梅雨が明け、日差しが強くなると同時に気温もぐんと上昇し、朝起きた瞬間から「体が重い…」。仕事中も集中力が続かなかったり、なんだかいつもより疲れやすい…そんな感覚、ありませんか?朝、駅まで向かう道のりで滝のように汗をかいて、会社に着く頃には疲れ切っている。会社では冷房が強くて、逆に体が冷えてしまう。そんな会社員時代を何年も過ごしてきました。夏は楽しいイベントが増える一方で、気づかないうちに体力もメンタルもじわじわと消耗する季節です。「やる気が出ない」「前よりちょっと疲れが取れなくなっている」と感じるのは、ごく自然なことです。特に20〜30代は、仕事に慣れつつも、働き方や生き方に対してモヤモヤを抱えやすい時期。忙しい日々の中で、自分の「今」と「未来」にゆっくり向き合う余裕を持てない人も多いのではないでしょうか。ここでは、この夏、私らしく心地よく働くヒントを3つをご紹介します。一度立ち止まって、働き方を見直すきっかけになれば嬉しいです。1. 夏を乗り切る。生活習慣のヒントまずは、働き方を考える前に’’夏バテ対策’’でコンディションを整えることが大切です。気温や湿度の高さで自律神経が乱れやすく、体のだるさやイライラ、食欲不振などの不調が出やすいのがこの季節。こうした不調は、仕事への集中力やモチベーションにも大きく影響します。効果的な夏バテ対策は、「こまめな水分補給」「冷房との上手な付き合い方」「バランスの良い食事」「質の良い睡眠」が基本です。特に、家ではエアコンの設定温度を下げすぎないこと、冷たい飲み物ばかり摂りすぎないことなど、“冷やしすぎない工夫”が鍵になります。また、朝の軽いストレッチや早めの就寝、スマホの見すぎを避けるなど、生活リズムを整えることも効果的です。体が整うと、気持ちにも少しずつ余裕が生まれます。まずは自分自身を労わり余裕ができたら、これからの“働き方”を考える時間を作ってみてはいかがでしょうか。2. 会社の制度を上手に使う今の会社に、フレックス制度やリモートワーク、有給取得の推奨日など、柔軟な働き方をサポートする仕組みはありますか?実は、多くの企業が“多様な働き方”を促進し始めているものの、実際に制度を積極的に活用している人はまだまだ少ないのが現実です。その理由は、「周りの目が気になる」「なんとなく使いづらい」といった心理的なハードルがあるのかもしれません。でも、本来こうした制度は、健康的に、自分らしく働くためのツールです。たとえば、夏の暑い日には出勤時間をずらして通勤ラッシュを避けたり、週に1日は在宅勤務を取り入れて、出勤時の熱中症を防いだり。ほんの少しの工夫で、心と体の負担をグッと軽くすることができます。大切なのは、「制度は使ってこそ意味がある」というマインドを持つこと。そして、自分の働き方を会社任せにするのではなく、「選べる環境にいる今こそ、自分に合った働き方をデザインしていく」意識です。そうすることで、忙しさに流される毎日にも少しずつ余裕が生まれ、仕事への意欲や、自分のペースを取り戻すきっかけにもつながるはずです。3. 違和感を覚えたら、働き方を見直すチャンス生活習慣の見直しや、会社の制度を利用して、自分なりに働き方を変えてみても、「なにかが違う…」「今の働き方でいいのかな?」と感じたら、“働き方”を見直す必要があるかもしれません。もちろん、今すぐ仕事を辞める必要はありません。でも、「違う生き方・働き方もある」と気づくだけで、視野はぐっと広がります。たとえば、場所にとらわれず、自分のペースで働ける「在宅ワーク」もそのひとつ。Webデザインやライティング、SNS運用など、未経験からでも始めやすく、スキルを身につければフリーランスとしての道も開けます。私も猛暑の中汗だくで出勤し、帰宅後はぐったり。そんな毎日を過ごしながらモヤモヤしていた時、SHElikesを知りました。SHElikesは、WEBデザイン、マーケティング、ライティングなど、45以上のコースが定額で学び放題の女性向けキャリアスクールです。仲間と励まし合えるコミュニティがあったり、無料体験会で実際のレッスンを試せる環境があり、安心して始めることができました。入会後は、学ぶだけでなく、実際の仕事にチャレンジできる環境があるのも魅力のひとつです。私はSHElikesを通じて、働き方だけでなく、日常の見え方も変わりました。たとえば、ライティングのスキルを学んでからは、日常のちょっとした出来事も「記事にしてみようかな」と感じるようになり、今まで当たり前に見ていた日常の風景が、少し違って見えるようになりました。「もっと自由な働き方がしてみたい」「新しいことに挑戦してみたい」と思ったら、まずは情報を集めてみるだけでも◎今の働き方が全てではありません。選択肢が広がることで、心にもゆとりが生まれていきます。この夏 “私らしい働き方”を探してみませんか?気温の上昇とともに、なんとなく感じる「疲れ」や「違和感」それは、体だけでなく心からのサインかもしれません。この夏は、自分のコンディションを整えると同時に、“働き方”そのものにも目を向けてみませんか?今の職場にある制度を活用して、無理のない働き方を工夫する。あるいは、もっと柔軟で自由な働き方を目指して、新しいスキルを身につけてみる。正解は人それぞれですが、大切なのは「選択できる時代に生きている」という自覚を持つことではないでしょうか。働き方を見直すことは、単に「転職」や「大きな決断」をすることとは限りません。自分にとって心地いいリズムや環境をつくることで、毎日の生活が少しずつ、でも確実に豊かになっていきます。少し立ち止まって、自分の毎日を見つめ直す時間を取ること。それだけでも、これまで気づかなかった選択肢や、自分にとって本当に大切にしたい働き方が見えてくるはずです。この夏、自分の「これから」に少しだけ目を向けてみませんか?小さなきっかけが、未来の働き方を変える第一歩になるかもしれません。本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 emiさん)SHElikesについて自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちら