鉛筆デッサン資格とは?鉛筆デッサンで仕事をするには?役立つデッサンに関する資格や仕事内容は?
鉛筆デッサンは、紙と鉛筆、消しゴムがあれば誰でも取り組めます。
年齢を問わず、いつからでも趣味として始められるところも魅力です。
そんな鉛筆デッサンで仕事するにはどのようにしたら良いのか、どのように活躍できるのかを解説します。
鉛筆デッサンとは
鉛筆デッサンとは、対象物をよく観察し鉛筆で輪郭や陰影などを正確に描くことをいいます。
使用するのは鉛筆のため、色のある対象物もすべてモノクロで表現されます。
鉛筆デッサンは水彩画などの下絵として用いられる場合もありますが、最近では鉛筆だけで表現した作品がTVやSNSなどで注目を集めており、人気です。
鉛筆デッサンで仕事をするには?
鉛筆デッサンは、特に資格がなくても仕事をすることはできます。
つまり、デッサンの知識や技術が十分にあれば、プロと名乗れるのです。
しかし実際にプロを名乗るには、デッサンが上手なだけではなく、基礎から理解している必要があります。
また指導する立場を目指すのであれば、指導する際のポイントや上達するためのコツについての知識も必要です。
カルチャースクールや教室で時間をかけて学ぶほか、通信講座でカリキュラムに沿って学んだり、資格を取得したりするのが近道です。
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鉛筆デッサンの仕事内容と活躍分野
鉛筆デッサンは、幅広い分野で役立ちます。
実際の仕事ではどのように鉛筆デッサンが活かせるのかを紹介します。
学校
学校の美術の授業ではデッサンは必須です。
デッサンは、対象物の全体をとらえたり細部を観察したりする力が必要で、美術の基礎として最初に学びます。
鉛筆デッサンは対象物を正確にとらえることが重要であるため、美的センスや才能の影響を受けにくいともいえます。
観察のコツがわかると、絵が苦手な生徒でもデッサンはできます。
そうすれば絵を描く際にも、対象物の観察の仕方や鉛筆での陰影の表現の仕方など、鉛筆デッサンの知識が十分に活かせるでしょう。
美術の授業がきっかけで、絵が好きになる生徒がいるかもしれません。
どのようにして鉛筆デッサンの魅力を伝えられるか、非常にやりがいのある仕事といえます。
一般企業
一般企業でも、鉛筆デッサンの知識と技術が活かせます。
カルチャースクールの講師として鉛筆デッサンを教えるのは、王道の働き方です。
他にも、設計やデザインの分野で鉛筆デッサンの知識と技術が活かせるでしょう。
カルチャースクールの講師
カルチャースクールでは、鉛筆デッサンのレッスンが人気です。
複数の教室を掛け持ちして活躍している人もいます。
カルチャースクールでは交渉によって働く頻度や給料も変わりますが、実績を重ねることで徐々に人気講師になれます。
生徒の募集などはスクール側が行うため、講師の仕事は以下のようなものです。
- レッスンの計画を立てる
- 必要な道具・材料の調達
- 授業
- 生徒からの質問に答えるなど
設計やデザイン業界
設計もデザインも、イメージしたものを絵に起こす必要があります。
正確に対象物を描く技術が身に付いてくると、構成力やバランス感覚なども一緒に養われていきます。
鉛筆デッサンだけでなく、分野に特化した学習を重ねることで、設計やデザインの業界でも活躍できるでしょう。
独立開業
他にも鉛筆デッサンの知識と技術を活かして、個人で教室を開いたり、イラストレーターや漫画家などとして活躍する道もあります。
自宅などで教室を開く
鉛筆デッサンは子どもからお年寄りまで誰でも習い事として取り組めるため、個人教室も人気です。
鉛筆デッサンに最低限必要なのは、紙・鉛筆・練り消しゴムですが、教室を開くのであれば以下のような道具も準備したほうが良いでしょう。
- カッターナイフ
- イーゼル
- スケール
- ガーゼやウェス
- 木製パネルやカルトンなど
作品の完成までに時間が必要な場合が多いため、描きかけの作品やモチーフをそのまま保管できるようなスペースも必要です。
集中して作業ができるよう、環境にも気を配りましょう。
また自分で教室を開く際には、生徒の募集や教室の経営も自分で行います。
地域の情報誌やホームページなどに、広告を出すと効果的です。
SNSなど無料で利用できるものを活用すると、コストをかけずに宣伝できます。
フリーのイラストレーターや漫画家として活動する
イラストや漫画を描く際にも、その基礎となるのが鉛筆デッサンです。
対象物の形や人物の形などが正しく描写できれば、それを活かしてイラストや漫画に応用できます。
フリーで活動するのであれば、正確さだけではなくセンスやオリジナリティも重要です。
鉛筆デッサンの知識や技術を基にして、さらなる勉強と努力が必要といえます。
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鉛筆デッサンの勉強・学習方法
鉛筆デッサンには、さまざまな学習方法があります。
それぞれの特徴を紹介しましょう。
書籍や動画などで独学する
鉛筆デッサンに関する書籍は、基礎から学べるものが市販されています。
鉛筆の削り方から持ち方、りんごなどの基本的なモチーフの描き方がくわしく解説されているため、テキスト的に用いると良いでしょう。
模倣して描き、うまく行くまで繰り返し練習するのが基本的な方法です。
さまざまなレベルに対応した書籍があるため、自分の学習度合いによって選択できます。
鉛筆デッサンの書籍は、2,000円前後のものが主流です。
1冊あれば、ある程度の知識はカバーできるでしょう。
無料動画でも、鉛筆デッサンをテーマにしたものが多数あります。
プロの講師から美大生によるもの、趣味でやっているものまであり、選ぶのは大変かもしれません。
いくつか気になる動画を見てピンとくるものがあれば、その人の他の動画を見るようにすると楽しく学習が進められます。
動画では具体的な鉛筆の動かし方がわかる上、どのような手順で描き進めていくのかなども学べます。
ただし、独学の場合は適切なフィードバックが受けられません。
自分がしている鉛筆デッサンが正しいのかさえわからないため、独特のクセが出てしまったり、直すべき部分に気がつかなかったりします。
自分の作品を他者に見てもらう機会を作るなど、工夫が必要です。
カルチャースクールや教室で学ぶ
カルチャースクールでは、鉛筆デッサンは人気のレッスンです。
カルチャースクールのレッスンはあらかじめ曜日や時間が決まっているため、自分が通えるレッスンを選択しましょう。
直接講師から指導が受けられる環境は貴重です。
カルチャースクールであれば、同じレッスンで学ぶ仲間の存在が刺激になります。
普段の生活とは異なる場所で取り組めるため、気持ちの切り替えや集中もしやすいのです。
カルチャースクールの費用は、月2回で5,000〜6,000円程度が相場です。
個人が開いている教室でも、鉛筆デッサンが学べるところがあります。
少人数制のところが多いため、より個別のアドバイスが期待できます。
個人の教室は、1,000円程度で体験ができるところから回数制や月額制のところまでさまざまです。
通信講座で学ぶ
鉛筆デッサンは、通信講座で学ぶ方法もあります。
通信講座であれば、プロの作ったカリキュラムを自宅で学べるため、日本全国どこでもクオリティの高い学習が可能です。
通信講座は、全くの初心者でも無理なく始められるようなカリキュラムになっており、
いつでも好きなタイミングで始められるというのもメリットです。
鉛筆デッサンの通信講座では、課題を提出して自分のデッサンを実際に添削してもらえます。
個別のアドバイスが受けられるため、上達への近道となるでしょう。
通信講座によっては、講座の修了と同時に資格が取得できるものもあります。
鉛筆デッサンの道へ進もうと思っているのであれば、資格は持っておいた方が有利です。
学びながら資格取得ができれば、かなり効率的です。
通信講座の費用は、20,000〜80,000円程度とさまざまです。
画材の有無や添削回数、資格取得の有無などが異なるため、自分が何を重視したいかによって選ぶと良いでしょう。
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鉛筆デッサンの資格|代表的な資格
鉛筆デッサンに関する民間資格はいくつかあります。
その中でも代表的な資格を紹介します。
鉛筆デッサンマスター
鉛筆デッサンマスターは、日本デザインプランナー協会(JDP)が認定する民間資格です。
鉛筆デッサンマスターとは
デッサンの理論や技術を理解し、さまざまな対象を描く技法をマスターした人に与えられる資格です。
材料や道具についての知識、描く際の姿勢など、基本を特に重視した資格のため、資格取得後は自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
鉛筆デッサンマスターの資格取得方法
鉛筆デッサンマスターの資格は、日本デザインプランナー協会が実施する鉛筆デッサン資格の鉛筆デッサンマスター認定試験に合格すると取得できます。
鉛筆デッサンマスター認定試験は、年に6回実施されます。
受験資格がなく在宅受験のため、受験しやすいといえるでしょう。
受験料は10,000円です。
また鉛筆デッサンマスターの資格は、協会が認定した通信講座でも取得できます。
試験免除のコースで学ぶことで、鉛筆デッサンマスターの資格が取得できるため効率的です。
絵画インストラクター
絵画インストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)が実施する民間資格です。
絵画インストラクターとは
絵画インストラクターとは、デッサン、スケッチのさまざまな技法や道具の的確な使用方法などの専門的知識、技巧を持つことが認定された資格です。
鉛筆デッサンの基礎だけではなく、技術的な部分の知識も必要です。
絵画インストラクターの資格取得後は、自宅やカルチャースクールで講師活動ができます。
絵画インストラクターの資格取得方法
絵画インストラクターの資格は、日本インストラクター技術協会が実施する絵画インストラクター(デッサンの資格)に合格すると取得できます。
試験は年に6回あり受験資格もないため、誰でもチャレンジしやすい資格です。
在宅受験のため、申し込みから結果の確認まで、すべて自宅で完結します。
受験料は10,000円です。
絵画インストラクターの資格は、通信講座でも取得できます。
試験免除のコースを選択することで、コースの修了と同時に絵画インストラクターの資格が取得できて人気です。
どの資格がおすすめ?
数ある鉛筆デッサンの資格の中でも、以下の2つは受験資格が必要なく比較的取得しやすい資格です。
基礎知識や技術を持っている証明になるため、持っておくと役立ちます。
鉛筆デッサンマスター
鉛筆デッサンマスターは、鉛筆デッサンに必要な道具や材料などについての知識や、実際の陰影の付け方などの知識が十分にあると認められた人に与えられる資格です。
肩書きとしても鉛筆デッサンに精通していることがわかりやすく、活用しやすい資格だといえます。
鉛筆デッサンマスターを取得すれば、自宅やカルチャースクールの講師活動も可能です。
SNSや動画配信を活用する場合にも、鉛筆デッサンマスターの肩書きがあると注目を集めやすいでしょう。
絵画インストラクター
絵画インストラクターは、デザインやスケッチの基礎知識や、さまざまな技法についての知識が認められた人に与えられる資格です。
具体的な技法を習得していることが認められているため、講師として活動する際にも活用できます。
インストラクターという名称もあって、教える活動をするのに適した資格だといえます。
鉛筆デッサンの資格を学べる通信講座
鉛筆デッサンを学ぶ方法はさまざまありますが、中でも基礎から学べて資格取得までできる通信講座が人気です。
以下の通信講座では、同時に2つの鉛筆デッサンの資格が取得できます。
試験が免除となるコースには、特に注目です。
鉛筆デッサンマスターW資格取得講座|諒設計アーキテクトラーニング
鉛筆デッサンマスターW資格取得講座は、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座です。
鉛筆デッサンマスターW資格取得講座では、『鉛筆デッサンマスター』『絵画インストラクター』の2つの資格が同時に取得できます。
通信講座というと、モチベーションの維持ができず続かないイメージがあるかもしれません。
鉛筆デッサンマスターW資格取得講座は初心者にもわかりやすいテキストで、段階を踏んで学習できます。
専属講師への質疑応答システムも整っているため、自宅学習でもつまずくことなく進められます。
1日30分の学習であれば約半年、短期集中で約2カ月での資格取得を目指します。
鉛筆デッサンマスターW資格取得講座には2つのコースがありますが、人気なのは試験免除のスペシャル講座です。
スペシャル講座では、基本講座に加えて1回の卒業課題提出があります。
この課題提出を終えコースを修了すると、自動的に『鉛筆デッサンマスター』『絵画インストラクター』の2つの資格が取得できます。
受験するとなるとハードルが高いと感じる人も多いでしょうが、スペシャル講座ならその心配もなく始めやすいですね。
資格取得 | 受講料 | |
---|---|---|
基本講座 | 資格取得に向けての対策ができる | 59,800円 |
スペシャル講座 | 確実に資格取得ができる | 79,800円(受験料込) |
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鉛筆デッサン資格取得講座|SARAスクールジャパン
鉛筆デッサン資格取得講座は、SARAスクールジャパンの通信講座です。
鉛筆デッサン資格取得講座では、『鉛筆デッサンマスター』と『絵画インストラクター』の資格が両方取得できます。
SARAスクールジャパンは、女性が元気で輝けるきっかけとなるようにと作られた通信講座です。
仕事や家事、育児などで毎日忙しい女性でも、日常のスキマ時間を利用して学習できるようなカリキュラムになっています。
必要なのは、1日30分。たったそれだけの時間でもコツコツ続けることで、約6カ月で資格取得することができます。
短期集中できる方は、約2カ月での資格取得も可能です。
忙しい女性には、特にプラチナコースが人気。
プラチナコースは試験が免除になるコースで、受講料も基本コースに2つの資格の受験料をプラスしただけと良心的です。
受験の申し込みなどの手続きもなくかかる費用が同じなのならば、プラチナコースを選択しない理由がありませんよね。
資格取得 | 受講料 | |
---|---|---|
基本コース | 『鉛筆デッサンマスター』『絵画インストラクター』資格取得に向けての対策 | 59,800円 |
プラチナコース | 『鉛筆デッサンマスター』『絵画インストラクター』の2つを取得 | 79,800円(受験料込) |
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