結婚しない女はずるい? ずるいと言われる理由や、独身を選ぶ女性の心理を解説
一生独身を選ぶ女性の心理
一生独身でいたいと思う女性は、なぜ結婚を避けているのでしょうか。考えられる心理を解説します。
(1)出産や育児をしたくないから
結婚すると夫や周囲から妊娠・出産を望まれ、プレッシャーになるケースもあります。しかし子どもは授かりものです。欲しいからといって、すぐにどうにかなるものではありません。
また、出産や育児などの大変さを考えると、踏み切れないと思う場合もあるようです。妊娠・出産はどうしても、母体にとって大きな負担が掛かります。育児によってキャリアを諦めざるを得ない状況に陥ることもあるでしょう。
子どもを持つ喜びより、そういったデメリットを重視した結果、結婚を避ける女性もいるようです。
(2)現在の生活が充実しているから
現在の仕事や趣味が充実しているから、結婚しなくてもいいと考えることもあります。
このタイプは、経済的にも精神的にも自立しているので、誰かを頼る必要がありません。逆に結婚によって、自分の好きなことがこれまで通りにできなくなると思う人もいるでしょう。
今の快適な生活を壊したり、無理に変えたりする必要はないと感じることから、結婚しないという選択をすると考えられます。
(3)束縛されるのが嫌だから
いつでも自分の思ったように自由に行動したいという場合も、結婚に前向きではないかもしれません。
結婚は基本的に、相手との共同生活です。家族に影響が出そうなことに関しては、事前に相談して了解を取っておく必要があるでしょう。そのため束縛を嫌うタイプの人は、自分が行動するのにいちいち他者に許可を取るのを窮屈に感じ、敬遠するのです。
(4)他人と深く関わるのが苦手だから
他人と深い付き合いをするのが苦手な女性は、交際相手との結婚に踏み切れない可能性があります。
夫婦として生活を共にすると、お互いに相手の嫌な面と向き合ったり、妥協せざるを得なかったりする場面が度々訪れます。そのようなディープな付き合いによって、人間的に成長する反面、つらい思いをする場合もあるものです。
また結婚後は、夫はもちろん、夫の家族とも深く関わる必要が出てくる場合が多いです。
このような理由から、1人でいた方が気楽なタイプや、深い付き合いを面倒に感じる女性は、結婚を避けたがることも多いようです。
(5)結婚に対して悪いイメージを持っているから
結婚そのものに対して悪いイメージを持っている女性も、結婚を避ける傾向にあるでしょう。
例えば友人の結婚生活がうまくいっていなかったり、自分の両親が不仲だったり。このような場合、結婚を「幸せなこと」とは思えなくなっている可能性があります。
また結婚によって、名字が変わってしまうのに抵抗感がある女性もいます。もちろん男性側が名字を変える選択肢もありますが、今のところ女性側が変える場合がほとんどです。
長年慣れ親しんできた名字でなくなるのが心理的に嫌というだけでなく、変更手続きの事務処理が面倒で、正式な婚姻は避け、事実婚を選択するケースも考えられるでしょう。