日本人は一生のうち平均で52日間も探しものをする─Zippo調べ
Zippo Manufacturing Companyは、「なくしもの」に関するグローバル調査を実施した。その結果、日本人は一生のうち平均で7万5,322分間、つまり52日間、なくしものを探すために時間を費やしていることがわかった。
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同調査は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、インド、中国(本土)、中国(香港)、韓国のさまざまな年代を対象にして、今年1月に実施。日本では1,002人(男性473、女性529)を対象に行われた。
同調査によると、大切なものを紛失した日本人の多くは感傷的な反応をすることがわかった。調査対象者の2人に1人(52.2%)はショックをうけ、3分の1(31.9%)はパニックになり、5人に1人(17.8%)は精神的な助けを配偶者や親に求めると回答している。大切なものをなくした心の痛みを分かち合うために誰かに電話をすると回答した女性は11%と、男性5.5%の2倍に達している。
日本人のなくしものトップ10は以下の通り。
1位:ペン
2位:現金
3位:財布・小銭入れ
4位:書籍、ノート
5位:ライター
6位:自転車
7位:衣類
8位:車の鍵
9位:宝飾品
10位:携帯電話
物を探すのに日本人が費やす時間は他の国と比較すると短く、1カ月あたり平均76分で、調査対象10カ国の中、第7位だった。最も多くの時間を費やすのは中国人で154分、続いて香港が129分、インドでは118分間となっている。
一方、同調査から日本人の謙虚な一面も見受けられた。日本で他人の財布を拾っても、86.6%の人は現金を抜き取ることなく持ち主に返すと回答した。
さらに、なくしてショックが大きいものについて質問したところ、日本人の5人に1人近く(17.1%)は、交際相手に振られた場合に最も精神的なショックを受けると回答している。次に、毛髪がなくなること(14.4%)、失態を犯して同僚からの尊敬を失うこと(13.9%)と答えている。
※この記事は2014年04月08日に公開されたものです