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天才の特徴とは? 性格や見た目など、18の共通点を全解説

大西みき

周囲から「天才」と呼ばれている人には、どのような特徴があるのでしょうか。実は、顔立ちや体つきなどの見た目や性格にも、共通点があるといいます。そこで今回は、幅広いジャンルの記事を執筆しているライターの大西みきさんに、天才肌の人の特徴を解説してもらいました。

「天才」と言われる人は周囲とは少し違った印象があり、中には変わり者扱いされる人もいます。

もしかしたら、あなたの周りにいるちょっと変わった人も、実は天才なのかもしれません。天才とはどんな人なのか、その特徴を性格や外見などに分けてそれぞれ紹介します。

天才とは

「天才」とは、先天的に授かった能力や生まれつき備わった才能のことをいいます。1つの分野で突出して才能が発揮されることが多く、感覚的な表現や発想をするのが特徴です。

同じような意味で使われる言葉に「秀才」や「鬼才」「奇才」があります。「秀才」とは、自身の資質や努力により後天的に備わった能力のこと。広い分野で能力を発揮でき、論理的に思考する人が多い傾向にあります。

また「鬼才」や「奇才」は、それぞれ「人間離れした才能」「世にも珍しい才能」という意味があり、人間の理解を超えた能力がある場合に使用される言葉です。

天才の性格の特徴

天才の性格にはどのような特徴があるでしょうか。いくつか紹介します。

(1)好奇心旺盛

天才と呼ばれる人は、基本的に好奇心旺盛です。気になる物事があると、自分が納得するまで追求をやめません。探究心が強く、貪欲に吸収しようとするため幅広い知識が身に付きます。

(2)集中力が高い

天才といえば、寝食を忘れるほどの集中力の高さが大きな特徴です。

疑問に思ったことや興味があることは、理解するまでとことん追求したいという欲求があります。集中して課題に取り組んで、効率的に成果を上げているのかもしれません。

また、何かに夢中になっている状況に楽しさも感じています。しかし、興味のないことにはほとんど集中できないという点もあるようです。

(3)考え方が独創的

天才な人は、物事に対して固定概念にとらわれない傾向があります。

ユニークなアイデアや全く別の角度から解決策を見いだせるのは、多角的に物事を考えられるからでしょう。視野が広いため、スケールの大きな未来を思い描くことができます。

(4)意志が強くストイック

天才には、自分が信じた1つのことを突き詰めるストイックさがあります。

一度やると決めたら、周りから何と言われようとやり遂げる意志の強さがあり、何度失敗しても成功するまで諦めないでしょう。自信があるからこそ、強い意志が持てるのです。

(5)感受性が強い

小さな変化や刺激に敏感になりがちなのも天才の特徴です。小さなことに敏感だからこそ、新しいアイデアを思いつきやすいともいえます。

ただ、感受性が強すぎて、精神的に弱ってしまう時もあるようです。

(6)マイペース

天才は、1つの物事にのめり込むと周りが見えなくなるため、協調性に欠けてしまうこともあるかもしれません。物事を合理的に考えるので、流行や他人からの評価には無関心な場合も多いでしょう。

それは、自分が好きなことや興味のあることにだけ集中していたいというマイペースさの表れでもあります。興味のないものに対しては心が動かず、時間を使うのは無駄と感じているようです。

そのため、人に合わせなければならない集団行動にはストレスを感じがち。人付き合いが良い方ではなく、周囲からはあまり良い印象を持たれない傾向にあります。

(7)努力家

天才は、自分が興味のある分野について学ぶための努力を惜しみません。好きだからこそ学び、研究しているため、そもそも努力を苦しいと感じていないのです。

むしろ楽しいと感じているからこそ、1つの分野で成果を出せるのではないでしょうか。

天才の外見の特徴

天才と聞いてどんな人をイメージしますか? 外見から見た特徴について、よくいわれる傾向を紹介します。

(1)痩せ型が多い

天才は、痩せ型な傾向にあります。寝食を忘れて勉強や研究に没頭することが多いため、太る暇がないともいえるでしょう。

気に入った物だけを食べる偏食気味な場合もあるようです。また、スポーツ選手であればストイックに自己管理し、引き締まった体を維持しています。

(2)左利きが多い

天才と呼ばれる人たちには、左利きが多いと考えられています。特に、芸術面で活躍している人に多く見られるのではないでしょうか。

左利きの人は、直感やひらめきをつかさどる「右脳」の働きが優位だといわれています。芸術的センスに秀出ている人に左利きが多いのは、そのためかもしれません。

(3)面長の顔立ち

天才には、面長の顔立ちが多いといわれています。面長は大人っぽい印象があり、天才的な雰囲気を持たれやすいようです。

人相学的にも面長の顔は、知性の高さを表しているといわれており、あながち間違いではないかもしれません。

(4)切れ長の目

眼光が鋭く切れ長の目は、クールで知的な印象があります。深く物事を考える性格であるとされていて、人相学的には仕事で成功するといわれています。

(5)顔つきに余裕がある

自分の興味を追求するのは楽しい作業です。たとえ失敗しても諦めず、ポジティブに捉えられ人が多い傾向にあるので心に余裕があるようです。だからこそ、表情も穏やかな人が多いでしょう。

(6)見た目には無頓着

天才は、自分の興味対象にだけ意識を向けてしまうので、日常生活が疎かになりがち。寝食はもちろん、身だしなみや服装についてあまりこだわりがない人も多いのではないでしょうか。

見た目に気を使う時間があるなら、湧いてくるアイデアを試したいと思っているのかもしれません。

天才の幼少期の過ごし方の特徴

天才と呼ばれる人は、幼少期はどのような子どもだったのでしょうか。幼少期に見られる天才の特徴を紹介します。

(1)1つのことに熱中する

子どもは、1つのことにハマる傾向にありますが、中でも天才肌の子どもは、好きな物事にものすごい集中力を発揮し、熱中します。

何かに熱中するのは、自分の世界を深めることにつながっていくといわれています。

(2)疑問があると質問攻めにする

子どもの頃から視野が広い天才は、あらゆることに疑問が湧き、知らないことを知りたいという欲求が尽きません。

大人の方がうんざりするくらい「なぜ?」「どうして?」と質問攻めにされることもあるでしょう。

(3)本を読むのが好き

知的好奇心を満たすために、たくさんの本を読むのも天才の特徴です。1冊の本を読むと次が知りたくなり、また本を読むことを繰り返して知識を広めていく傾向にあります。

探究心が強く、知りたいという思いからさまざまなジャンルの本に興味があります。

(4)同年代の子どもと話が合わない

人より頭の回転が速いため同年代の子どもと共通の話題が少なく、話が合わない傾向にあります。自分の世界を持っていて、興味のあることには詳しいのですが、一般的な子どもが興味を持つものに対しては惹かれない場合もあるでしょう。

他の子どもとの共通点を見つけにくく、話していてもつまらないと感じてしまうのかもしれません。

(5)暗記が得意

興味のあるものには飽きずに興味を持ち続けるのが、天才の性質です。同じ本を繰り返し読んだり、映像を見たりすることで丸暗記してしまうことも。

集中力が高く記憶力も良いので、興味のある内容は覚えやすいのでしょう。

あなたは天才肌? 天才度診断

ここまで読んで、自分は“天才”と呼ばれるタイプなのかどうか、気になった人も多いことでしょう。

今の自分の性格や考え方を分析してみたり、子どものころを思い出してみたり。何か思い当たる節はありますか?

あなたの天才度はどれくらいか、下記の診断でチェックしてみましょう。

あなたは天才肌タイプ? 診断でチェック!

【天才度診断】本当のあなたは天才肌タイプ?

天才といわれている有名人

あなたがテレビや映画などでよく目にする有名人にも天才と呼ばれる人がいます。IQの面から天才と呼ばれている人や、一芸に秀でている有名人を紹介します。

ビル・ゲイツ

ビル・ゲイツは、マイクロソフトの創業者であり、IQ160といわれている天才です。子どもの頃から読書好きで、興味のあることには長時間のめり込んでいたそう。

マイクロソフト社を設立して一躍有名になった後も、慈善活動家になるなどさまざまな分野で活躍中です。

シャロン・ストーン

シャロン・ストーンは、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞なども受賞しているアメリカの大女優です。

子どもの頃からIQが高く、飛び級で高校・大学へ進学するも中退しています。名だたるハリウッド女優の中でも、文句なしの天才といわれています。

ローワン・アトキンソン

映画『Mr.ビーン』などコメディ作品の主演で知られるローワン・アトキンソンは、イギリスのコメディアンであり俳優です。

名門オックスフォード大学の修士課程を修了していて、超天才として知られています。勉学だけでなくオブザーバー紙が2003年に集計した「イギリスのコメディアンの中で最も面白い人ベスト50」にも選ばれるなど、コメディアンとしての才能もあふれています。

北野武さん

漫才師や映画監督以外にもアートを手掛けるなど、多彩な才能の持ち主である北野武さん。

明治大学工学部(現:理工学部)に合格していますが、漫才に興味があり、授業にはあまり出席していませんでした。テレビでの発言からも、頭の回転の早さや鋭い洞察力が天才を思わせます。

中田英寿さん

中田英寿さんは、最年少でオリンピック代表に選ばれたサッカー選手です。

子どもの頃に大好きなサッカーボールひたすら蹴り続けていたというエピソードは、高い集中力を思わせます。イタリアのトップチームでも活躍し、引退後もさまざまな事業で活躍中です。

天才には理解が必要

天才肌の人は、周囲とは異なる視点や興味を持つために少し変わった印象を抱かれやすいかもしれません。

集団行動や横並びの教育が必要とされる日本では、時には問題児と扱われる場面もあったと聞きます。

ただ変わっているのではなく、才能の表れともいえる天才の特徴。周りの人は個性と受け取って、理解を示すことが必要なのではないでしょうか。

(大西みき)

※画像はイメージです

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