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【男女の本音】デートで割り勘はアリ? ナシ?

真貝まどか

デートで楽しくご飯をして、そろそろ店を出ましょう……というタイミングになると、支払いをどうするか、気になりませんか? 男性がさっと支払ってくれたらカッコイイけど、そこで財布すら出さないのはどうなのか、いっそ割り勘を提案するべきか……などと思いをめぐらせてしまう女性もいるはず。そのときの対応が、その後の関係に影響を及ぼすこともあるかもしれません。そこで今回は、デートでの割り勘のアリ・ナシについて調査。気になる男性の本音も聞いてみました。

割り勘に対する男性の本音

まずは男性に、デートにおける費用負担について聞いてみました。

デートの費用、どうしてる?

Q.デートでの支払いはどうすることが多いですか?

第1位 自分が多めに払う(40.1%)
第2位 全部払う(29.8%)
第3位 割り勘(27.9%)
第4位 自分が少なめに払う(1.1%)
第4位 相手が全部払う(1.1%)
(※1)有効回答数362件。単数回答式

「多めに払う」もしくは「全部払う」を合わせると、およそ7割の男性が女性よりも負担額が多いということがわかりました。割り勘派はそんなに多くなく、やはりデートでは男性が多めに支払うという価値観が圧倒的のようです。しかし、そんな状況に対して、男性の本音はいかに!?

実は割り勘にしたいと思っている男性は結構多い

Q.デートでの支払い、実は割り勘にしたいと思いますか?

思う(41.5%)
思わない(58.5%)
(※1)有効回答数253件(「全部払う」「自分が多めに払う」と回答した人)

「思わない」と宣言する男性がやや多いものの、「本当はそうしたいんだけど……」と心の片隅で思っている男性は少なくない模様。続いては、「割り勘でいいじゃん……」と内心思ってしまうデートについて、率直に話してもらいました。(※1)

「割り勘でよくない?」と思ってしまうデートとは

女性の態度が悪い

・「女性の性格が理想とかけ離れていたとき。例えば挨拶や礼儀、他人に対しての振る舞いが著しく悪いなど」(33歳/電機/技術職)

楽しくないデート

・「会話が盛り上がらないで、相手がスマホばかりいじっている」(25歳/その他/販売職・サービス系)

払ってもらう気満々の女性

・「おごってもらって当たり前のような態度をとられると割り勘にしたくなる。嘘でも『少し出そうか?』とか聞いてほしい」(32歳/運輸・倉庫/その他)

どうせ相手の分まで費用を負担するのなら、気持ちよく出したいのは当然。「おごってもらって当然」といった態度、2人でいるのにつまらなそうにしていられたら、がっかりしてしまいますよね。「それなら割り勘で……」と思ってしまうのも無理はありません。

割り勘に対する女性の本音

そんな男性の思いに対し、女性が割り勘についてどう考えているのでしょうか? ここからは、女性に聞いてみました。

デートで割り勘はアリ?

Q.デートでの割り勘はアリですか?

あり(82.7%)
なし(17.3%)
(※2)有効回答数399件

割り勘派が少ないという実情に対して、女性の気持ちとしては「割り勘でいい」と思っている人が多数! これは、男性にとっては朗報ではないでしょうか。それでは、割り勘はアリ派・ナシ派、双方の意見を見てみましょう。(※2)

デートで割り勘がアリな理由

申し訳ない

・「1円単位までの割り勘は嫌だが、ざっくり割り勘にしないと申し訳ない気持ちになり、その気持ちから気軽にデートに誘えなくなるから」(27歳/医療・福祉/専門職)

負担をかけたくない

・「長く付き合うなら一方的な負担はつらい」(23歳/情報・IT/技術職)

当然のこと

・「おごってもらって当然なんて考えが甘すぎる。相手に失礼すぎる。割り勘で当たり前」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

割り勘アリ派の皆さんは、「毎回おごってもらうのは申し訳ない」という意見が多数でした。相手の年齢や収入額にもよるかもしれませんが、そこまで男性は気張らなくていいのかもしれません。一方で、ナシ派からはこんな意見も……。(※2)

デートで割り勘がナシな理由

誘ったなら払って

・「誘ったのが男性側からなら出してほしい。女性と男性では収入がちがうし、デートのための所要時間もかかっている。自分が好きな相手なら、自分から誘うし割り勘でもいい」(29歳/その他/その他)

払ってくれたほうが好意を感じる

・「払ってくれたほうが好意を感じる。割り勘の場合はそこまで好かれてないのかと感じる」(25歳/その他/販売職・サービス系)

カッコつけてほしい

・「レジの前、もしくはテーブルチェックだったとしても割り勘でまごまごするなんてダサすぎる。そちらが払うにしろ、こちらが払うにしろどっちでもいいが、デートで割り勘だけはない」(29歳/その他/その他)

男性からは「勝手なことを言いやがって!」という声が聞こえてきそうですが……基本的に割り勘ナシ派は、「男ならプライドを見せてほしい」といった男性の心意気を求めるものが多いようです。また、男性の見えないところで、女性はデートのために服やメイクなどにお金がかかっているという声も……。では最後に、女性が特に「これはない!」と思ってしまった割り勘にまつわるエピソードをご紹介しましょう。(※2)

ありえない! 失望した割り勘エピソード5選

きっちり割りすぎ

・「1円単位まできっちり割り勘させられて、電車代も自分のほうが高かったからといって半分請求された」(29歳/医療・福祉/専門職)

漂う不公平感

・「ご飯を食べに行ったとき、彼は2人前、私は1人前を注文したのに彼が端数分しか多く出してくれず、その上おつりまでもらっていた」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

割り勘にすらなってない

・「割り勘だと思っていた食事の際、相手はクーポンを出したからなのか、会計の際に私に割り勘より少し少なめのお金を渡し、会計には立ち会わなかった」(22歳/小売店/販売職・サービス系)

見栄は張る

・「店員の前では今日は俺が払うからと言って出してくれたのだが、お店を出てから半額請求された。毎回そうなので、ないなと思った」(28歳/その他/その他)

器が小さい

・「1円単位で多く払ってもらった際に、恩きせがましいことを言われた」(29歳/その他/秘書・アシスタント職)

ドン引きしてしまうものから、ちょっと笑っちゃうものまで並びましたが、やはり女性としては、割り勘にせよ払ってあげるにせよ、女性ががっかりするようなセコさや細かさを見せるのは避けたほうがよさそう。男性にはカッコよくいてほしいものなのです。

甘えるときは甘えて、でも男性に無理をさせすぎないように!

少しの金額であっても、お金のやりとりはセンシティブなトピック。男性が快く負担してくれるという場面では、決して当たり前と思わずに「ごちそうさま」と笑顔でお礼を伝えると、お互い気持ちいいですよね。くれぐれも、甘えすぎて男性を困らせないように気をつけましょう!

(真貝まどか)

※画像はイメージです

(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年7月10日~7月11日
調査人数:362人(22~39歳の未婚男性)

(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年7月1日~7月4日
調査人数:399人(22~34歳の未婚女性)

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