男性に聞いた! 自分が不妊原因だった場合、どうする? 「神に祈り始める」「相手に任せる」
男性側が不妊原因の半数を占めることが知られてきている、昨今。自分が治療しないと子どもが作れないということを知ったとき、男性は果たしてこの問題をどう対処するのでしょうか。社会人男性に聞いてみました。
Q.社会人男性に質問です。昨今、男性側が不妊原因の半数を占めることが知られてきました。将来、もしあなたが主な原因で不妊になったら、あなたはどうしますか?
「治療を積極的に受ける」42.1%
「彼女の意思に任せる」31.6%
「自然に任せる」13.2%
「離婚を視野に入れる」7.9%
「子どもは作らない」5.3%
■「治療を積極的に受ける」
・「自分の遺伝子は残したいので、必ず治療する」(32歳/機械・精密機器/技術職)
・「彼女のためにも治療を積極的に受けたい」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「正確に言うと、神に祈り始める」(36歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
不妊治療は精神的にも肉体的にもつらいことの多い治療。それでも自分と彼女のために、積極的に治療を受けたいと考えている男性が多くいました。男性不妊が知られるようになり助成金を出す自治体が出てくる等、昔よりは男性でも不妊治療を受けやすくなっている様子。まずは気軽に病院を訪れてみたり、治療がどのようなものかを調べたりする積極性は大事ですね。
■「彼女の意思に任せる」
・「相手に任せる。自分は養子でも構わない」(32歳/金融・証券/専門職)
・「女性主体は当然」(36歳/ソフトウェア/技術職)
・「自分からは強制できないので」(31歳/機械・精密機器/技術職)
治療が長引くと高額になりやすい不妊治療。またケースによっては、不妊治療で女性に過度な負担をかける場合もあります。それを自分のせいで強制するのは心苦しいと考える男性もいました。自分のせいで大好きな人がつらい目に遭うと思うと、男性だからこそやり切れないようです。
■「自然に任せる」
・「治療が奏功しないケースも考えられるので、状況によっては成り行きに任せる」(34歳/金属・鉄鋼・化学/その他)
・「子どもがすべての人生ではないから」(35歳/機械・精密機器/営業職)
・「仕方ないから」(38歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
治療したいのは山々ですが、それにかかってくる負担をカバーできる人ばかりではありません。症状が深刻ではなかったり、子どもがいない人生も考えられたりする男性なら、自然に任せるという選択肢をとるケースも。
■「離婚を視野に入れる」
・「彼女も子どもが欲しい願望があれば、尊重しなければならない」(33歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
彼女の夢や希望を第一優先に考え、ストイックに身を引こうと考える男性もいました。人によっては不妊治療がむずかしい場合もあります。夫婦協力体制で治療に臨めない場合は、こんな最終選択肢もありうるのかもしれません。
男性が治療を進めていく場合、女性のフォローを借りないことには進まないことも多いもの。それに引け目を感じる男性も世の中には多いようです。しかし、子作りは夫婦2人の協力態勢がなければ始まりません。お互いにフォローしあいながら、まずは病院を訪れてみることから、始めてみるのは大事かもしれませんね。
(ファナティック)
※マイナビウーマン調べ(2014年6月にWebアンケート。有効回答数38件。22歳~39歳の社会人男性)