には、不満を解消したくて「なんかいいことないかな」と人任せな発言をすることがあります。

(6)安定志向でマンネリになってしまう

安定志向で変化を恐れる人は、リスクを冒すくらいなら現状を維持しようと考えがちです。

しかし、現状がマンネリ化するとつまらない気持ちになるのは人間の性。その結果、「なんかいいことないかな」が口癖になることがあります。

(7)目標や目的を持たず漠然と生きている

人生に目標や目的を持たず何となく生きている人は、何が「いいこと」なのかよく分かっていません。そのため「いいこと」が起こっても気づいていない場合も。

いいことが少なくなる分、「なんかいいことないかな」と呟く頻度が高まります。

(8)受け身で消極的である

受け身で消極的な人は、自分から行動を起こすことが苦手です。そのため「いいこと」が向こうからやって来るのを待とうという心理が働きます。

積極性に欠けると生活の変化が少なくなり、「いいこと」もなかなか起こりません。結果、痺れを切らして「なんかいいことないかな」と思ってしまうことがあります。

(9)他人に嫉妬している

人目を気にしすぎる人は、自分と他人を比較した結果、劣等感を抱き、なぜ自分に「いいこと」が起こらないのか不満に思うことがあります。

例えば、他人が高価なバッグを持っていたり、楽しそうにしていたりすると、自分は不幸だと思い込みます。こんな思考が「いいこと」を遠ざけてしまっているのかもしれません。

(10)他人に甘えている

「なんかいいことないかな」という言葉には、「いいこと」が起こるかどうかを他人任せにしている思考がにじみ出ています。

現状に何か不満があっても自分自身で解決しようとはせず、他人にどうにかしてもらいたいと思ってしまう人も、この言葉を口癖にしがちです。

(11)他人から同情されたい

自分が被害者になれば他人から同情してもらえるという思いから「なんかいいことないかな」と言う人もいます。「いいことがない可哀想な人」と思われることで、より自分を大事に扱ってもらいたいと考えるのです。

このタイプの人は、優しくしてもらったり、楽しいことを提案してもらったりすることを期待していることが多いようです。

(12)ただの口癖になっている

中には、特に深い意味はなく、ただの口癖で「なんかいいことないかな」と言っている人もいるようです。

始めのうちは理由があって言っていたものの、日常的に使っているうちに口癖に。特に不満がない時にも、つい口をついて出るのです。

「なんかいいことないかな」から脱却する9つのコツ

「なんかいいことないかな」はNGワード。ここからは、不運を招くこの口癖から脱却して、「いいこと」を増やすためのコツや対処法を紹介します。

(1)具体的な目標を立てる

普段、目的意識を持たずに過ごしている人は、自分が本当にやりたいことが何なのかを一度じっくり考えてみましょう。

その上で目標設定をし、それを目指す生活を送れば、ステップを1段階進むだけで満足感を得られやすくなります。その分「いいこと」が起こりやすくなるでしょう。

目標は漠然と立てるのではなく、具体的に立てる方が成功しやすくなります。例えば「いつか何かの資格を取る」という曖昧な目標ではなく、「30歳までに行政書士の資格を取る」など、ゴールまでのスケジュール感が分かるような目標を立ててみてください。

(2)積極的に行動する

自分の考えを基に、自分の意思で積極的に行動を起こしましょう。自ら動くことで変化が起こりやすくなり、「いいこと」も体感しやすくなります。また、自分からつかみにいった「いいこと」の方がうれしいものです。

思い立ったらすぐ、行動に移しましょう。待っている間にチャンスは逃げるものです。

例えば、まだ在庫が豊富なために後で買おうと思っていた洋服は、次に行った時にはピッタリのサイズや好きな色が売り切れのこともあるものです。逃してしまった時の後悔は大きくなります。

(3)目の前のやるべきことに集中する

やるべきことがある場合には、それに集中して取り組むのも大切です。例えば、仕事を嫌々やるのと、自分なりのモチベーションを設定してコツコツ続けるのでは満足感が違います。

地道に続けた結果、思わぬ成果や報酬を受け取れることもあるものです。自然にスキルアップしたり、頑張りを評価されて昇格したりといった可能性もあります。

(4)「いいこと」のハードルを下げる

「いいこと」のハードルを下げてみるのもおすすめです。ハードルを下げると、今までより「いいこと」が起こりやすくなります。そうすることで成功体験を積み重ねやすくなり、どんどん満足感が得られるでしょう。

「いいこと」の設定は、ささいなことで構いません。例えば、お気に入りのスイーツを味わったり、天気の良い日に公園で散歩をしたりなど、日常のふとしたことに喜びを感じましょう。

(5)視野を広げて多くのことにトライする

視野を広げてさまざまなものに興味を持ち、多くのことにトライしてみるのも大切です。新しい発見があったり、思わぬところで自分が得意なものが見つかったりします。

大きなことにトライしにくいのであれば、髪を切ったり服装を変えたり、まだ行ったことのない店を訪れたりする小さな変化でも十分。できることからトライしてみましょう。

(6)プラス思考で物事を進める

「自分はやればできるんだ」と信じ、プラス思考で物事を進める努力をしましょう。始めから無理だと決めつけると、やるのが嫌になるばかりか、本当にできなくなってしまうものです。

「自分はついている」「運が良い」と思い込んで行動すれば、気が楽になります。そればかりか、やがては本当に運が回ってくるかもしれませんよ。

(7)他人と比較するのをやめる

他人と自分を常に比較するのは不毛です。他人を見て焦ると行動が空回りし、運気がどんどん落ちてしまいます。

人と自分とは違うもの。自分の価値観で判断することが大切です。

(8)趣味を見つける

月並みですが、自分なりの趣味を見つけるのも大事です。趣味が見つかるだけで日常に変化が起きやすくなります。

人との出会いがあったり、新たな目標やスキルの発見につながったりするでしょう。どんどん「いいこと」が引き寄せられます。

(9)失敗を恐れない

失敗を恐れずに行動しましょう。失敗したくなくて行動にセーブがかかってしまうのはもったいないことです。

また、成功と失敗は紙一重で、人によって評価が異なるものです。あなたが失敗したと思っていることでも、他人は必ずしもそうは思っていません。

失敗から学ぶことも多いもの。新たな気づきが生まれることで、チャンスを呼び寄せます。失敗を積み重ねて成功につながる場合があることを覚えておきましょう。

「いいこと」を引き寄せる魔法の言葉3つ

最後に、「いいこと」を引き寄せる魔法の言葉を3つ紹介します。

対処法と併せて実践することで、より「いいこと」を増やしやすくなります。誰にでもできる簡単なことなので、ぜひトライしてみてくださいね。

(1)「ありがとう」という感謝の言葉

1つ目の魔法の言葉は「ありがとう」という感謝の言葉です。

感謝の気持ちを素直に伝えることで、相手が喜ぶのはもちろん、自分も前向きになれます。気分が良くなり、積極的に「いいこと」が見つけられるようになるでしょう。

(2)「すごいね!」などの褒め言葉

2つ目の魔法の言葉は「すごいね!」などの褒め言葉です。

褒められた相手は気分が上がり、コミュニケーションを円滑に取れるようになります。人間関係が良くなり、他の運気もそれにつられてアップするでしょう。また、自分を褒めてあげることも大切ですよ。

(3)「楽しい!」などのポジティブな言葉

3つ目の魔法の言葉は、「楽しい!」「いいね!」などのポジティブな言葉です。

前向きな言葉を口癖にすると、不思議と気持ちまで明るくなってきます。また思い込みによって、実際に楽しくなってくることもあるでしょう。

前向きな姿勢の人は、傍から見ていても気持ちの良いもの。周囲のあなたへの評価が変わり、そこから事態が好転することもありますよ。

「いいこと」を引き寄せたければポジティブになろう!

「なんかいいことないかな」、そう言っているうちはなかなか「いいこと」はやってきません。明るく前向きな気持ちや積極的な態度こそが「いいこと」を呼び寄せます。

初めはカラ元気でも大丈夫。まずはポジティブな言葉を使うなど、簡単なことから始めてみてください。

(シシィ)

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※画像はイメージです

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