忙しい毎日では、ついついちょっとした家事は後回しになってしまいがち。リモートワークが増えて生活と仕事の境目が薄くなり、いざ休日になったら、もう家事をする気力もない。そんな経験のある方は少なくないはず。でも、どうせいつかやるべきことなら、もっと効率よく、無理なく回したいですよね。
そんな限られた時間のなかでストレスなく日々のタスクと時間を管理するコツを学べる本「『【マイナビ文庫】がんばりすぎないルーティン家事』(マイナビ出版・ryoko著)」が発売されました。
■家事の「ルーティン化」って?
そもそもルーティンとは、「決められた手順や一連の動作」「日常の仕事、日課」のこと。著者のryokoさんは、かつては家事の適度な区切りを付けられず、終わりが見えずにいつも時間に追いかけられていたそう。
ryokoさんは、仕事に家事に育児……と追われるなかで、自分の暮らしに必要なことを最適なタイミングで行う家事の「ルーティン化」=「ルーティン家事」を取り入れました。結果、時間に追われない暮らしが実現できたのです。
家事の流れを習慣化して、体で覚えるのが「ルーティン家事」。余計なルールや決まりごとを作る必要もないので、義務感やストレスなく自分の時間を作ることができるのです。床にものを直接置かないことで、掃除が短時間で終わります。
■平日と週末、それぞれにルーティンを設定
「どうやってルーティン化をはじめたらいいの?」とお悩みでも、大丈夫。まずは時間の流れの違う平日と週末の実際の暮らしをご紹介。
6:30起床、6:40お弁当と朝食の準備、7:00朝食のように、使う時間とやることがざっくり写真付きで整理されているので、今日からでも始めることができます。もちろん、自分の生活に必要なところを取り入れるだけでOK!
■ルーティンを支える環境づくりのヒントもたくさん
水まわりは週に一度のしっかり掃除を。できることなら綺麗に保っておきたいけれど、ルールを作りすぎると毎日の生活に組み込むのは難しいもの。プラスアルファでがんばりすぎなくてもいい環境を整えておくことで、ルーティンが持続可能になります。作業工程を箇条書きで書かれているのでカンタン。
掃除や収納、毎日の買い物……。やるべきことは日々積み重なっていきますよね。コツは理想に縛られすぎず、がんばりすぎないこと。そんな心がけを楽しく学べます。
見えないところはがんばりすぎない! ざっくり収納でルールに縛られるストレスからも解放されます。フォーク、スプーン、お箸ぐらいのざっくり感で気楽に。
■台所仕事のルーティン化で、もっと平日ラクする!
毎日食べるごはんですから、どんなに忙しくても「美味しい!」と感じる余裕があると素敵ですよね。無理のない範囲で台所仕事を回すルーティンがあれば、支度と片付けはパパッと済ませて、もっと平日ラクすることができるはず。
仕事に育児に忙しいと、家事だけをするのは難しい毎日。日々やるべきことに追われている方には、やるべきことを無理なく快適に続けていくための習慣作り=「ルーティン化」がおすすめです。やるべきことを自分の生活によりフィットさせるコツをチェックしてみてくださいね。
<この本の目次>
1章 ラクするために辿り着いた家事のルーティン化
2章 我が家のルーティン家事
3章 ルーティンを支える暮らしの心がけ
4章 ルーティンを取り入れた台所仕事
5章 自分にとって最適なルーティンを組み立てる
■書籍情報
『【マイナビ文庫】がんばりすぎないルーティン家事』(ryoko著)
定価:1,078円(本体980円+税10%)
発売日:2023年2月22日 判型:文庫判/フルカラー ページ数:168ページ
Amazon.co.jp
『【マイナビ文庫】がんばりすぎないルーティン家事』(ryoko 著/マイナビ出版)
〇ryoko
福岡で、夫と小学生2人の男の子の4人で暮らす。
平日はフルタイム勤務で働きながら、いつでもすっきりと暮らす様子がインスタグラムで人気に。
(マイナビウーマン編集部)