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キャリアに迷った私が見つけた“書く習慣”

新年度が始まったのに、なんだか動けない。焦る気持ちだけが募って、ますます身動きが取れなくなっていく......。私もそんな春を過ごしたひとりでした。キャリアへの不安。

新年度が始まったのに、なんだか動けない。焦る気持ちだけが募って、ますます身動きが取れなくなっていく??。私もそんな春を過ごしたひとりでした。

キャリアへの不安。まわりとの比較。うまく言葉にできない焦燥感。そんな思いを抱えたまま何かを始めようとしても、空回りばかり。

「動き出すこと」ができず、余計に焦ってしまう。そんな日々が続きました。だからこそ私は、“動く”よりも先に、“整える”ことから始めてみることにしました。

「書く習慣」が自己理解を高めてくれる

私が取り入れたのは、1日15分だけ、ノートに気持ちを書き出すシンプルな習慣。

・眠れなかった理由

・モヤモヤしていること

・こんな風に過ごせたらいいな、と思うこと

ルールはたったひとつ。“正しく書こう”としないこと。

誰かに見せるものではないので、感じたままを、素直に、わがままに書いていい。言葉にならなかった感情を、そっと紙の上に出してみる。

それだけで「自分はこんなふうに感じてたんだ」と気づけたり、「じゃあ、次はこうしてみようかな」と、自然と前を向ける気持ちが湧いてきます。

私は雑貨屋さんで買ったお気に入りのノートに、大好きなアニメのキャラクターのステッカーを貼って、毎日ペンを走らせています。

「書く習慣」が自己理解を高めてくれる

続けていくうちに、「今日は何を書こう」と迷う日もありました。でも、書くことで自分でもよく分かっていなかったモヤモヤがスッキリしたり、小さな成長や変化を自分の言葉で褒めてあげられたり??。

ノートに書くことで、だんだんと自分の本音を見つけることができるようになりました。

カメラマンの私が気づいた、目に見えない「かんじんなこと」

私は普段、結婚式のカメラマンをしています。

「結婚しなくてもいい」と思っていた私が、結婚式の価値に気づいた理由|ohana | 星野リゾート

“目に見える”瞬間を切り取る仕事ですが、私が一番大切にしているのは、「目に見えない気持ち」に寄り添うことです。

撮影の合間にこぼれる会話。ふとした視線や、表情のゆらぎ。そんな小さな変化にこそ、その人の“本当”が表れていると感じます。

目の前で起きていることばかりに目を向けるのではなく、そういった目に見えないことも感じ取れるように意識しています。

そんなときに挙式のなかで牧師先生がお話していた『星の王子さま』の言葉がとても心に響きました。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」

写真と向き合うように、自分の心にも目を向けてみたら、あふれてきたのは、「このままじゃだめだ」の裏にある、本当の気持ちでした。

自分を知れば、キャリアの不安もブレにくくなる

キャリアに不安を感じるとき、「新しいスキルを身につけなきゃ」と焦ってしまいがちです。

でも、何を学ぶかよりも前に大切なのは、「自分がどんな人生を送りたいのか」「どうありたいのか」を知っておくこと。私にとってその第一歩が、「書く習慣」でした。

毎日ノートを開くことで、自分の感情や価値観に少しずつ気づけるようになり、「もっと柔軟な働き方がしたい」「撮影編集以外のクリエイティブの仕事に関わってみたい」そんな思いが、少しずつ言葉になっていきました。

そんなときに出会ったのが、女性のためのキャリアスクール「SHElikes」

SHElikesには、キャリアチェンジを目指す人だけでなく、「自分の“好き”を見つけたい」「理想のライフスタイルを叶えたい」そんな人たちがたくさん集まっています。

最初は「こんな私でもできるのかな…」という不安もありましたが、講座のひとつひとつに温かさがあって、まるで「だいじょうぶ!まずはやってみよう!」と背中を押してもらっているようでした。

なにより、「学ぶって、こんなに楽しかったんだ!」と気づけたことが、私にとって大きな収穫でした。

SHElikesで学んだ、マーケティングやプレゼンテーションの知識を活かして、職場で事業の戦略を提案したら、「資料がとても見やすかった」「戦略を考えるプロセスがしっかりとできていた」と上司からお褒めの言葉をいただき、とても嬉しかったのを今でも覚えています。

学びが自分自身の自信に繋がり、自分のなりたい姿が少しずつ見えてくるきっかけになると確信しました。

自由に選べる全45以上の講座

SHEikesは、デザイン・マーケティング・ライティング・動画編集・Web制作など、さまざまなスキルを“自分のペース”で学べるのも魅力的です。私はまず、新しいスキルを身に付けたくてWebデザインの講座を受けてみました。

長い講座を一気に受けるのではなく、章ごとにまとめられた動画をステップごとに視聴していくので集中力が続かなくてもあっという間に進めることができます。

動画やワークを通して「こんなこともできるかもしれない」と、自分の可能性を広げてくれる感覚があります。

学びだけじゃない、仲間とつながれる環境

月に1回のコーチングやコミュニティイベントで、同じように悩みながら前に進もうとしている仲間と出会えるのも心強いポイント。受講生同士の温かいやりとりや、コーチングでかけてもらった言葉に何度も励まされました。

「がんばりすぎなくてもいい。」「今の自分のペースでいいんだ。」と思えたことが、続けられている理由なのかもしれません。

“どんな自分でいたいか”から考えるキャリア設計

単なるスキル習得ではなく、「どんなライフスタイルを送りたいか」という視点でキャリアを考えられる。だからこそ、学びに対するモチベーションも自然と湧いてきます。

SHElikesに出会って、私はようやく「キャリア=スキルの棚卸し」ではなく、「自分を大切にする選択」なんだと気づくことができました。

焦って何かを始めるのではなく、自分を知る → 小さな一歩を踏み出す → 少しずつ視野が広がるこの積み重ねこそが、私の“迷わないキャリア”の土台になっています。

心機一転のために、今日からできる15分の習慣

「心機一転したい」「このままじゃだめだ」そんなふうに感じたら、まずは1日15分、ノートを開いてみてください。

書くことは、自分と対話する時間。

ペンとノートがあれば、今日からどこにいても始められます。

整えることは、止まることじゃない。

それは、次の一歩を踏み出す“最初の勇気”なんです。

なんだかモヤモヤする今も、きっと何かのサイン。だからこそ、比べずに、立ち止まりながらでも“自分のペース”で進めばいい。あなたのなかにも、きっと次の一歩につながるヒントが眠っているはずです。

まずは、“今の自分”を知ることから、始めてみませんか?その一歩が、きっと未来の選択を変えてくれるはずです。  

本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 ohanaさん)

SHElikesについて
https://cutt.ly/cwv7g0aJ

自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちらhttps://shares.shelikes.jp/

※この記事は2025年04月30日に公開されたものです

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