知らないうちに不法投棄しちゃってない? 女子に聞く! 不要な家電の処分方法
一度購入したら寿命の長い家電製品ですが、これを処分するとなったとき、あなたはどうしていますか? 冷蔵庫・テレビ・洗濯機・エアコン……以上4つは「家電リサイクル法」の対象で、ポイッとゴミ捨て場に捨てるとなんと不法投棄となってしまいます。ということで、そんな家電の処分の方法について女性のみなさんにアンケート。今回は耳に慣れない「家電リサイクル法」のカンタンな説明も交えながら、コメントを紹介していきます。
無料で処理・売る・知人に譲る
・「無料回収のサービスを調べて、取りに来てもらう」(31歳/その他/クリエイティブ職)
・「まず知り合いに必要な人がいないか確認し、いなければリサイクルショップへ売る」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「ヤフオクで売る」(34歳/医療・福祉/専門職)
・「フリマアプリで格安で売却する」(28歳/金融・証券/事務系専門職)
次に使ってくれる人に家電が渡る、これが本当のリサイクル!? たしかに、無料で処分が済むなら、それに越したことはありませんね。ただし、業者を利用する場合は要注意! 廃品の無料回収を謳う業者の中には、回収する家電を積んだ段階で高額な費用を請求する「無許可」のとっても悪質な違法業者がいます。下調べは入念に。
お店・引っ越し業者に依頼
・「家電量販店で引き取ってもらいます」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「引っ越しのとき、引っ越し業者に相談して買い取るか破棄してくれる業者を選び、やってもらう」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「新しいものを購入したお店で引き取ってもらう。多少費用がかかっても一番楽なので」(30歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
「処分」の場合、お店には自社製品の引き取りの義務があることはご存知でしたか? つまり、処分したいその家電を購入したお店に連絡すれば、引き取りの依頼をすることができるのです。引き取りサービスを行う親切な引っ越し業者もいますが、処分の方法に困ったときは、まず、購入先のお店に連絡してみてはいかがでしょうか。
そのほかにも、こんな意見が……
・「コンビニでリサイクル券を買って、ネットで予約して出す」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「お金払って処分する。そんなに大きくないものは分解して燃えないゴミに捨てる」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
冒頭に述べたとおり、「家電リサイクル法」対象の冷蔵庫・テレビ・洗濯機・エアコンはゴミ捨て場に捨ててはいけないモノ。つまり、この4つは粗大ゴミとしては扱ってもらえないということ! コレは捨てていいの、アレはどうなの……混乱してわからないという方は、自治体に電話して聞いてみるのが一番。遠慮せず、きちんと聞いて対応したいですね。
まとめ
いかがでしたか? 近年ではリサイクルショップやオークションが手軽に利用できるようになったので、家電の寿命がまだまだ長そうだったら、売っ払っちゃうのも一つの手かもしれません。ただ、品質によっては売れない可能性が大いにあるので、最良の方法とはちょっと言いにくいです。「家電リサイクル法」は、リサイクルのために、お店・メーカー・消費者にそれぞれの役割を分担するという内容です。家電の回収に費用がかかるのは、そのお金がリサイクル費にまかなわれているから。そのリサイクル料ですが、家電の種類やメーカーによって金額がちがってくるので、事前にチェックしておくといいかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答数145件(22歳~34歳の働く女性)