自分の意見をわかってもらうためのコツ「語尾にあいまい表現はご法度」
「自分の本心が相手にうまく伝わらない」と悩んでいる女性が多いようですね。自分の本心を的確に伝達できれば、社内の人間関係や恋愛もうまくいくはずですよね。よりよい人間関係を作るために、意思伝達方法のノウハウを紹介しましょう。
【言い訳するわけではないけど、誤解される言葉「若干」「かもしれない】
会話のテーマを明確にする
ほとんどの会話には、必ず「テーマ(主題)」があります。とりとめのない無駄話なら別ですが、相手に自分の考えをきちんと伝えたいのなら、相手に話しかける前に、会話のテーマを明確にしておく必要があり、それは重要な話題であればあるほど、絶対に必要な条件となります。
会話の目的をはっきりさせる
言葉のコミュニケーションには、会話する「目的」があるはずです。相手に自分の意見を述べる場合には、「相手に同意してもらう」という気持ちが強いのか、それとも「自分の意見を分かってもらう」ことが必要なのかによって、話し方も変わってきます。したがって、会話の目的をはっきりさせておくことが重要なのです。
会話の「起承転結」
話し方がまずいと相手は聞く気持ちを無くしてしまいます。相手の気持ちを引きつけるには、常に「何のために話すのか」を自問自答しながら話ことがコツです。
漢詩に「起承転結」という言葉があり、これは漢詩を4段階に区分した表現方法ですが、日本では落語や小説・漫画などの構成要素を表す基本原則として知られています。会話でも、「起承転結」を用いた話し方によって、会話自体に面白みが出てきて、相手が耳を傾けてくれやすくなるというわけです。
語尾にあいまい表現はご法度
重要な要件において、自分の主張を相手に理解してもらう必要があるときに、タブーとせねばならないのは、「あいまいな表現」です。特に、会話のフレーズの語尾には注意が必要です。
「~と、思うんですけど……」とか「……と考えています」という話の締め方では、相手が受ける印象が軽くなってしまいます。「~と、思います!」「以上が私の考えです!」と、きっぱりと自己主張をするようにしましょう。
ユーモアが大切
自分の意見に相手をうなずかせるためには、それなりの話術が欠かせません。そのためには、会話にユーモアを交えることが大切です。会話中に笑いが起こると、場が明るくなり、相手に親近感が生まれるものです。会話には、ポイントごとにユーモアを挟む工夫をしてみましょう。
※この記事は2013年12月18日に公開されたものです