「婚活がしんどい」と感じないコツ2つ
婚活をしていると、「しんどい」と思うことは誰にでもあるでしょう。ただ、そんな婚活を続けていて、幸せな結婚ができるのでしょうか? 婚活・恋活を趣味とし活動しているE子さんに教えてもらいます。
今やアラサー独身であると知られるや否や「婚活してるんですか?」と聞かれるようになるほど、一般化した「婚活」。やっているのが普通で、やっていないと「なんで?」と聞かれるくらい、我々独女の必修科目となっている。
もともと、やりたくてやる活動でもないが、義務感からやっている女性が多いのではないだろうか。それゆえ、道行く婚活女性の顔はみな疲れでゆがみ、その道の険しさを物語っているかのようである。
婚活がしんどい理由
婚活は間違いなく苦痛を伴う活動だ。悲しくて毎日のように泣いたり、友達や家族と話しているときにふと取り乱してしまったりなんて方もいらっしゃるだろう。
あなたが弱い訳ではない。なぜ婚活がしんどいのかを確認し、心を落ち着けてほしい。
ゴールが見えない
行き先が分かっている場所、知っている場所への道のりは、さほど遠いと感じない。あとどれくらいで到着するのか、これからどんな障害が待ち受けているか、事前に把握しているだけでストレスは小さくなる。
婚活がしんどいのは、ゴールが見えないからだ。どこに正解があるのか、いつごろ終わるのか、私の婚活道中は中盤くらいまで進んでいるのか、まだ序盤なのか、私にゴールは来るのか。もしかすると、ゴールなんてないのかもしれない。まさに手さぐり。
どれだけ努力しても報われないかもしれない。そんな中で活動を進めていくのは、本当にストレスフルなことなのだ。
多くの男性と会わなければならない
2~3人と出会ったくらいで運命の人に巡り会えるのであれば、そう難しいことではない。しかし、実際には運命の一人にいきつくまでに、何十、何百もの男性と会わなければならないのである。
これがあなたにとってとても苦痛なはずだ。なぜなら、「結婚したい」と考える女性は、「あまたの男たちと知り合いたい」という欲求などなく、むしろ「一人の人と落ち着いて愛を育みたい」派であることがほとんどだ。
本来、多くの人、関係の浅い人と会って会話を楽しめるタイプではないことが多い。本来のあなたの性質とは逆行するような行為を強いられるから、疲れてしまう。
婚活を「しんどい」と感じたときの対処法
婚活をしんどいと感じるのはあなたが悪いのではない。当然のことなのだと、ご理解いただけただろうか。では、実際に「しんどい」と感じたときの対処法をお伝えしたい。
潔く休憩する
これが最もおすすめの対処法である。「しんどい」と感じ、顔をゆがませながらも続ける必要などない。こういうと真面目な婚活女性たちは「タイムリミットがあるから、休憩なんてしていられない」「残りの人生の中で、最も若いのは今日この瞬間だ」などと、もっともらしい反論をして婚活を続けようとする。やめてほしい。
経験上、いやいや男性と会う日々を繰り返しても、良い出会いは舞い込んでこない。受け入れ体勢ができていないのだ。まずは一回婚活をやめ、落ち着いて初対面の人と会えるコンディションを作ってほしい。
過去、私が付き合うに至った出会いも全て、「絶賛婚活中」というタイミングではなかった。久しぶりにアプリに登録してみて1回目に会った人、久しぶりに婚活イベントに参加して出会った人、など、「婚活渦中」でないときに出会った人と、良いお付き合いができるケースが多い。心をニュートラルポジションに戻すために、休息は必要なのだ。
女友達との話のネタになると考える
「しんどい」と感じるような出会いは、相手が非常識だったり、あまりにも絶望的に会話がかみ合わなかったり、そんなケースである。それを、「本当にイイ男がいない、私のレベルはこの程度ということなのか、妥協して結婚するしかないのか」などと考えるとどんどん落ち込んでしまう。
が、「おかしな人と会って面白かった話」として女友達に話すという意味では、これは良い出会いである。絶対に笑ってもらえるように話せるよう、目の前の相手からネタを収集する方針に切り替えてほしい。
「しんどくない」婚活の方法
冒頭にも述べた通り、婚活では終わりが見えず、長期戦になることも多々あるものだ。「しんどいけれども今だけだ……!」と我慢して乗り越えるよりは、できるだけ「しんどくない」方法で自然に続けられる方がいいだろう。その方法、コツをお教えしたい。
「結婚」以外の目的を持つ
「婚活」で男性と会うのだから、当然目的は「結婚」。出会う相手は、会ったその瞬間から査定を始め、結婚相手としてふさわしいかどうか、その判断だけに集中……。こんなやり方では楽しくないのも当然である。
せっかく多くの人と知り合う機会なのだから、プラスに捉え、何か結婚以外の目的も持ってみてほしい。
例えば、いろんな業種の人から仕事の話を聞き、知見を広める機会として。あるいは、過去旅行した国を質問し、自分の今後の旅行の参考にするとか。ただ友達を増やすという目的でもいい。「結婚」以外にも目的があれば、今日出会った男性と結婚への駒が進まなさそうでも、落ち込むことはない。だって、無駄な時間ではなかったのだから。
やっぱり、「休憩」
婚活に休憩はとても大事。どうしても女性たちは真面目で、毎週末昼・夜2人の男性と会う日々を繰り返すなど、ハードスケジュールになりやすい。そして、そんな目まぐるしい日々の中で、まともに相手を見ることができなくなっていることにも気付かなくなってくる。
本当に相手のことをちゃんと知ろうと思えば、スケジュールは過密すぎてはいけない。週に何人ペースならOK、などの数値的な基準はなく、個人差もある。しかし、出会いと出会いの間の期間はしっかりと取って、「そろそろ久々に誰か初対面の人と喋ってみたい気分」くらいになるまで待ってから、きちんと出会ってみるのがおすすめだ。
どうせならば楽しい婚活ライフを
勉強でも仕事でもなんでも、どうせやらなければならないのなら、「義務感100%」で、いやいややるよりも、楽しんでやった方がいいに決まっている。
どんな物事でもポジティブに楽しむ姿勢は、「結婚生活」でもとても重要なことだ。嫌なことも楽しんで取り組める女性と、人生を共にしたいと考える男性は多い。「婚活を楽しむ姿勢」を身に付ければ、あなたのゴールも見えてくるのかもしれない。
(E子)
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