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私、老けた!? 見た目年齢を若くする7つの方法

上田麻里(美容ライター)

ある日ふと鏡を見ると、今までなかったシワやたるみに気付くことがありませんか。「いつの間に老けたんだろう……」と悲観しているだけではもったいない! 美容家の上田麻里さんが教える、見た目年齢を若くする7つの美習慣を取り入れて、美しさをキープしましょう。

30代になると責任感のある仕事を任されるようになることも増え、また家庭のある人は家事や育児に追われる毎日を過ごし……ふと気がつくとなんだか一気に老けた!? と感じることがあるのではないでしょうか。

今回は、そんな女性にぜひチェックしてほしい、見た目年齢を若くするための美習慣とNG習慣をご紹介します。

なんだか急に老けたような気がする……

何もしなくても見た目をキープできていた20代と違って、生活感が出やすい30代。

一方で、同じ年齢でも実年齢よりもずっと若く見える人、年相応の美しさをキープしている人がいるのも事実ですよね。

そんな女性は一体何をしているのでしょうか。美の秘訣を聞いてみても「特別なことは何もしていない」なんて声が返ってくることも……。

でも、そんな女性たちは毎日、当たり前のようにちょっとした美習慣を積み重ねています。この習慣がのちのち大きな差になって表れてくるのです。

見た目年齢が老けて見える5つの原因

では、見た目年齢とは、具体的に何で決まってくるのでしょうか? これさえわかれば、一つ一つ対策していくことも可能です。

(1)肌・髪のうるおいとツヤ感

肌や髪のパサつきは、疲れた印象を与え、“老け見え”する原因に。水分をたっぷり含んだようなツヤがあると、女性はイキイキとして見えます。

(2)ほうれい線やシワ・たるみ

顔の中で加齢の代表格といえば、シワやほうれい線。

年齢とともに、少しずつ増えていくのは避けられませんが、お手入れ不足で実年齢以上に目立ってしまっている人は要注意です。

(3)目の下のクマ

疲れた印象に見えてしまう目の下のクマ。たるみや色素沈着、血行不良などが原因です。

(4)メイクが何年も前からずっと同じ

同じように見えるコスメでも、実は毎年少しずつ変化しています。また、メイク方法にもトレンドがあるので、昔のままだと垢抜けず古い印象に……。

(5)姿勢・立ち姿

見た目全体を決める要因として重要なのが姿勢や立ち姿です。猫背でうつむき加減になるだけで、何歳も老けこんだイメージに。

参考記事はこちら▼

あなたは実年齢より若く見られますか? それとも年相応に見られますか? 見た目や言動、雰囲気によって年齢の印象は変わるもの。あなたの若見え度を診断でチェックします。

見た目が老けて見えるNG習慣4つ

美しさをキープするためには、何よりも日々のちょっとした積み重ねが大切です。

実年齢より老けて見られることが多いという人は、ついつい習慣になってしまっている悪い癖があるかも。ぜひこの機会に見直してみてくださいね。

(1)長時間のスマホ利用

スマホが手元にないと落ち着かず、一度見始めるとついつい長時間使っていませんか?

スマホの小さな画面を長く見続けていると、背中は丸くなり首にも大きな負担が。それらは、のちのち顔のたるみやほうれい線にも繋がります。

また、目の周りの血流が悪化することで、シワや目の下のクマの原因にも。

そのほか、寝る直前までスマホを使っているという人も要注意です。ブルーライトは、睡眠の質を低下させてしまうため、寝てもすっきりせず朝から疲れていたり、肌の調子も悪くなってしまいます。

(2)紫外線を無防備にたくさん浴びている

シワやたるみなど、肌老化を引き起こす原因の8割は紫外線と言われています。

ちょっと近場に出かけるだけだから……と毎日、無防備に紫外線を浴び続けていると、肌年齢に大きな差が出てきてしまいます。

(3)メイクをしたまま寝てしまう

帰宅が遅くなってしまった日や疲れている夜など、ついついメイクを落とさずに寝てしまうということはありませんか?

時間が経って酸化した皮脂とメイクが混ざり合ったままの状態を放置していると、肌に大きな負担がかかり、毛穴詰まりやニキビはもちろん、色素沈着やシワ・たるみ・くすみなどを引き起こします。

(4)運動習慣がない

デスクワークで座りっぱなしの毎日を過ごしていたり、運動習慣がないという人もいるのではないでしょうか。

体を動かさない生活を続けていると、代謝が悪くなる、冷えやすくなる、全身の血流やリンパの流れが滞るなど、女性にとってよくない影響がたくさん出て、それが見た目年齢に影響してきます。

参考記事はこちら▼

あなたは、実年齢よりも若く見られますか? それとも老けて見られてしまいますか? この診断では、あなたのカラダ年齢を診断します。

見た目年齢を若くする7つの美習慣

ではここから、毎日の生活に取り入れたい7つの美習慣をご紹介します。

いきなりすべてを取り入れるのは大変なので、これならできそう! と感じたものからひとつずつ始めてみてくださいね。

(1)スマホは使用時間を決め、ベッドルームには持ちこまない

スマホがそばにないと落ちつかず、なかなかやめられないという人は、まずは一日の使用時間を決める、プッシュ通知をオフにするなどして制限をかけましょう。

また、寝る直前までのスマホ使用はやめましょう。就寝の1時間前からは、電源をオフにして、極力画面を見ないことを習慣に。

(2)一年を通して日焼け止めを塗る

真冬でも、紫外線は降り注いでいるため、日焼け止めは一年中必須です。

たとえベランダに洗濯物を干す、玄関先に出るなどの短時間でもしっかり紫外線を浴びてしまっているので油断大敵。念には念を入れて日焼け止めを塗りましょう。

(3)美容雑誌などでトレンドをチェックする

なんだか顔の印象が垢抜けないという人の原因は、メイクがずっと変わっていないことに問題があるかもしれません。

メイクアイテムは、色味や質感が少しずつ変化しています。また、メイク方法にもトレンドがあり、特に眉は、その時代によって形が大きく変わる代表格ですよね。

トレンドばかりを追う必要はありませんが、定期的に美容雑誌やサイトを見るなどして、そこで気になったアイテムをひとつだけでも取り入れてみるのがおすすめ。印象がガラッとアップデートされますよ。

(4)週に1回スペシャルケアの日を

忙しい毎日を過ごしていると、ついついスキンケアをさぼりがちになったり、メイクをしたまま寝てしまった……なんてこともありますよね。

毎日、丁寧にお手入れできることが一番ですが、なかなか難しい……という人は、週に1回だけでも、スペシャルケアの日を!

酵素洗顔などで、肌に溜まった汚れをしっかりと取り除き、化粧水やクリームで丁寧にスキンケアをしましょう。

ちょっと質のいいフェイスパックで、水分と栄養をたっぷりと補給してあげれば、見た目も心もすっきりと若返ったようになりますよ。

(5)美容院でトリートメント・ヘッドスパを

肌だけでなく、髪にもツヤがあると一気にイキイキとした印象に変わります。カットの際に一緒にトリートメントをしてもらうと、しっとりつるつるの美髪になりますよ。

また、頭皮と顔の皮膚は繋がっているため、頭皮が凝り固まっていると顔のたるみにも繋がります。

ヘッドスパで、凝り固まった頭皮をしっかりほぐしてもらうと、フェイスラインがすっきりします。自分でほぐすのもおすすめなので、お風呂に入った時などにやってみましょう。

(6)質のいい睡眠をとる

健康と美容にとって、睡眠はとても重要です。毎日できるだけ同じ時間に寝るようにして、睡眠のリズムを整えましょう。

特に、入眠から最初の2~3時間には、体を修復してくれる成長ホルモンがたっぷりと分泌されるので、寝る直前はできるだけリラックスして、この間に深い睡眠がとれるように心がけてくださいね。

(7)ウォーキングなどの軽い有酸素運動を習慣にする

運動の習慣がない女性におすすめなのが、簡単に取り入れられるウォーキングです。体への負担が少なく全身をバランスよく鍛えることができ、姿勢もよくなります。

また、ウォーキングなどの一定のリズムで行う運動は、心を安定させたり、意欲的になる効果もあるため、心身ともに元気に過ごせるようになりますよ。

変わることは怖いことではない

年相応の美しさをキープするためには、毎日の小さな積み重ねが大切です。

ただ、若く見せることばかりに執着する必要はありません。年齢を重ねることは、残念なことではなく、年齢を経た美しさというものがあります。

常に今の自分が一番好き! と思える状態を目指して、日々できることから取り入れてみてくださいね。

(上田麻里)

※画像はイメージです

参考記事はこちら▼

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