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「持たない暮らし」をはじめよう! シンプルライフを実現する5つの方法

橘夢人

生活していると、いつの間にか物が増えてしまいますよね。必要最低限の物だけを持つ暮らしに憧れている人や、実際に挑戦している人も多いのではないでしょうか。「持たない暮らし」にはどんなメリットがあるのか、どうすれば実現できるのかを、女性アンケートから探っていきましょう。

持たない暮らしとは?

実際に「持たない暮らし」に挑戦している人は、どのくらいいるのでしょうか? 女性のみなさんに聞いてみました。

「持たない暮らし」に挑戦している女性の割合

Q.余計な物を持たない暮らしに挑戦してみたことがありますか?

ある、または実践中(29.6%)
ない(70.4%)
※有効回答数395件

アンケートの結果、約3割の女性が「持たない暮らし」に挑戦したことがある、または実践中であることがわかりました。部屋がすっきり片づいていると気持ちがいいもの。物に囲まれた生活は便利ですが、できる限りシンプルに暮らしたいと考えている人も少なくないようです。

持たない暮らしのメリット・デメリット

では、「持たない暮らし」を実践すると、生活はどう変わるのでしょうか? そのメリット・デメリットを探るため、「持たない暮らしをしたことがある、または実践中」と答えた女性たちに、持たない暮らしをしてみてよかった点と困った点について教えてもらいました。

持たない暮らしのメリット

部屋が広く感じる

・「余計な物がないため、部屋が広く感じる。部屋の中がすっきりしていて、余計な情報が目に入ってこないため落ち着く」(29歳/医療・福祉/専門職)

掃除がしやすい

・「物が少ないので、掃除がしやすくなった。気分がすっきりする」(28歳/ホテル・旅館・アミューズメント/事務系専門職)

本当に必要か考える癖がつく

・「無駄な物を買わなくなった。本当に必要かどうかよく考えるようになった」(28歳/食品・飲料/その他)

節約につながる

・「余計な物欲がわかなくなり、節約になった。常にすっきりした気持ちでいられる」(26歳/医療・福祉/事務系専門職)

物が少ないと、その分部屋が広く感じられ、すっきりとした気分で過ごせるようです。また、本当に必要な物だけを吟味して買う癖がつくので「節約につながる」という意見も目立ちました。次に、デメリットも見ていきましょう。

持たない暮らしのデメリット

着る服がなくなった

・「捨てること自体が快感になり、服を捨てすぎて着る物がなくなったことがある」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

捨てたあとに必要になった

・「一度捨ててしまった本を読みたくなって、再び購入したことがある。吟味しないと後で同じ買い物をしてしまうことがある」(25歳/人材派遣・人材紹介/その他)

思い出の写真を見返せない

・「故人が写っている写真などは、少しくらい取っておけばよかったと思った」(30歳/その他/その他)

思い出の品など、代替のきかない物を捨ててしまい、後悔したという意見が目立ちました。また、服や本なども、捨てすぎると困ることがあるようです。ただ、アンケートの中には「特に後悔したことはない」という意見も。

持たない暮らしをはじめる5つの方法

多くのメリットがある「持たない暮らし」ですが、実践するにはまず何からはじめればいいのでしょうか。持たない暮らしを実践中のみなさんに、最初の一歩をどう踏み出したかについても聞いてみました。

持たない暮らしの最初の一歩は?

1年以上着ていない服を捨てる

・「服の整理。1年以上着ていない服を捨てることからはじめました」(34歳/その他/事務系専門職)

机の上の小物から捨てる

・「机の上の小物からはじめて、服などに取りかかった」(30歳/通信/事務系専門職)

使用頻度別に分類する

・「よく使う物、ときどき使う物、使わない物に分類することからはじめた」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

すぐに捨てない

・「今いらないと思っている物を袋にまとめた。まだ使うかもしれないので、いきなり捨てないようにした」(28歳/不動産/専門職)

また手に入るものから捨てる

・「本やCDなど、また手に入れることができる物から処分した」(27歳/自動車関連/その他)

クローゼットや机の上、本棚など、取りかかりやすい場所からはじめましょう。よく使う物、ときどき使う物、使わない物に分類することで、必要な物・不要な物を見える化できそうです。持たない暮らしを実現するカギは、物を増やさないようにすること。持ち歩く現金やカードを減らし、余計な物を買わないようにするといいのではないでしょうか。

持たない暮らしをすれば自分の「こだわり」が明確になる

余計な物を処分して、必要な物や気に入った物だけに囲まれて暮らせば、自分のこだわりも見えてきます。また、「自分が本当に大切に思っている物はこれだったんだ!」と気づくこともできるでしょう。この記事を参考に、あなたも持たない暮らしをはじめてみませんか?

(橘夢人)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年4月18日~4月21日
調査人数:395人(22~34歳の未婚女性)

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