約8割の女性が“なんとなく不調”を経験。ユニ・チャームが「女性の不調」を調査
ユニ・チャームは、ホルモンと体調の関係を把握する生理管理アプリ『ソフィ Be』の公開に合わせて、女性 724 人を対象に「女性の不調に関する調査」を実施しました。その結果、約8割の女性が“なんとなく不調”を理由とした悩みをかかえていることが明らかになりました。
不調の頻度と影響
Q. 1ヵ月間(1生理周期)のうち、不調を感じる時期はいつですか。
1ヵ月間(1生理周期)のうち、不調を感じる時期を7日ごとに区切って調査したところ、4人に1人の女性が2週間以上不調を感じており、半月以上は不調を感じていることがわかりました。
Q. 普段の生活の中で感じる不調について、どの程度悩んでいますか。
生理痛やPMSなど、女性特有の不調を理由に悩む人は多数いることが明らかに。また、症状別に悩みの度合いを調査したところ、そのほとんどにおいて、悩みを抱えている人が8割を超えていることが確認できました。
特に「小さいことでイライラする」といった症状に悩まれている人は88.5%、「急に気分が落ち込む・気分の浮き沈みが激しい」では89.4%、「疲れやすい・だるい」という症状に悩む人は 88.8%もいました。
Q. 普段生活して感じる不調の中で、一番気になる不調の症状が現れた時、どの程度自分の思い通りに行動できている、または普段通りのパフォーマンスを発揮できていますか。100%を自分の思い通りにできている状態とした場合でお答えください。
約9割の女性が「普段よりもパフォーマンスが低下する」と回答しました。
不調の要因理解の不足
Q. 普段生活している中で感じる不調の要因を知っていますか。
普段感じている不調や症状の要因について、「まったくわからない」が32.6%、「なんとなく思い当たるが、よくわからない」が40.7%と、多くの女性がその要因を把握していないことが判明しました。
Q. 普段生活している中で感じる不調は、毎月同じタイミングで定期的に起こっていますか。
不調は毎月同じタイミングで定期的に起こっているかを尋ねたところ、「毎月同じタイミングで定期的にあるものと不定期に起こるものの両方がある」と答えた女性が33.8%、「不定期に起こっている」と答えた女性が46.1%という結果となり、約80%の女性が不定期的な不調を経験していることがわかりました。
不調対策の課題
Q. 普段生活している中で感じる不調について事前に対策ができていますか。
普段の生活の中で感じている不調に対して、約8割の女性は事前対策ができていないと回答しました。
Q. 普段生活している中で感じる不調について事後に対策ができていますか。
また、症状が現れてからの対策についても、約6割の女性が対策できていないと回答し、不調の改善に向き合えていないことがわかりました。
Q. 普段生活している中で感じる不調に対して、事前に対策を行っていない理由として、あてはまる ものをすべてお選びください。
事前の対策を行わない理由として、「どう対策すればよいかわからない」が49.7%と最も多く、次いで「いつ不調が起きるかわからない」が37.4%、「不調が起きるのは仕方がない(諦めている)」が 33.8%という結果となりました。
調査概要
「女性の不調に関する調査」
調査方法:インターネット調査
調査対象:不調を感じたことのある15~49歳の女性 724人
調査期間:2024年8月
※この記事は2024年10月11日に公開されたものです