なりたい自分になる方法とは? 理想の自分を引き寄せる行動のコツ
「なりたい自分になる」とは、簡単なように見えて難しいこの希望。どうすれば叶えられるのでしょうか? 今回は、なりたい自分になるためにはどう行動したらいいのかや、理想の自分を上手に引き寄せる方法について紹介します。
「こういう人になりたい」って思うことはある?
ふと綺麗な人を見たとき、優しくて天使のような人と話したとき、何もかもうまくいってるかのような人を見たとき、「ああいう風になりたいな」と思うかもしれない。
じゃあ実際に、しっかりと「わたしはこうなりたい」という目標、「なりたい自分」があったりする?
仕事は何をしていて、どんな人間性を持っていて、どんなお家に住んで、どんな友人と囲まれながら、どんなパートナーがいて、何を持っていて何をしていたいか。
ぱっと答えられるかな? ふと誰かを「いいなあ」と思うことはあっても、自分は何になりたいかとしっかり答えようとすると答えられないかもしれないね。
なんだか無難なことを言ってみたり「そもそもわたしにそんな希望はない」とか思うかもしれない。
でも、ほんとにそれでいいの? って思うの。
あまりに自分の希望を無視してない? なんだか流されるまま、妥協と諦めを重ねて“無”になってない? って。
もしね、今の現状でわたしとってもハッピー! って思うなら、心から「本当に良かったね!」って思う。だからここで閉じてオッケー。
何かがわたしに足りない! なりたい自分になりたい! って思う人はこの先も読んでね。
「なりたい自分」になれていない人の特徴は?
あなたはこれまで、自分の希望に応えずにどうやって生きてきたんだろう。
なりたい自分になっていないからって、努力してない人かというとそんなことないんだよね。実はすごく努力家だったりする。
もしくは、「今までなんの努力もできなかった」と肩を落としている人もいるかもしれない。
そんな人たちに共通することがあります。それが「他人の期待にばかり応えてきた」ってこと。
(1)他人の期待を自分の希望と勘違いしている
例えば人生の最初に応えた期待は、親の期待だったんじゃないかな。子どもにこうなって欲しいという親の期待。
それが友人、恋人、先生、学校、上司、会社、世間……と、生きている時間が長くなるにつれて“こうあって欲しい”と要求してくる人が増えること増えること……。
その要求に応えると確かに褒められるし、周りから安心してもらえるし、それで自分の心も満たされるかもしれない。
でもそれって、他人からの期待を自分の希望かのように洗脳されていない?
さらに言えば、そう洗脳されているうちはまだ良いけれど、ふと実際自分の心と向きあったときに、「わたし何も叶えてない」って思う可能性も。そんなの辛すぎるよね。
でも、周囲の期待に対して「わたし何も努力できなかった」と思うのは、「それがあなたの希望ではないから」でしかない。
そりゃ努力できないのは当たり前! やりたいことじゃないんだから。
人はやりたいことやってるときと、楽しいときに、余計な頑張りはしてないもの。気づいたら一生懸命やっている状態のはず。
努力家のあなたも、努力できないって嘆いてるあなたも同じことで悩んでるって意外でしょう。
でも根本は同じなんだよね。
(2)他人の期待に応えようとしている
他人の期待に応えないって、結構難しいこと。
そばにいる人ほどあなたに期待することも多いかもしれない。それに応えようとする気持ちも分かる。
期待に応えるとその人から褒められる。それは気持ちがいいこと。でも褒められたいがためにすべて行動するようになったら……結局は自分の心を無視してるんだよね。
もう他人の期待に応えなくていい。自分の希望を叶えようよ。
他人から褒められて満足するんじゃなくて、自分で自分のことを褒めてあげられるようになろうよ。自分で自分を最高だなって思えるようになろうよ。
そうなれたら、他人だってあなたをちゃんと認めてくれるはずだよ。
他人の希望ばっかり応えて、自分の人生潰すのはもったいない。
なりたい自分になる方法は?
あなたの内なる声はちゃんと発信しているはず。
わたしはこうなりたい! これを叶えたいし、これはしたくない! って。
そろそろ叶えてあげていいんじゃない? 小さなことからで良いんだよ。
あそこのハンバーグ屋さんに食べに行きたいってずっと思っていたけど、まだ行けてないな……って思うんなら、友だちに「ハンバーグ食べに行こう!」って声かけたらいい。
あのゴミ捨てなきゃ、と思っていたけどまだやってない……なら捨てちゃおう。もう自分で捨てたくない! と思うなら家事代行サービスを頼めばいい。
自分のやりたい、を無視しないで。
(1)自分の希望を無視しないこと。やりたくないことはしなくていい
「何がなんでもやってやる」癖をつけよう。やりたくないことはやらないでいいしね。
それでダメな人間になることは絶対ない。保証する。
だって我慢してることがなくて、楽しく生きてて、ご機嫌でいる人間が、害になるわけない。
人は生きていれば誰かのために絶対なれる。特にご機嫌な人間はそう。
存在するだけでいい。
「わたしはこんなに頑張っていて、あなたのためにこんなにしているのに!!」とキーキーしている人のほうがよっぽど害だよ。
(2)他人に期待しないこと
もうひとつ大切なことがある。それは他人に期待しないこと。
理由は「自分の人生は自分のもの、他人の人生は他人のもの」とちゃんと理解する必要があるから。
その意識を持てるようになるには、他人に期待をしないことが大事。
本当の意味でその人に愛情と関心があるのなら、その人のやりたいことや希望をくみ取って、なんとかその希望を叶えてあげたいと思うし、邪魔はしないよね。
そして手伝うこともあるかもしれないけど、逆に“まったく干渉しない自由”を与えることも同じ愛。
例えば恋人を絶対自分のものとして手放したくなくて、「異性がいる複数人の旅行に行っちゃダメ」とか「女の子と連絡取らないで」とか「仕事より私を優先して」と束縛するのが、本当に無意味な行動なのは知っている?
人って行動を縛ることで、思い通りになる生きものじゃないんだよね。
それはさっきも言ったように、自分の希望じゃないことは頑張れないから。
彼女への愛情があってその関係を守りたいという希望があれば叶えてくれる?
それは違う。彼女が彼のやりたいことを尊重せず、無視し、信頼しなかったら、最初は我慢できても次第に彼の愛情は絶対に薄れていくはず。自分らしくいられないんだもん。
守りたい関係を守りたくなくなるのも不思議じゃない。自分の期待を押しつけて破滅していくわかりやすい例。
こうして他人にばかり期待してしまうのは、何より自分の希望を尊重せず、なりたい自分になることを叶えてこず、その重要性を理解できなかったからかもしれない。
だからこそ、上述の「自分の人生は自分のもの、他人の人生は他人のもの」という意識が必要なの。
これが理解できて自分のなかにすっと落ちるころには、自分のなりたい自分に近づけるようになるんじゃないかな。
自分の希望を叶えてなりたい自分になろう
自分の希望を叶えてあげれば、なりたい自分に必ずなれる。
そしたら同時に他人の期待じゃなく、他人の希望を叶えられるようになれるよ。
小さなことからでいいから、始めようよ。
(エマちゃん)
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