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トイレの昔の言い方とは? 現代でも使われる別名や上品な言い方も紹介

にほんご倶楽部

現在も使われるトイレの別の言い方

トイレは今でも別の表現に言い換えることがあります。直接言いづらい時には、相手に合わせた言葉遣いを心掛けてみましょう。

(1)お手洗い

「手洗い」はいわずもがな、手を洗うことですが、トイレを指すこともありますね。これを丁寧に言ったのが「お手洗い」です。

男女問わず使いやすい上、トイレよりも直接的ではないため、幅広いシーンで使われる言い換え言葉でしょう。

(2)化粧室

「化粧室」は化粧や身づくろいをする部屋という意味があります。実際にトイレの洗面台で女性がメイクを直すことから、トイレに行くことを「化粧室に行く」と表現することも多いですよね。遠回しで上品な印象があります。

ちなみに前述のように「トイレ」は英語の「toilet」からきていますが、これはフランス語で化粧や身だしなみを意味する「toilette」が由来の言葉です。

(3)WC(ダブリューシー)

トイレの表記で一般的な「WC」とは、「water closet(ウォータークローゼット)」の略称。

ちなみに古い言葉であり、英語圏では現在はあまり使われていないそう。アメリカでは「bathroom」や「restroom」、イギリスでは「toilet」などを用いるといいでしょう。

トイレにはさまざまな呼び名が存在する

昔使われていたトイレの呼び名には、禅僧が由来の言葉が多くあることを紹介してきました。

他にも、当時川の上に板を置いたところで用を足していたことから「厠」など、その時代のトイレの形を元に呼ばれた名もあるのは、面白い発見ではないでしょうか。

現代でもトイレの呼び名はさまざまあるため、シーンに合わせて呼び名を変えてみてくださいね。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2024年05月10日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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