女子会コーデの三大ルール! 春夏秋冬別のポイント【イラスト付き】
デートコーデ以上に悩んでしまうのが「女子会コーデ」。同性の目はシビアなものです。女友だちに「ステキ」と言われる女子会コーデの作り方を元ファッション誌ライターのエルメスさんに教えてもらいました。春夏秋冬別のおすすめコーデも必見です!
20代の女子会コーデは、若さも手伝っていつも通りの服で、なんてことも少なくないですが、30代、それもバリバリ働いている女子にとって、女子会に着て行く服は悩ましいものです。
大人の女性だからこそ、女子会に着て行く服はハズしたくない……!
女子会の頻度がどんどん少なくなっていく30代では、おしゃれの準備に余念がないようにしたいですよね。
私も、気ままに服を選んでいた20代に比べて30代真っ只中の今、会社に着て行ってもおかしくない、そして、女子会でもおしゃれ! と思われる服を日々コーディネートしています。それってポイントさえ押さえておけば意外と簡単なんです。
女子会などで友人に会う際に「本当にいつもセンス抜群! 服を選んでほしい!」と言われることも多く、やはりおしゃれに気を抜かないでよかったな、とうれしく思います。
今回は、迷いがちな女子会コーデをさらに洗練させるルール、またオススメのコーデを紹介したいと思います。
シーズンごとに紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大人女子のコーデを格段にUPさせる3つのルール
まずは、以下の3つのルールを守ってみてください。
アクセサリーや小物類は鉄則!
30代になったとあれば、ジュエリーの力を借りるのが鉄則です。
20代よりぐっと素敵にマッチするのがジュエリー。
そして身につけるものは良質なものにしましょう!
ゴールドなら、金メッキより、18K。フェイクジュエリーではなく、ダイヤモンド。
良質なアクセサリーが大人の女性の魅力を存分に引き出してくれます。
良質なアクセサリーは、Tシャツ、デニムといったシンプルなコーデですらぐっと格上げしてくれるため、大人の女性、特にカジュアルスタイルを好む人にはマストアイテム。
どんなときでも必ずアクセサリーはつけていく、ということを意識してみてください。
ワードローブを「黒」ばかりにしない
社会人になるとついつい増えてしまう「黒」の服。でも、頻繁に黒を着てしまうのはNG。毎日お葬式みたいです。
黒はとっておきのときに着るからこそセンスが光るもの。それと同時に、黒を上手に着こなすのは、プロのスタイリストでも難しいといわれているのです。
黒ばかり着るのはほどほどにして、トレンドカラーやシーズンに合わせたカラフルな色の服を増やしてみてはどうでしょう?
私もつい黒ばかり着てしまうのですが、友人に「絶対黒着ると思ってた!」と言われたときに、黒を減らすと心に決め、それ以降実行しました(笑)。
やっぱり女子会くらいは、カラフルな服を着て友人を驚かせたいですよね。
キメすぎず、いい意味で肩の力を抜く
きれいめのワンピースにアクセサリーを身につけ、ヘアアレンジもしっかりして、メイクももちろんばっちり、そしてハイヒール……。
キメすぎるとすごくトゥーマッチでなんだか野暮ったくなってしまうものです。
若いときはいいかもしれませんが、大人の女性たるもの「余裕」を見せたいですよね。
そんなとき意識してほしいのが、「引き算」。
どこかのアイテムを思いっきりカジュアルにするなど、力を抜く。ファッション業界でいう「ハズし」です。
キメすぎはなんだかダサい、引き算を忘れないようにしてくださいね。
次項から春夏秋冬季節別に、オススメの女子会コーデを提案していきます。
春の女子会コーデ
春にオススメの女子会コーデをシチュエーションに合わせて提案します。
春。テラスでご飯
春の夜風が気持ちいいとつい選びたくなるテラス女子会!
仄暗い場所には、少しヴィヴィッドなカラーのトップスを選んでみて。
デニムなら足を冷やしませんし、カジュアルになりすぎないよう少し低めのヒールできちんと感をプラスしてください。
露出が少ないコーデは、アップヘアにして首元をスッキリさせるとバランスよく決まります。
おしゃれな丸の内イタリアン
丸の内、銀座、OL御用達の街でおしゃれなイタリアンに行くなら、少しかっちりとしたアイテムを。
シャツはピッタリしているものより、ゆるいシルエットのアイテムがトレンドです。
足元はブラックやグレーなどベーシックカラーをチョイスし、オープントゥ、足首が見えるものなどにすると重たくなりすぎません。
おしゃれシャツ×ストレートパンツで、会社でも女子会でもセンスいい! と言われる万能コーデのでき上がり。
パンツはワイドなものを選ぶとさらにモードさがアップします。
夏の女子会コーデ
夏にオススメの女子会コーデをシチュエーションに合わせて提案します。
ビアガーデン
暑い夏のビアガーデンは最高! テラス、室内でもパッと映えるようなホワイトやベージュのワントーンコーデやアイテムをチョイスして視線を独り占めしちゃいましょう。
少し肩がえぐれたデザインのノースリーブは、二の腕の細見え効果も。
動きの多いビアガーデンでは、フラットのサンダルをチョイスするのもいいですね。
全体的にラフな印象になるので、シルバーやゴールドのアクササリーをふんだんに着用すると高見えしてgood。
友だちの誕生日会
友人のお祝いや誕生日会に、ホテルやフレンチなどに行く際は、ぜひ1枚で決まるワンピースを。
夏なので柄物をチョイスして少しゴージャスにいくとフォーマルな場所でのおしゃれをとことん楽しめます。
バッグやアクササリーは華奢なものを選び、バランスを取るようにするのがコツ。
足元はヒールでもフラットでもOK! 身長とワンピースの丈に合わせて決めましょう。
秋の女子会コーデ
夏にオススメの女子会コーデをシチュエーションに合わせて提案します。
買い物ついでのランチ会
少し涼しくなってくると着たくなるのがジャケット! 今年はベージュがトレンドなので、ゆるっとしたシルエットのものをぜひゲットして。
ボトムスはふわっとしたスカートや、ワイドパンツを合わせて全体的にオーバーサイズなコーデがイマドキです。
カラーはくすみカラーや同系色を選ぶとトレンド感が出ます。
ピクニック
秋の紅葉を楽しみながらのピクニック!
座る際にふわっとなるシルエットのスカートはカラフルでヴィヴィッドなカラーのものをセレクト。トップスがニットでも重たくなりすぎず、大人の上質なカラフルコーデが完成します。
足元はスニーカーでちょっとハズして。
全体的に暖色で合わせると、マッチしやすいので楽です。
冬の女子会コーデ
冬にオススメの女子会コーデをシチュエーションに合わせて提案します。
サクッと遅くに飲みに行く
遅め開始の女子会、ご飯よりもお酒重視のお店に行くなら、グレーでスマートに決めてみませんか?
グレーは黒ほど重たくならずに、かっちりとしてフォーマルな印象もあります。
ニットでもきちんと感が出るのでおしゃれなバーでも浮きません。
アクセサリーはゴールドでもシルバーでもOK! 少し大ぶりでも相性抜群です。
足元はヒールでピシッと決めましょう。
友だちとホームパーティーご飯
友だちの家でパーティーをする際は、ぜひ今年のトレンドカラー「パープル」のトップスをセレクトして。
パープルは合わせる色を選ばないので、手持ちのカラフルなボトムスを持ってきても、ベーシックなカラーでもバッチリ合います。
ゆるっとしたニットなら着心地もいいですし、動きやすさも抜群ですよ。
女子会コーデは肩の力を入れすぎずに決める
私がいつもファッションで意識するのは「緩急」です。
・派手めなアイテム×ラフなアイテム
・カジュアルなアイテム×フォーマルなアイテム
・派手なアクセサリー×楽チンなスニーカー
極端にいうと、派手×地味、シンプル×ゴージャスといったように、引き算と足し算をかなり意識してコーデを組んでいます。
なんかパッとしないなと思うコーデは、派手×派手、シンプル×シンプルなど引き算足し算ができていないことがしばしば。
なんだか「惜しいな……」と感じるコーデはこの計算がうまくいっていないパターンなんです。
身に覚えがある人はぜひこの簡単なルールを意識しながら女子会コーデをつくってみてください。
緩急のあるコーデは垢抜けていてセンス抜群に見えますよ。
この記事を読んだあなたが女子会コーデ王者になれますように!
(文:エルメス、イラスト:ヤベミユキ)
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