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男ウケ間違いなし! 愛されメイクのポイントと詳しいメイク方法

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

女性の身だしなみのひとつ、メイク。「目を大きくみせたい!」「セクシーな口元にしたい!」など、なりたい自分に近づけるメイクもよいけれど、やっぱり男ウケも気になりますよね。今回は美容研究家でカラーアナリストの西田美穂先生に、男ウケするメイクのポイントを詳しく教えていただきました。

女性

どこがポイント? 男ウケメイク

花とコスメ

女性が男ウケを狙う場合、「かわいくなりたい」「キレイになりたい」と頑張ってメイクをしてしまうので、濃くなってしまいがち。しかし一般に男性は、濃いメイクが苦手です。では、ただメイクを薄くすればいいのでしょうか? 答えはNG。男性の濃いメイクが苦手というのは、濃く見えるメイクが苦手、ということ。本当にメイクを薄くしてしまっては、単なる手抜きメイクです。そこで、目指すのはナチュラル“風”メイク。男ウケメイクは、「ナチュラルに見えるように、しっかり作り込むこと」がポイントです。

男ウケする愛されメイクのやり方とは?

男ウケメイクのポイント、納得ですね。ではここからは、今日からでもすぐに実践できる「男ウケするメイク方法」を詳しく教えていただきましょう。
ファンデ

ツヤ肌ベースメイクの作り方

(1)CCクリームでベースを作る

ベースメイクで大切なのは、薄づき&ツヤ感です。それには、「保湿」がとても大切。ベースメイクに入る前に、基礎化粧品でしっかり肌を整えます。ベース作りに使うのは、BBクリームではなくCCクリーム。首から頬にかけての肌色となるべく近い色を選びます。CCクリームは、BBクリームよりテクスチャーが軽いので、厚塗り感のないナチュラルメイクになります。

(2)肌のお悩み部分のカバー方法

クマや小鼻の赤味などには、コンシーラーを使います。塗る範囲はなるべく最小面積で。もっと肌を補正したいなら、目の下の頬の逆三角ゾーンにリキッドファンデーションをのせてみてください。顔の中で一番面積が大きいこの部分がキレイだと、肌全体が美しく見えます。ファンデーションは、肌の上に直接指の腹で広げてから、スポンジでぽんぽんと叩いて馴染ませると自然な仕上がりになります。

(3)ツヤ感のある肌に見せる最後の仕上げ

肌の補正が終わったら、パウダーをのせます。色つきのものより、透明タイプがオススメ。大きいブラシでTゾーンを中心にのせますが、ツヤを出したい?はササッと薄目でOKです。最後に、クリームタイプのハイライトを?骨の高いところに入れて、立体感とツヤ感をさりげなく演出してベースメイクの完成です。

自然なパッチリ目になるアイメイク

(1)アイシャドウ

明るさとツヤ感を出すため、パール入りのピンクベージュをアイホール全体に広げます。上まぶたと下まぶた、両方の目尻側のキワにブラウンをアイライン状に入れます。アイラインを引くよりナチュラルに、目を大きく見せることができます。

(2)マスカラ

ボリュームタイプよりも長さの出るタイプがオススメ。ビューラーでまつげを根元から立ち上げてから、塗っていきます。まつげの根元にブラシを当て、横方向へ小刻みに5回動かしてから3秒固定し、上に向かってブラシを引き抜きます。これを、真ん中→目頭側→目尻側→真ん中の順で。こうすると、ナチュラルに目力がアップするセパレートまつげができ上がります。

(3)涙袋メイク

男ウケするアイメイクで、トライしてみてほしいのは「涙袋メイク」です。ペン型の涙袋専用コスメを使えば、下まぶたにスッと引くだけで完成。ピンクベージュのアイシャドウを使ってもOKです。黒目の下が一番太く5mm程度になるように、三日月の形を意識して入れましょう。下まぶたが自然にふっくらし優しい印象になります。

かわいらしさなら、ほんわかチークメイク

ナチュラルメイクを目指すなら、チークが浮いてしまっては台なし。男性に好まれるメイクにするなら、肌に馴染みやすくかわいい雰囲気のコーラルピンクを使ってみましょう。パウダータイプではなくクリームタイプで、?の中心から、少しだけ横長の楕円形を意識して、指でトントンと肌に広げます。笑顔の時に?にツヤマークができるのが理想です。

女性らしさを演出するうるツヤ・リップメイク

男性は、ふっくらした唇に魅力を感じるもの。ベビーピンクを少しオーバーリップ気味に塗り、唇の中央にだけ透明のグロスを重ねてみましょう。やりすぎ感のないぷるぷるリップに仕上がります。

男ウケしないNGメイク

男ウケするメイク方法がわかったところで、最後に男性が苦手なNGメイクについても教えていただきましょう。

赤リップ

(1)ファンデーションべったりの厚塗りメイク

メイクにうとい男性でも、ここだけは気にする男性は多いもの。特に、色白に見せようと首の色よりも白いファンデーションでマットに仕上げてしまうと、「お面みたい」「ケバい」の声が……。いろいろカバーしようと厚く重ねてしまうのもNGです。

(2)真っ赤なリップ

女性の間では旬のカラー、濃い赤リップ。流行色なので浸透してきているかと思いきや、「真っ赤=怖い」と感じる男性はまだまだ多い模様です。真っ赤な上にマットだと余計にそう感じるそう。

(3)不自然つけまつげ

なんと世の中には、つけまつげをしていても気づかない男性もいる模様。なので、しっかり着けてるなら大丈夫ですが、問題なのは、「外れかけ」の状態。見てはいけないものを見てしまったような気まずさで、残念な気持ちになってしまうとのこと。

(4)シャープすぎる「へ」の字眉

顔の印象を左右する箇所だからか、意外に見られているのが眉。眉の形には、並行眉、太眉、いろいろありますが、鋭角な眉山は機嫌が悪そうに見える、目つきが悪く見えるなどと不評です。

まとめ

男ウケメイクは、ツヤ感を重視してベースメイクをしっかり作り込むことが大切なんですね。アイメイクの紹介では、濃くなく自然なのにパッチリ目になれるテクニックが満載。男ウケするナチュラル風メイクは、やさしく女性らしい印象を与えるメイクでもあります。毎日のメイクにぜひ取り入れてみてくださいね。

(監修:西田美穂)

※画像はイメージです

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