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「身が引き締まる思い」とは? 意味・使い方・言い換え表現を解説【例文付き】

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「身が引き締まる思い」の意味と正しい使い方をご存じですか? 耳にしたことはあるものの、実際に使ったことはないという人も多いかもしれませんね。

しかし、ビジネスシーンだけでなくプライベートでも使えるフレーズですので、正しい使い方を知っておけば役に立つ時が来るはず。

そこで今回は、「身が引き締まる思い」という言葉について解説していきます。また、使用するにあたって注意したいポイントや言い換え表現についても併せて見ていきましょう。

「身が引き締まる思い」の意味

「身が引き締まる思い」を辞書で調べてみると、以下のように記載されています。

身が引き締まる思い/身の引き締まる思い

反省したり感化されたりすることによって、緊張した気持ちになる、しっかりする、気合いが入る、などの意味合いで用いられる表現。

(出典:『実用日本語表現辞典』)

つまり、「身が引き締まる思い」とは、ある物事に対する気合いや、緊張している気持ちを意味する言葉です。そこには、あるきっかけによって芽生えた責任感や決意表明といったニュアンスも含まれているでしょう。

「身が引き締まる思い」の使い方【例文付き】

「身が引き締まる思い」は、主に誰かに期待された時や、決意表明をしたい時に用いる表現です。

例えば、昇進をして責任が重くなる時や、入社式・結婚式といった多くの人の前であいさつをする場面など、何かしらの抱負を語るようなシーンで使います。

また、決意表明だけでなく感謝の意味合いも含まれるため、ここぞという場面で使うのがおすすめです。

以下で例文を紹介します。

例文

・「厳粛な雰囲気の式で身が引き締まる思いをした」

・「先輩方から温かい応援メッセージをいただき、身が引き締まる思いでございます」

・「新しいプロジェクトを任されて、身が引き締まる思いです」

「身が引き締まる思い」を使う時のポイント

「身が引き締まる思い」を使う際には、次のポイントに注意しましょう。

(1)フォーマルな場面で使う

「身が引き締まる思い」という表現は、どちらかと言えば堅苦しい表現です。

そのため、普段の会話で使うよりも、多くの人の前でスピーチする時の言葉として用いるのが良いでしょう。例えば、入社式や結婚式など、フォーマルな場面で使うのがおすすめです。

(2)前後に理由を添える

「身が引き締まる思い」という表現を用いる際は、なぜそのような思いをしているのか、前後で理由を添えるのが好ましいでしょう。

例えば、「責任のある仕事を任せられ、身が引き締まるような思いです」といった、具体的なエピソードを交えることで、自分の気持ちを分かりやすく共有することができます。

(3)物事の始まりや節目で使う

「身が引き締まる思い」は、物事の始まりや節目で使うのがベターです。緊張している場面や、仕事を任された時に毎回使用していては、言葉の重みがなくなってしまいかねません。

そのため、新しいプロジェクトの始まりのあいさつや転職・退職・昇進といった節目の場面で用いるようにしましょう。

「身が引き締まる思い」の言い換え表現

ここからは、「身が引き締まる思い」の言い換え表現を3つ紹介します。

(1)「かぶとの緒を締める」

「かぶとの緒を締める」は気持ちを引き締めるという意味で、「身が引き締まる思い」の類語といえます。

戦に出向く前にかぶとの緒をしっかりと締めて、気合いを入れて出陣するといったニュアンスがあるため、大事な試験や重要な仕事に臨む時に用いるのがおすすめです。

(2)「気を引き締める」

「身が引き締まる思い」よりも分かりやすく簡潔な言い方として、「気を引き締める」と言い換えることもできます。

緊張していることや感謝の気持ちをカジュアルに伝えたい時に使うと良いでしょう。

(3)「決意を改める」

「決意を改める」とは、改めて気を引き締めて物事に取り組んでいきたいという覚悟と責任感を表す言葉です。

もともとあった意欲をさらに強めるといった意味合いがあるので、物事の始まりだけではなく中間地点でも使うことができるでしょう。

「身が引き締まる思い」は気合いと緊張を意味する言葉

「身が引き締まる思い」は、今後に対する気合いや緊張感を表すフレーズです。

例えば、何か仕事を任された時や、昇進・転職・結婚式といった人生の節目など、大勢の前で決意表明をするような場面で使うことが多いでしょう。

本記事を参考に正しい使い方を理解して、ここぞという時に「身が引き締まる思い」という言葉を使用してみてくださいね。

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※画像はイメージです

※この記事は2024年04月08日に公開されたものです

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