お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

間違えている!お辞儀のマナー「歩きながら会釈はNG」「階段は同じ段でおじぎ」

社会に出ると、お辞儀をする機会はそれこそ山のようにでてきます。しかし、する機会は多くても、きちんと学ぶ機会がなかったという人も多いはず。この機に“正しいお辞儀のマナー”をおさらいしてみましょう!

【ノックは“絶対”3回以上! 意外と知らないお茶出しマナー】

基本的なお辞儀の種類

お辞儀と一口に言っても、いくつか種類があります。お辞儀にも、いわゆる“レベル”のようなものがあり、角度によって使うシーンを分けることができます。

1.会釈

一番軽く行われるお辞儀です。腰を15度程度曲げて行い、廊下ですれ違う時などに使われます。

2.敬礼

ビジネスシーンでは一般的なお辞儀で、腰を30度ほど曲げて行います。別の部屋に入る時や、来客に対しても使われるお辞儀です。

3.最敬礼

ビジネスシーンでは重要な場面に使われ、腰を45度曲げてお辞儀をします。敬礼よりさらに丁寧に行うお辞儀で、冠婚葬祭のシーンでも使用されます。

社内で使用するお辞儀は、このうちの「会釈」と「敬礼」が多いと思います。社内を歩いていれば自然と他の社員と顔をあわせることも多いですから、まずはこの二つを特に意識して覚えておくとよいでしょう。

シーンごとのお辞儀の仕方

・社内で上司とすれ違う場合

この時に行うお辞儀は「会釈」ですが、簡単にできる会釈だからと言っておざなりに行ってはいけません。すれ違いざまに歩きながら会釈をするのはNGです。

上司が相手の場合、一度きちんと立ち止まってから会釈を行いましょう。また、相手が来客者の場合も同じです。

・階段ですれ違う場合

階段で、自分が下から上へ上っている時なら良いですが、上から下に降りている時に上司とすれ違う場合ですと、そのままお辞儀をするのはマナー違反です。

階段でお辞儀をする時は、相手が通りやすいよう脇によけ、相手が自分と同じ段に来てからお辞儀をしましょう。決して、相手に対して上の位置からお辞儀をしてはいけません。
・自分が座っている場合

ビジネスシーンでは、自分が座っている時にお辞儀をする場面もでてきます。しかし、座ったままのお辞儀はマナー違反にあたることもあります。

NGシーンで多いのが、相手が立っているのに、自分が座ったままでするお辞儀。相手が立っているのであれば、それに合わせて自分も立ち上がり、お辞儀をしましょう。また、何か仕事で作業をしている時でも、優先すべきは相手です。きちんと立ち上がり、姿勢を正してから、しっかりとお辞儀をしましょう。

会社で、お辞儀についてしっかりと一から教えてくれるところは少ないです。社会人は「できてあたりまえ」と思われていますので、この機会に一度自分のお辞儀についておさらいをしてみてはいかがでしょうか?

※この記事は2013年07月27日に公開されたものです

SHARE