「2025年の恋愛・婚活トレンド」予測! 職場恋愛は、Z世代にとって新鮮⁉
利用者数No.1(※)のマッチングアプリ「with」を手掛けるwithと恋愛結婚を叶える「Omiai」を手がけるOmiaiは、Parasolが運営する未婚男女のマーケティング研究機関「恋愛婚活ラボ」と共同で、「with」「Omiai」を利用する男女へのアンケート・分析を行い、2025年の「恋愛・婚活のトレンド予測」を発表しました。
※出典:Sensor Tower2024年9月〜11月実績、主要マッチングアプリ5社比較
【1】恋愛部門
#ファミレス恋愛
「ファミレス恋愛」は、食料品などの物価上昇が続いており家計に余裕がない人が多くなる中、ファミリーレストランに代表される比較的安価な飲食店でデートを行うなど、出費を抑えたコスパ重視の恋愛を指します。
#フラット恋愛
「フラット恋愛」は、年収や社会的地位などのステータスや、生まれ育った環境などが近しい者同士の恋愛を指します。玉の輿を望む声が多い時代もありましたが、今は対等な関係を望む人が増えていることに加え、同じ価値観を共有し合えることで、価値観の不一致による喧嘩が起こりにくいことが考えられます。
#純粋恋愛
「純粋恋愛」は、お相手と真剣に向き合うことだけを考えた真面目な恋愛を指します。不祥事などが多発した世の中で、「遊ばない」のではなく「遊びたくない」といった人が多くなると考えられ、純粋な生結婚相手だけを探す、結果タイパ重視につながる恋愛スタイルと言えます。
#ミドル恋愛
「ミドル恋愛」は、生涯未婚率の上昇とともに増加した独身ミドル世代の恋愛を指します。ミドル世代専用のマッチングアプリや、ミドル世代の恋愛リアリティーショーが流行するなど、20代とは違う恋愛コミュニケーションや動機と共に注目も集まっています。
<「恋愛婚活ラボ」見解>
若い層では割り勘派も増えてきており、男性がエスコートしてご飯をご馳走して、という恋愛よりも、一緒に夜中コンビニに行ってアイスを買って食べるようなデートに憧れていたり、友だち同士のような、フラットな恋愛を好む若者も増えているように思えます。
相手のことを条件だけで判断するのではなくて内面や関係性を重視できるようになることは、その後の「結婚相手探し」にも有利になるため良い傾向かと思います。
また、マッチングアプリの広まりにより、離婚した男女が再婚相手探しを行うようになり、年齢が高くてもお相手を探しやすくなっているのも、ミドル世代の恋愛が流行している一つの要素かと思います。
【2】婚活部門
#租税回避婚
「租税回避婚」とは、婚姻関係を結ぶことで配偶者控除などの税制優遇や、所属している企業の福利厚生などを受けるための経済的メリットを重視した結婚を指します。その他にも、住まいや家計を共通にすることで固定費を抑えられるなどのメリットもあり、今後も加速すると考えられます。
#ステップファミリー婚
ステップファミリーとは、少なくとも一方の親が実子でない子を含む家族形態のことで、近年、離婚件数や再婚率、熟年再婚の増加に伴い、ステップファミリーとなる家庭も増加してきています。このまま離婚件数や再婚率が上昇すれば、ステップファミリー婚も一つのスタンダードになっていくのではないでしょうか。
#大谷婚
2024年に結婚を発表し、世間を大きく賑わせた大谷翔平選手。そんな大谷選手の幸せな結婚に触発され婚活をスタートさせる「大谷婚」は、2025年も継続すると思われます。
#たこやき婚
「たこ焼き婚」は2025年4月より開催される大阪・関西万博に関連した婚活を指し、人々の往来や交流が盛んになり婚活にも影響があると考えられます。
<「恋愛婚活ラボ」見解>
婚前契約を結ぶカップルなど、結婚をより合理的に捉えている夫婦は今後も増えると予想されます。また、ステップファミリーの方の発信もSNSなどで増えているため、柔軟な家族像の広まりの一つの選択肢としてスタンダードになることは予想されます。
大阪は特に女性の婚活が活発なので、東京に住んでいるけど将来は大阪に戻りたい男性との出会いなどが作られたらとても盛り上がりそうです。
【3】デート部門
#1.5次会デート
「1.5次会デート」は、仕事終わりのデートでは疲労もあるため、遅くならずに終電で帰りたいというニーズを叶えるデートです。ライフスタイルの変化もあり1軒目で帰る傾向が強まる中、食事が充実した1軒目としてもバーとしても利用できる飲食店が登場してきており、1軒目から移動しないことで長時間滞在しても終電に間に合うという理由から人気となっています。
#イマーシブフォートデート
「イマーシブフォートデート」は、映画やゲームのような世界観を再現したセットと演者の中で、自身が物語の登場人物となり、完全没入感(=イマーシブ)を味わうことができる施設でのデートです。新体験のドキドキで二人の距離も縮まることでしょう。
<「恋愛婚活ラボ」見解>
マッチングアプリなどの初対面との相手との出会いはお互い緊張してしまうので「短時間でサクッと」という出会いやデートは今後も人気が出ると予想されます。
1.5次会デートだけではなく、0.5次会デートとして、最初にカフェで30分ほどお話しし、話があえばそのままご飯、という方も多くいらっしゃいます。
また、食事だけだとなかなかお互いをよく知ることができないということで、イマーシブフォートや謎解きゲームなど、会話以外のエンターテイメントを挟むことでより親密になりやすいためとてもおすすめです!
【4】出会い部門
#職場
コロナでリモートに移行したのは2019年から。今の20代の多くは社会人生活のほとんどをリモートワーク環境で過ごしています。職場回帰も増えてきたこの頃、一周回って「職場」は目新しいものになっています。日常的にオフラインで過ごす職場は、新たな出会いの場所として機能しているようです。
#神社・寺社
神社や寺社で行われるマッチングイベントや御朱印集めを通じた出会いを指します。神聖な場所での出会いは、邪念がない真面目な出会いを得られるとの考えから人気を博しそうです。
<「恋愛婚活ラボ」見解>
最近はシェアオフィスなども増えており、会社の福利厚生で婚活支援のサービスもあるので、同じビルの違う会社の人との出会いも今後期待できそうです。
婚活はなかなか終わりが見えずに辛いことから、神社仏閣で神頼みする方もいらっしゃり、そういった方たちへ出会いを提供できるようなイベントはとても人気になると思います。
【5】モテ部門
#二刀流(副業・複業)
本業のほかに副業(複業)を行っている人を指す「二刀流」。継続する物価上昇や天災リスクなどの不安定な世の中で、本業以外の収入源を構築していたり、自己実現のために活動していたりする姿が、生き抜く力や頼りがいとして魅力に映っていると考えられます。
#AIモテ
ChatGPT など、様々なAIが台頭してきた2024年。業務やプライベートに効率的に活用している人も増えてきました。使いこなしている人は、先々を見通し時間を効率的に使おうという意識が高い人といえます。また、最先端のAI利用術を教えてもらう過程で共に過ごす時間が増え、互いを知る時間につながるのではないでしょうか。
<「恋愛婚活ラボ」見解>
恋愛は主に夜中に思い悩んでしまうことが多いため、夜中にいつでも何度でも相談できて即返事がもらえるAIはとても活用の余地がありますよね。
使い方によってはマッチングアプリのプロフィールやLINEのメッセージ添削なども簡単に行ってくれるため、AIをフル活用して素敵な出会いやパートナーシップ構築に繋げてもらえたらと思います。
【総括】
恋愛婚活ラボ所長 伊藤早紀氏より
マッチングアプリの利用が当たり前になった中で、マッチングアプリだけではなく職場での出会いや街コンなど様々な選択肢があり、また、結婚や家族の形も多様化され、ますます恋愛婚活は自分の意思で自由に選べる時代になりました。
恋愛・婚活は正解がない中で自分らしい選択・人の評価ではなく自分が納得いく選択をすることが幸せにつながりますので、AIやマッチングアプリなどツールを駆使して、多くの選択肢から最後自分の幸せを掴み取るために日々自分と向き合ってパートナーを見つけて欲しいなと思います。
2025年の新生活も応援しています。
調査概要
【2025年】婚活・恋愛トレンド調査
調査期間:2024年12月26日〜2025年2月10日
調査対象:マッチングアプリ「with」「Omiai」ユーザー
調査数:1,120名
調査方法:Webアンケート
(エボル)
※この記事は2025年03月26日に公開されたものです