働く女性にとって朝はとにかく忙しい。ブローやスタイリングと、できることなら朝のヘアセットの時間を短縮したいと思っている人は多いのではないでしょうか?
そんなドタバタな朝の救世主となるヘアドライヤーがパナソニックから9月1日より発売されます。夜のケアで翌朝の寝ぐせを抑えてスタイリングをしやすくする「ナイトキャップノズル」を新搭載したというヘアドライヤーの魅力を、発売に先駆けて行われたメディア向けの体験会で聞いてきました。
■翌朝の寝ぐせの抑制とスタイリングのしやすさまでかなえる新ドライヤー
髪を“乾かす”だけではなく髪の“ケア”ができるヘアードライヤーとして2005年に誕生したパナソニックのナノケアシリーズ。2019年にはナノイーと比較し18倍に水分発生量が増加した高浸透ナノイーを搭載したモデルを発売し、2025年3月時点で国内累計販売台数は1,800万台達成と人気を博しています。
ナノケアシリーズ発売から20周年を迎え、今年新たに登場するのが新搭載のナイトキャップノズルを用いた「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0K」です。
同社の調査によると、2022年に発売した現行品「EH-NA0J」モデル愛用者による使用直後の満足度は「満足」と「とても満足」と回答した人が65%に対し、持続性の満足度は「満足」と「とても満足」と回答した人が56%になることが判明。また夜のケアに関する調査では、半数以上の人が朝の寝ぐせを気にしていることが分かりました。これらの結果から、今回の新製品では持続性と寝ぐせケアに挑戦したといいます。
「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0K」は、高浸透ナノイーによるヘアケアと速乾をかなえた現行品「EH-NA0J」をベースに、新たに「ナイトキャップノズル」を搭載したことが大きな特徴です。
寝ぐせの原因の一つとしてあげられるのが“乾かしムラ”や“乾かし残し”。髪は濡れると水素結合が切れ、乾く時に再び結合する性質があるため、完全に髪を乾かすことが重要なのだそう。ナノイーシリーズでは絡みにくく速乾性のあるノズルを内蔵していますが、「ナイトキャップノズル」を搭載することによって、さらに細かくほぐしてより均一に乾かすことができるようになりました。
「ナイトキャップノズル」が作り出す風は全部で3種類。中心部からは直進性のある強い風、その周りを囲む4つの穴からは毛束を分ける四方の風、そして外側からは毛束の暴れを抑える弱風と、この3種類の風を合わせることで、髪の毛を広い範囲でほぐしながら均一に、さらに絡まない風で乾燥できる理想の風流れを実現したといいます。その風流れによって、ドライヤー使用直後はムラなく、まとまり良く、癖を伸ばして乾き、翌朝は寝ぐせの抑制とスタイリングのしやすさをかなえました。
体験会では、「ナイトキャップノズル」の有りと無しで風を当てた際の毛束の広がりの実演が行われました。実際に風を当ててみると、ナイトキャップノズルを装着している方が未装着よりも広がっていることが分かります。
さらに、風を止めてくしの通りを比較してみると、ナイトキャップノズルを装着している方は毛先まで滞りなくくしが通っていきました。
一方で未装着の方の毛束は、毛先にいくにつれひっかかるように。風流れだけでこんなにも差がでるなんて驚きです……。
タオルドライ後のおすすめの使い方を開発担当者に聞いてみると、まずはノズルをつけない状態で7割ほど乾燥させ、根元が乾いてきたら「ナイトキャップノズル」を装着して使用することで、直後はムラなく、まとまり良く癖を伸ばして乾燥させ、翌朝は寝ぐせを抑制してスタイリングのしやすい髪に仕上がるのだとか。
また、「ナイトキャップノズル」以外にも髪のセットに適した「セットノズル」と髪の量が多い人向けの「根元速乾ノズル」もセットになっているので、髪の多い人は最初に「根元速乾ノズル」で7割ほど乾かしてから「ナイトキャップノズル」で乾かすのがおすすめだと教えてくれました。
搭載モードは、自動で温風と冷風を切り替えて髪にツヤ感をキープする「温冷リズムモード」、地肌にやさしい温風の「スカルプモード」、周囲の温度にあわせて温風と冷風を切替えて毛先までケアできる「毛先集中ケアモード」、仕上げに一分顔にあてることでうるおいを保つ(※1)「スキンモード」と4つのモードを搭載。カラーは、「チャコールブラック」と「さくらピンク」、「ミストグレー」の3色展開です。
特に気になったのは淡いピンクの「さくらピンク」。さらに美意識を高めてくれそうなカラーで注目を集めそうな予感!
※1 一日約一分間、顔にあてることで、顔のうるおいを保ちます
■忙しい朝こそ賢くスタイリングを
様々な機能に加え、朝の厄介な寝ぐせ直しにアプローチする「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0K」は、働く女性の味方になること間違いなし! 忙しい朝を賢く過ごすために、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか?
(取材・文:吉川夏澄)