「キャッシュレス利用」が増えた人は6割弱。2020年の支払い方法を調査
マイボイスコムは、3回目となる「買い物時の支払い方法」に関するインターネット調査を2020年11月1日~5日に実施。
その結果、キャッシュレス決済利用者の中で、最近1年間にキャッシュレス決済が増えたと答えた人は6割弱いたことが判明。また、利用理由は「ポイントやマイルがたまる」が7割弱となりました。
店頭での支払い方法(複数回答可)
店頭での支払い方法で最も多かったのが「現金」の90.0%でした。
次にクレジットカード(75.6%)、電子マネーのカード(51.9%)、スマホ決済、モバイル決済(37.8%)、デビットカード(6.0%)。これらのいずれかを利用しているキャッシュレス決済利用者は全体の9割弱でした。
キャッシュレス決済の利用頻度の増減
キャッシュレス決済利用者のうち、利用頻度が1年前より増えた人は「増えた」「やや増えた」を合わせて6割弱で、特に女性10~30代で高くなっています。
主に「スマホ決済・モバイル決済」を利用する層が8割強いる一方で、主に「現金」で支払う層も5割弱いました。
キャッシュレス決済に関する行動(複数回答可)
キャッシュレス決済利用者に当てはまる行動を聞いたところ、「ポイントをためるため、キャッシュレス決済で支払うことが多い」が65.2%、「自分が利用するキャッシュレス決済が使えない場合、現金で支払う」が51.7%となりました。
また「自分が利用するキャッシュレス決済が使えない店舗は利用しなくなった」「自分が利用するキャッシュレス決済が使えない場合、店舗や商品を利用・購入しない」は5~6%でした。
さらに「スマホ決済・モバイル決済」の主利用者では、「店舗を利用する前に、キャッシュレス決済に対応しているか調べる」が他のキャッシュレス決算利用者の層よりやや高い傾向に。
キャッシュレス決済を利用する理由(複数回答可)
キャッシュレス決済を使う理由は、「ポイントやマイルなどがたまる」が利用者の65.9%、「少額の支払い時に便利」「支払いに時間がかからない」「高額の支払いに便利」が4割前後という結果に。
2017年の調査と比べて、「少額の支払い時に便利」「支払いに時間がかからない」「購入履歴が確認できる」が増加しています。
オンラインショッピングでの支払い方法(複数回答)
オンラインショッピングでの支払い方法は、「クレジットカード」が83.4%、「電子マネー、スマホ決済サービス」「コンビニ決済」が各1割強に。
前回調査した時と比べ、「電子マネー、スマホ決済サービス」が増加、「代金引換」が減少。店頭で主に「現金」で支払う層では、「コンビニ決済」がやや高くなっています。
キャッシュレス決済での不満について
「通信状態が悪いときは支払いがスムーズにできないことがある」(男性41歳)、「チャージ式は面倒。現金を持参して専用機械で入金しないといけない。チャージした分現金が減るから家計簿と合わなくなる」(女性46歳)といった声が聞かれました。
調査概要
マイボイスコム株式会社「買い物時の支払い方法に関する調査」
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年11月1日~5日
回答数:10,167件
(ガラクティ)