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いま、注目のUターンって? フルリモートをきっかけに、地元に戻った女性の「理想の暮らし」

最近、よく耳にする「Uターン」や「Iターン」という言葉。コロナ禍でフルリモートワークができる会社が増えたことから、一気に注目を浴びるようになりました。しかし、「興味はあるけど、なかなか一歩を踏み出す勇気がでない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マイナビニュース会員1,000名にアンケートを行い、Uターン・Iターンのメリット・デメリットを調査。さらに、地元・愛知県へUターンをした女性にインタビューを実施し、Uターンの実態について詳しく話をうかがいました。

Uターン・Iターン女子に聞いた「地方に住むメリット」とは?

「Uターン」とは進学や就職などで地元を離れていた人が、住み慣れた地元に戻ってくること。「Iターン」とは主に都心に住んでいる人が、地元以外の場所へ移住することを指します。リモートワークが“新しい働き方”として定着したことから、仕事を続けながらでも住む場所を変えられるので、大きな注目を集めるようになりました。

では、実際にUターンやIターンをした人はどのくらいいるのでしょうか。今回マイナビ会員に聞いたアンケートでは、「Uターン・Iターンを経験したことはありますか」という質問に対し、「はい」と答えた人は260人。なんと約4人に1人が、UターンやIターンを経験しているようです。具体的にUターン・Iターンを経験してよかったことを聞くと、さまざまな意見が集まりました。

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学生時代の友人と気軽に会えるようになって、休日をもっと楽しく過ごせるようになりました

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地元を離れる前まで気づかなかった、地元のよさを再認識しました

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人口密度が高くないので、公共交通機関やショッピングセンターを利用しても密にならず、ゆったり過ごせます

自由回答をみていると、Uターン・Iターンでは友人関係などのソフト面だけでなく、住環境などハード面でもメリットがあるようです。

ここまでいいこと尽くしのUターン・Iターンですが、環境が変わるので苦労することもあるでしょう。そこで、実際にUターンをして地元・愛知県で暮らすAさんにリアルな意見をお聞きしました。

勤務地の東京から、地元・愛知へ! 「Uターンは、私にとってごく自然な選択」

Aさん
愛知県出身。就職を機に東京へ移住。23区内のマンションで暮らしながら、Webマーケティングの仕事に携わる。勤務していた会社がリモートワークの本格導入を進めたことから、Uターンを考えるように。現在、名古屋市内で独り暮らしをしている。

――Uターンをする前、どのような生活を送っていましたか。

大学卒業後、就職を機に上京して、7年間は東京で暮らしました。上京5年目にいま勤務している会社に転職して、いまも同じ会社で働いています。東京での暮らしは人が多いことに嫌気がさすくらいで、それなりに楽しかったです。

――Uターンを考えるようになったきっかけは?

東京のマンションが手狭だったのでもう少し広い家に住みたかったのと、地元・愛知に友人が多いことですね。あと、東京に住んでいるとなかなか実家に帰ることができないので、もっと気軽に実家に帰れたらいいなと思いました。転職した会社は以前からリモートワークで勤務できましたが、コロナを機にフルリモートワークを推奨するようになりました。

――それでUターンを決意したのですね。

決意というほど大げさなものではなくて、いつかは地元に戻りたいと思っていたので。私にとって、Uターンはごく自然な選択でした。

田舎と都会が両立した程よい距離感。愛知県は最高に住み心地のよい場所

――いつ愛知県にUターンをしましたか?

2020年の夏頃です。名古屋市内に1ルームマンションを借りました。私はWebマーケティングの仕事をしているのですが、現在はフルリモートワークです。実は会社の同じチームのメンバーもUターンをしていて、みんな住んでいる場所がバラバラなんです。そのせいか、オンラインで会議をしていても全然違和感がないですね。

――生活面での変化はありましたか?

まず、住環境ががらりと変わりました。東京は家賃が高く部屋も狭かったのですが、東京と同程度の家賃で、1.5倍ぐらいの広さのマンションを借りることができました。それから、東京ではランチが1,000円前後するお店が比較的多い印象でしたが、いまのほうが少しお得に食べられている気がします。あと、気軽に実家に帰れるので母からお米や野菜をもらうことも多いですね。おかげで食費をかなり抑えられています(笑)。

Sさん

Aさんの実家ではお米を栽培しているそう

――Uターン後に、新しく始めたことはありますか。

たくさんあります。私はアウトドアが大好きなのですが、東京に住んでいたころは、家が手狭だったこともあり……道具を揃えるのも大変でした。一緒にアウトドアを楽しめる友だちもいなかったので、半ばあきらめていましたね。でもいまは、地元の友だちを誘ってキャンプに行ったり、川で遊んだりとしょっちゅう出かけています。

サップ

三重県でSUP(サップ)をしているAさん

東京と違って車を持っている人が多いし、何よりも近場に自然豊かな場所がたくさんあります。以前から興味があったSUP(サップ)を始めたり、友だちのガラス工房に足を運んだりと、新しいことに挑戦できているかもしれません。SUPは岐阜県や三重県で行うことが多いのですが、名古屋から車で1時間~2時間ほどで行けるので、アウトドアも気軽に楽しめます。

Sさん

愛知県にある、Aさんの友人が運営するガラス工房

――Uターンのメリットをどこに感じていますか。

何か新しいことをやりたいと思ったとき、共有できる友だちがたくさんいるのがうれしいですね。地元の友だちに「こういうことに興味があるんだ」と話すと、友だちつながりで紹介してくれることも多いんです。実は、いま所属している地元のバスケットボールチームも友だちに紹介してもらいました。

――では、愛知県のよさはどこにあると思いますか。

人のよさと身近に自然がたくさんあるところ、そして経済的にも豊かなところです。東京に比べて人同士のつながりが深いので、周りの人がいい意味でおせっかいを焼いてくれます。それに、日本のど真ん中にあるので、岐阜や静岡といった近県はもちろん、東京や大阪にも移動しやすいですね。

そして、愛知県には世界有数の自動車メーカーの本社があります。経済的にも豊かな地域なので、仕事面でもメリットがある方はたくさんいらっしゃると思います。

――逆に、愛知県に戻って困ったことはありますか。

しいて挙げるなら、好きなアーティストのライブが名古屋で行われないことがあることです。東京や大阪開催でもライブに行くことはできますが、やはり地元で開催されないのはさびしいですね。これは交通の便がよい、愛知県ならではのデメリットかもしれません。

――地元・愛知県で叶えたい夢はありますか。

愛知県は本当に魅力的な地域で、地元に戻ってからますます好きになりました。同時に、地元の友だちと会話していると、「東京に比べると遅れている部分もあるな」と感じています。そこで最近、副業として友だちと一緒に“地元企業のDX化を支援する取り組み”をスタートしました。

Sさん

副業をしている会社のメンバーとともに、地元企業のDX化について打ち合わせをするAさん

この取り組みを進めていって、地元企業の発展に貢献することが私の夢です。もちろん、プライベートではこれまで通り、やりたいことにチャレンジしていきたいですね。

――最後に、Uターン・Iターンを検討している方にメッセージをお願いします。

あまり構えずに「住みたいと思ったところに住んでみる」のがよいと思います。愛知県はとにかくアクセスが便利で、生活に必要なものがコンパクトにまとまっているので、住みやすい場所だと思います。ぜひUターン・Iターン先として検討してほしいです。

「わたしらしく」働く・暮らせる。理想のライフスタイルを愛知県で叶えよう!

Aさんが話してくれたように、愛知県は住み心地がよく魅力にあふれています。なかでも物価が安く、特に家賃水準は東京の5割程度※1で、住宅地の平均地価も東京の3割以下※2という調査結果が出ているほど。また、交通網が発達しているので、電車・飛行機・車で全国どこに行くにも便利です。

さらに、製造業を中心に優良企業が多く、1人当たりの県民所得が全国2位※3と抜群の経済力を誇っています。ほかにも、「子育てがしやすい」「給与水準が高い」「趣味に使える時間が多い」など、愛知県の魅力はたくさんあります。

もちろん、理想の生活スタイルは人それぞれ。なかには「自分に合った暮らし方が知りたい!」と思っている人もいるかもしれません。そこで愛知県では、県内への移住を考えている人に向けて「愛知の住みやすさ発信サイト」を運営しています。

※1 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)結果」(2021年)
※2 国土交通省「令和4年都道府県地価調査」(2022年)
※3 内閣府「県民経済計算」(2018年度)

Sさん

理想の暮らし方を知りたい人は、ぜひ、「わたしごとライフスタイル診断」をチェックしてください。2択式の質問に5つ答えるだけで、自分にぴったりの「愛知のライフスタイル」が分かります。

わたしごとライフスタイル診断

ライフスタイル診断をはじめる

自分にぴったりのライフスタイルが見つかったら、マンガ「愛知のわたしごと」もチェックしましょう。「グローバル企業でやりがいを持って働く」「自分らしくタイムマネジメントして最先端企業で働く」など、「わたしらしさ」を叶える5つのストーリーをマンガでご紹介しています。

<マンガ>愛知のわたしごとを読む

いまの生活が物足りなくて、思い切って環境を変えてみたいと思っている人。いまよりももっと自分らしい働き方や暮らしを実現したいと思っている人。愛知県での暮らしは、そんな皆さんの期待にきっと応えてくれるはず。ぜひ、愛知県の移住を検討してみてはいかがでしょうか。

愛知の住みやすさ発信サイトをみる

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【「Uターン・Iターン」に関するアンケート】
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:1,000人
調査期間:8月20日(土)~8月22日(月)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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提供:愛知県

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