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【精神科医が監修】ハロー効果を使って意中の人を振り向かせる方法

ゆうきゆう

「あの人は誠実そうだ……」「あの人は異性関係にだらしないにちがいない」……など。その人のことをよく知りもせず、「見た目」だけで判断した経験、あなたにもあるのではないでしょうか? 今回は、心理学における「ハロー効果」の影響力や恋愛で応用する方法について、精神科医・ゆうきゆう先生の解説を元に紹介します。

「あの人は誠実そうだ……」「あの人は異性関係にだらしないにちがいない」……など。その人のことをよく知りもせず、「見た目」だけで判断した経験、あなたにもあるのではないでしょうか? 今回は、心理学における「ハロー効果」の影響力や恋愛で応用する方法について、精神科医・ゆうきゆう先生の解説を元に紹介します。

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<目次>

ハロー効果とは

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まず初めに「ハロー効果」とは何か探っていきましょう。

(1)「ハロー効果」とは

ハロー効果とは、外見や職業などの属性=目立つ特徴が与える印象によって、実際の能力や性格に関係なくそういった部分まで高く評価されたり、逆に低く評価されたりといった認知バイアスのことです。

外見や職業だけでなく、している行動や言動、交友関係などに特徴的な情報があると「この人はいい人だ」「この人は頭のいい人だ」「この人は嫌な人だ」「この人は冷たい」というように認知バイアスがかかり、それに沿った評価を下しやすくなります。このように、見た目の印象で相手から高く評価されたり低く評価される現象を「ハロー効果」と言います。

(2)「ハロー効果」具体例

「ハロー効果」をもっとよく理解するための具体例を紹介します。ゆうきゆう先生に、日常シーンで見られる「ハロー効果」について挙げてもらいました。

たとえば出会いのシーンで「会社を経営してるんだ」「芸能人の○○とは知り合いでね」と自己紹介してきた人に対して、「お金持ちなんだろうな」「この人はすごい人だ!」と思い込んだ経験はありませんか? または口数が少なかったり寝癖がついている人に対して、「暗そう」「オタクっぽい」「だらしない」……と低く見たり、ネガティブな印象を持ったことはありませんか? こうした思い込みを最初に持つと、その後の言動も「やっぱりお金持ちなんだ」「やっぱりだらしない」といった具合に、評価に沿う部分に注目しやすくなるのが人間です。

また、タレントと広告の関係もそうです。好感度の高いタレントが使用している商品はポジティブなイメージを受けますが、好感度の低いタレントや不祥事を起こしたタレントが使用したり宣伝した商品はマイナスのイメージを受けやすいですよね? これもハロー効果と言えます。

「ハロー効果」を使った恋愛テクニック

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相手に与える自分のイメージを左右する「ハロー効果」。うまく使えば意中の相手に振り向いてもらえるかもしれませんね……。続いて「ハロー効果」を使った恋愛テクニックについてゆうきゆう先生に教えてもらいました。

(1)見た目を変える

女性らしさをアピールしたい場合、柔らかい素材・透け感のある素材・レーシーなもの・明るい色調など、素材感や色で女性らしさを感じさせるものを身に着けてみましょう。ファッションはわかりやすく「私がどんな人か」ということをアピールできるものです。もし思うような評価を得られていないのなら、普段身に着けているものを見て“自分がどんな人間だと周囲に発信しているのか”を見直してみるのがおすすめです。

女性らしさを感じるアイテムとして、スカートはもちろんおすすめですし、くびれを感じさせるウエストマークや少しタイトなシルエットを意識してみるのもいいでしょう。

(2)姿勢や動作を変える

どんなに美しい容姿をしていても、姿勢の悪さや動作のガサツさはいい印象を与えてくれません。座った時に足を開いたりすぐに腕組みや足組みをすると相手を拒絶しているような印象になりますし、とても横柄に見えることがあります。フランクな印象やだらしさなをアピールしたいのであればそれでもかまいませんが、もしきちんとした印象を与え誠実な対応をすべき相手と思われたいのであれば、姿勢や立ち居振る舞いの美しさを意識してみましょう。よく言われる「クロスの法則」(※)は女性らしさをアピールしぐさのひとつですのでぜひ実践してみてください。

※クロスする動きは「女性らしい」イメージを想起させることが心理学で分かっています。たとえば「足を組む女性」「身をよじる女性」はセクシーですよね。このように、「曲線+クロス」のしぐさで「女性らしさ」を演出することをクロスの法則と言います。

(3)話し方を変える

話し方は見た目に次いで人の印象を左右しやすいものです。ゆっくり話す人は落ち着いていて優しそうに見えますし、早口な人はせっかちで感情的になりやすいといった印象になりがちです。また、正しい敬語が使えるかどうか、相手のほうを向いて、目を見て話せるかどうかといった部分も大切なポイントです。普段から自分がどう話しているかを意識し、必要であれば話し方を変えることで、意中の男性へのイメージをUPできるかもしれません。

「ハロー効果」を恋愛で使うときの注意点

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「ハロー効果」を使った恋愛テクニックについて紹介しましたが、使い方によっては注意したほうがいい場合もあるようです。最後に「ハロー効果」を恋愛で使うときの注意点について紹介します。

(1)素の自分からかけ離れすぎる印象は×

ハロー効果は相手の好みに合わせた印象を与えることで恋愛でもかなりいい影響を与えることができますが、あまりにもかけ離れた印象を与えてしまうとそれを維持するのが難しくなります。素の自分とのギャップがありすぎると、最初に相手好みの印象を与えた分、かえって評価が下がるといったことも起こりかねません。ハロー効果を狙うにしても、無理のない設定にとどめておくことが大切です。

(2)いい面ばかりをアピールしすぎない

相手に好かれたいからといっていい面ばかりをしつこくアピールしてしまうと、逆効果になることがあります。特に言葉で自分がどんな人間かを語ろうとするときに陥りがちな失敗なのですが、自慢や自己主張の激しい人だと感じさせてしまうことがあります。「語らずに印象付ける」のがおすすめですが、見た目もやりすぎないように注意しましょう。

(3)与えた印象を壊さないよう「言動」に注意

ハロー効果でポジティブな印象を植え付けた後は、その印象を大きく壊さないことが大切です。相手の許容度にもよりますが、あまりにも真逆すぎる印象を与えてしまうとポジティブな印象からネガティブな印象に切り替わってしまうことも少なくありません。お嬢さま系のおしとやかな印象を与えた後に昔はヤンチャだった……なんて情報が出ることのないよう気を付けましょう。

もしネガティブな要素が自分にあるようなら、早い段階で控えめに「こういうダメなところもあったんだけど、今はしっかりしようと思って」などターニングポイントを伝えるなどしてフォローしておくといいでしょう。

まとめ

ハロー効果やハロー効果を使った恋愛テクニックについて紹介してきました。いかがでしたか? ゆうき先生からも注意があったように、恋愛でハロー効果を使う際は、あまりにもかけ離れたイメージを与えないよう注意しましょう。本当の自分を見せたときに、相手から大きく幻滅されてしまいますからね!

(監修:ゆうきゆう)

※画像はイメージです

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