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転職したい! よくある転職理由&転職しない方がいい人とは

E子

転職したい……とモヤモヤしているけれど、なかなか腰が重くて転職活動ができない人って多いですよね。OLコラムニストのE子さんに、よくある転職したい理由から、なぜ転職したいけれどできないのか、どうすればいいのかを聞いてみました。

何となく転職したいな……と思っているけれど、何から手を付ければいいか分からない。そもそもスキルも無いし、他で雇ってもらえるのかどうかも分からない。

そんなふうに思っている方、意外と多いのではないでしょうか?

特に日本では、親や祖父母から「終身雇用こそ正義!」という価値観を押し付けられ、潜在的に「転職は悪いこと」と思っている人も少なくありません。

しかし、時代は変わりました。

転職に向けて背中を押してほしい。そんなあなたの背中を、この記事で押すことができればと思います。

転職したい理由

転職したい理由って一体何でしょうか? 多くの場合、こういう理由は複合的で、何となく言語化できないぼやぼやとした不満であることが多いです。

大体は下記のようなものではないでしょうか。

(1)人間関係が悪い

転職を決める人の多くが人間関係を理由に挙げます。「仕事内容には不満が無いのに、人間関係を理由に辞めるなんて……」と自分を責めてしまい、辞めるに足る理由ではないと思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、人間関係こそ最も重要な問題であり、それがストレスになるのなら会社を辞めても全く問題無いのです。

(2)待遇が悪い

多少、人間関係で嫌なことがあっても、肉体的にハードでも、待遇が良ければ我慢できるという人は多いはずです。よって、待遇はとても大事です。

大きな声で言うと下品なイメージがあるかもしれませんが、「もっとお金が欲しいから」という理由で転職しても、何の問題もありません。

(3)肉体的にハード

仕事は大好きでも、肉体的にハード過ぎるパターンもあります。そんな仕事は何年も続けられません。また、一般的にはそれほどハードではないとされる労働環境だとしても、あなたがハードだと感じるのならば、それは問題です。

「普通の人はみんな週休2日で頑張っているのだから、私もそのくらいはできないと……」と思う必要はありません。

人それぞれ体質は違いますから、もしあなたが週5日間働くのがキツ過ぎる! と感じるのなら、そういった労働環境ではない他の仕事を探すべきなのです。

(4)仕事内容が合わない

そもそもの仕事内容が自分には向いていない、そんなケースもあると思います。

「自分は仕事ができないのかも……」と悩んでいる人でも、職業を変えると大いに活躍できることもあるものです。

今の仕事の内容が本当に自分に適しているか、好きな仕事かは、続けていく上でとても重要ですよね。

転職したいけどできないのはなぜ?

転職したいと思いながら、何も行動しない人はとても多いですね。

今ある環境を捨てて、新しい何かに挑戦することはリスクを伴います。うまくやっていけるのか、仕事を変えても同じように「つらい」と感じてしまうのではないか。良い仕事に巡り合えるのか……。

転職に対して腰が重くなる理由は以下のようなものです。

(1)資格やスキルが無いから

特別な資格や、誇れるスキルが特に無い……。だから転職しようとしてもきっと無理だろう。そう考えていませんか?

何となく、転職するには何か強みがないと難しいと思ってしまう人が多いようですが、分かりやすい資格や経験でなくても、あなたが得意なことは何かあるはずです。そして、それを求めている企業はどこかにあります。

資格が無いから転職できない、なんて思い込みは捨ててしまい、自分には何ができるか、どんなふうに役に立てるかをしっかり考えてみると良いと思います。

(2)年齢が問題となっている

第二新卒など、年齢が若ければ未経験でも転職できる。しかし、中堅に当たる年齢になると異業種への転職は難しい。そんな言い伝えもあります。

が、これも信じ過ぎてはいけないでしょう。もちろん、転職するなら若い方や経験がある方が有利なのは間違いありません。

しかし、“あくまで有利”というだけ。情熱があって、それがきちんと相手に伝われば不可能なんてことはありません。チャレンジする前に諦めるべきではないでしょう。

(3)今より良い会社に入れるか分からない

転職先の企業が、本当に自分に合うかどうか、実際に働き始めるまでは分からないですよね。

今の仕事も慣れてきて、普通に過ごせているのに、あえて転職して自分に合わなかったらどうしよう。1から新しい仕事を覚えて、人間関係を築くのは大変だし、また同じような問題にぶつかるかもしれない……。

そんなふうに思ってしまいますよね。なかなか具体的な転職活動に踏み出せない、その最大の理由はこれではないでしょうか?

転職したいなら。まずやるべき2つのこと

では、転職したい人はまず何をすべきなのでしょうか? まだ何も行動を起こしていないようなら、下記のことから始めてみてください。

(1)転職活動

転職するしないを決めてしまう前に、とにかく転職活動を始めてみましょう。転職サイトに登録する、エージェントに頼るなどして、実際に面接にも行ってみましょう。

今の会社を辞めるかどうか考えるのは、選考が進んでからでも構いません。また、リアルに転職を考えることで、本当はどうしたいかが見えてくることもあります。

どちらにせよ、1人で「どうしよう」と考えていても、何も解決しないのです。行動しましょう。

(2)今の会社で成果を出す

転職する場合、新卒採用とは違って、アピールしなければならないのは「今やっている仕事の成果」です。転職活動を成功させるためには、まずは現職の仕事をしっかりと頑張り、成果を出す必要があります。

ここで出した成果が、転職先の年収を決めることになったりもします。転職を考え始めたら、とにかく今の仕事を頑張りましょう。

転職しない方がいい人もいる

私は基本的には、悩める子羊には転職をおすすめしていますが、それでも転職しない方がいい人もいます。嫌なことがあると、毎回それを解決しようとせず、環境を変えようとする人です。

こういった人は、転職した先で何か不満が出ると、また転職したくなってしまいます。問題は会社ではなく、自分自身にあるというケースです。

しかし、転職するか迷ってなかなか行動に移せていないあなたは、おそらく責任感が強く、よく考えて物事を決めようとするタイプではないでしょうか。

そういう人には、まずは転職活動を始めてみること、環境を変えてみることを強くおすすめします。

(E子)

※画像はイメージです

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