「何をすべきかわからない」約7割。“日用品のサステナブル”に関する意識調査
ユニ・チャームは、6月5日の「世界環境デー」に合わせ、20代〜60代の男女1,500人を対象に「日用品のサステナブルに関する意識調査」を実施しました。
「世界環境デー」の認知度は35%程度にとどまる
調査の結果、「世界環境デー」の認知度※は35%程度にとどまりました。
※「知っている」「名前を知っている程度」の合計
さらに内容まで理解する人は5.9%と、非常に低いレベルにとどまっています。
「衛生用品」購入者の約7割は、「サステナブルな行動」を志向
「日用品」(食品、衣服、洗剤)を購入する1割以上は「サステナブルな行動」を意識しているという結果に。その一方、「衛生用品」(介護用品・生理用品・育児用品・ペット用品)の購入者は、「サステナブルな行動」の意識は1割未満にとどまりました。
また「衛生用品」(介護用品・生理用品・育児用品・ペット用品)を購入する約7割は、「サステナブルな行動」のために、商品の選び方・使い方・捨て方などを考えた行動をしたいと思っていることがわかります。
一方、「衛生用品」は、多くの人が「サステナブルな行動」の意識はあるものの、何をしたらよいのかわからないと感じているようです。
半数は、「サステナブル/持続可能な生活」を意識している
回答者の半数は、「サステナブル/持続可能な生活」を意識していることがわかりました。
なかでも「介護用品」の購入者の約6割が、「サステナブルな生活」に関心をもっています。大人用紙おむつは子ども用紙おむつよりも大きさが大きく、ゴミの量も多くなることから、環境負荷を意識する傾向があると考えられます。
「サステナブルな生活」では、価格や行動に対する負担の少なさを重視
「サステナブルな生活」は、「商品の価格はあげてほしくない」「無理なく、自分ができそうなことから取り入れていきたい」が4割以上に。環境対応のためには価格や行動に対する負担の少なさを重視していることがわかりました。
また、「30代」及び「育児に関わる人」は「サステナブルな生活」について、価格を重視すると推測されます。
調査概要
調査対象者:全国の男女20〜60代。生理用品(ナプキン・タンポン・月経カップ等)/育児用品(子ども用紙おむつ)/介護用品(大人用紙パンツ)/軽失禁用品・用具(吸水・尿モレケアパッド)/ペット用品(ペットフード・トイレシート・猫砂など)を日常的に購入している人、それぞれ300名、合計1,500名に調査を実施。
調査期間:2024年5月10日〜5月13日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
(エボル)
※この記事は2024年06月10日に公開されたものです