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彼氏と喧嘩ばかりで疲れた! 原因と仲直りしたい時の対処法

石川未樹

彼氏と喧嘩ばかりで疲れたけれど、本当は仲良くしたい。喧嘩ばかりしてしまう原因は何なのでしょうか。今回は、心理コーディネーターの織田隼人さんが仲直りのコツを紹介。別れるべきか悩んだら、まずは読んでみてくださいね。

本当は仲よくしたいのに、顔を合わせる度に彼氏と喧嘩をしてしまう人がいますよね。喧嘩するほど仲がいいと言いますが、本当なのでしょうか? この記事では、喧嘩が多いカップルの相性や仲直りするポイント、喧嘩別れになる原因について、楽天オーネットの婚活アドバイザー・石川未樹さんに解説してもらいました。

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<目次>

喧嘩ばかりするカップルは相性が悪い?

喧嘩が多いカップルは相性が悪いのでしょうか? ここでは、喧嘩ばかりのカップルの特徴や今後の付き合い、喧嘩中に無視する男性の心理について教えてもらいました。

・喧嘩が多いカップルの特徴とは?

(1)相手の話を聞かない
(2)自分が1番正しいというスタンスで会話する
(3)相手を大事にしたいというより自分が大事にされたい
(4)マイペース気質が強く、自分のペースを変えられない、または変える気がない
(5)思い込みが強く、勝手に自分で完結する傾向が強い
(6)相手の立場に立って考えることをしない
(7)相手にばかり期待するお姫様モード&俺様気質のカップル
(8)自分が悪いと気づいても「ごめんなさい」が言えない
(9)会話のキャッチボールが苦手

ほぼすべてに共通して言えるのは、相手への配慮や思いやりが欠けているということ。自分のメリットばかりを追い求め、損得勘定のみで考えて行動してしまうカップルは喧嘩をしがちです。(9)の「会話のキャッチボールが苦手」に関しては、引っ込み思案な人もいるので、それ自体がいけないわけではありません。しかし、気持ちが伝わりづらいため、喧嘩が起きやすい傾向にあります。

・喧嘩ばかりのカップルは別れるべき?

喧嘩するほど仲がいいという言葉もあるように、喧嘩が多いからといって、一概に相性が悪いとは言えません。喧嘩をしても、相手をかわいいと思えるか、相手を愛せるのは自分だけと思えるかどうかが、相性のよし悪しの分かれ目です。価値観がピッタリ合う人にだけ魅力を感じるとは限らないので、お互いについて、「認め合えるか・許し合えるか・受け入れられるか」が大事になります。

・無視する男性の心理とは?

男性は「面倒くさい」ことが基本的に苦手です。面倒なことは、できれば避けて通りたいと考えているので、「……あっ。面倒だな」と感じると、気持ちにブレーキがかかってしまうもの。「そんなこと、いちいち言わなくてもわかるだろう。面倒だな」という気持ちや、自分に少々都合が悪いときは、弁解をするのが面倒で、ダンマリを決め込む男性がいます。また、男性はプライドの高い生き物です。明らかに自分が悪いと思っていても、素直に自分から「ごめんね」と謝るのはプライドが許さず、謝るきっかけを逃して、喧嘩を重いものにしてしまう男性が多い気がします。

仲直りするポイント

たとえ喧嘩しても、きちんと仲直りができれば問題ありませんよね。ここでは、喧嘩中に連絡をしない男性の心理や仲直りのコツ、喧嘩を減らす方法について話を聞きました。

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・連絡をしない男性の心理とは?

たいていの場合、喧嘩後、すぐに男性側からのアプローチは期待できません。なぜなら、上記のように「俺様モード」に入ってしまっている状態のとき、自分のプライドを守るために、自分のことを正当化する行為に走ってしまうためです。「絶対に自分が正しいから謝る必要もないし、相手からの出方を待つ」という男性が多くみられます。一方で、相手から別れを切り出されるのを恐れるあまり、連絡をすることができない臆病な男性がいることも事実です。しかし、どちらのパターンも、仲直りができないというわけでは決してありません。女性側が相手を理解し、その姿勢を見せることで、仲直りは十分可能です。相手に非があると思われる場合でも、今一度、自分自身について見直しましょう。

また、一方的に相手を責めるのではなく「私の○○は悪かったけど、あなたの△△もよくないよね」という言い方は、今後への前向きな姿勢が見て取れるのでオススメ。なにより、自分の意見の主張はしつつも、「あなたと仲直りしたい」という気持ちをさりげなくでも伝えておくことがとても大切です。

・絶対に覚えておきたい「仲直りのコツ」

「ごめんなさい」は、早ければ早いほどいいです。喧嘩をしたときは、相手の行動の原因や気持ちを聞かずに、独断で判断していることが多いもの。「○○だから、△△にちがいない」という思い込みをなくすために、まず話し合う機会を作ることが仲直りの第一歩です。喧嘩となってしまう原因は、気持ちのすれちがいが大半なので、「上手に自分の気持ちを伝えられなくてごめんなさい」というスタンスが何より大事です。


また、お互い仲直りしたいと思っているなら、あとはきっかけを作ること。意地を張っていても、事態は悪化するばかりです。直接言いづらい場合、LINEなどのSMSで謝るのもいいですが、最終的には絶対に会って話をすること。特に、自分の非を認識している場合は、誠心誠意謝る気持ち、そして今後どうしていくかを相手に伝えましょう。

・喧嘩を減らすために大切なこと

まずは、自分の気持ちを素直に伝えることが大切です。お互いの気持ちは、言葉にしなければ伝わらないもの。「察してよ!」と思う女性の気持ちとは裏腹に、女性の気持ちをうまく「察する」ことができる男性は多くありません。だからこそ、「あなたのことが知りたいのは、あなたのことを誰より理解したいから」という気持ちを言葉にして伝えましょう。

また、相手を責める前に、相手を不愉快にしてしまった言動はなかったか、振り返ることも大切です。そこから、相手を思いやる気持ちが互いに芽生えていきます。

喧嘩別れになる原因

喧嘩がヒートアップしてしまい、勢い余って別れてしまうことがありますよね。そこで最後に、別れに直結する喧嘩の原因と喧嘩中にしてはいけないことについて解説してもらいました。

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・別れに直結する喧嘩の原因

(1)相手を蔑むような言動
(2)元彼と比較して、「前の人のほうがよかった」と言う
(3)今さら努力してもどうにもならないことばかりを求める(家柄、学歴、身長、家族構成など)

恋人同士であろうと、夫婦であろうと、この領域だけは侵してはいけません。この一線を守らなければ、関係性は崩れるものだとしっかり胸に刻んでおきましょう。

・喧嘩中にしてはいけないこと

▼「あなたとの未来が見えない」と言う

相手を理解する気がないと受け取られます。

▼ボディタッチを拒否

生理的にあなたを受け付けられないと思われてしまいます。

▼一緒にいることが苦痛という態度や言動

やり直す気があると思ってもらえません。

▼話し合う機会を作っても、場所を喫茶店など、外を指定する

仲直りをしたいという気持ちがないと受け手側は感じます。

どんな状況においても、まず、相手と今後どうしていきたいのか、という気持ちの整理をしましょう。感情的になって相手を責めたり、受け入れる気のない態度を長引かせてしまっているあなた。自分自身が別れを引き寄せているということを、忘れないでください。そして意外と重要なのが、話し合いの場所。いつも会っている場所とちがった場所を指定することで、男性の心理的に「受け入れられてない・拒絶されている」と感じることが多いです。仲直りするときは、なじみのある場所を指定しましょう。

また、仲直りしたいという気持ちがあるなら、「素直になること」が1番の近道です。そして素直になることは、「愛される女性」への道にも続いています。くれぐれも、お忘れなく。

まとめ

喧嘩が多くても、相性について心配する必要はないことがわかりました。また、喧嘩の内容や原因より、アフターケアが大事なようです。自分に非があることを認識している場合は、早めに謝りましょう。さらに「彼のことを大切に思っている」ことも伝えることで、以前より愛情が深まるのではないでしょうか。まちがっても、相手を傷つける発言には気をつけましょうね。

(監修:石川未樹、文:ウーマン編集部)

※画像はイメージです

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